おもひで

だいありーの過去ログです。

14/02/21

 今週末も冷え込むとか。この寒さでは路面の雪がなかなか減ってくれないのが困りものです。

 「ウィザード・バリスターズ」6話。休日に立てこもり事件の人質となってしまった主人公。だが犯
人達の言動はどこかおかしくて・・・。
 主人公が毎度事件に巻き込まれることに関して、やはり作中の登場人物達からもツッコミが入
りましたか。もっとも某小学生名探偵はこれまでに何百回と殺人現場に遭遇していますから、そ
れに比べれば全く不自然じゃないのかもしれませんが(苦笑)。今回は伏線消化エピソードといっ
た内容でしたが、シリーズ後半はそっちがメインで弁魔士の仕事は二の次になってしまうんでし
ょーか。

 今年初の「ふぉとふぉと」更新。今回は「仙臺のすたるじぃ」宮城野区編の第二弾です。このテ
ーマを撮り始めた最初期・2010年4月に撮影したものも含めて、10年10月、10年12月、震災
後の12年5月、13年11月に撮ったものから抜粋しています。やっと震災前に撮影していたス
トックを消化できた・・・と思ったのは気のせいだったようで(苦笑)、まだ残っていたり。どんだけ
溜めていたのやらと自分でも呆れているところです。
 今回公開した写真を改めて俯瞰すると、震災前に撮ったぶんは割とタイトルに沿ったものを目
指していると思えるのですが(その意味では今回が最もノスタルジックな印象の写真が多いか
も)、震災後は方向性が随分変化していると実感。意識的にせよ無意識にせよ、震災は自分の
撮影スタイルにも大きく影響を及ぼしていることを再度確認する結果となりました。もっともレタッ
チで大幅に手を加えているので、どちらも現実離れした写真になっているのは一緒だったりしま
すが。今回は特にコントラストをかなり強調して、意図的にシルエットとなる部分を作るような仕
上げ方をしています。作為的すぎると感じられる向きもあるかもしれませんが、これも一つの模
索ということで。
 にしても、順調に撮影が遅れていて(笑)、ライフワークじみたテーマになりつつあるような。当
初はそこまで引っ張るつもりはなかったのですが、こうなったら続けられるだけ続けてみようと思
っています。


14/02/23

 まだ冬まっただ中という感じなのに、天気予報では早くも花粉というイヤ〜な単語が飛び交って
いてユーウツな気分に(苦笑)。

 今週の「咲-Saki-全国編」はお休み。

 「世界征服〜謀略のズヴィズダー〜」6話。主人公の通う学校に世界征服が可能になるお宝が
あるという情報を得て、組織のみんながこぞって転校してきて・・・。
 いつにもまして電波な展開だな〜と笑いながら見ていましたが、終盤に主人公が無理矢理やら
された謎ダンスのシーンが寒いうえに長くて、ちょっと引いてしまいました。予告でも使っていたと
いうことはスタッフお気に入りギャグなんでしょうけど、個人的には今ひとつ面白いと感じません
でした。とりあえず敵組織は単なるアホの集団という訳でもないようで、そろそろシリアス展開も
ありそう?
 あと、1話から話題になりながら一度も姿を見せていない主人公の両親(こう書くとまるで押井
作品みたいです)って、もしかすると敵組織のボスだったりするのかしらん、と邪推してみたり。

 「ハピネスチャージプリキュア!」4話。主人公の学校に転校してきたお姫さまヒロイン。だが極
度の人見知りゆえに自己紹介すらままならず・・・。
 少しはマシになったかと思いきや、やっぱり色んな意味で残念すぎるお姫さまプリキュアの人。
今期はどちらかと言うとこっちのほうが実質的な主人公のような。この子の成長物語がシリーズ
の主軸の一つなんでしょうか。てか、この子と同レベルでダメすぎる教師まで出てくるとか、この
世界にまともなキャラはいないんかい!でもどこか暗中模索気味だった前回までと比べると、や
っと作品のカラーが見え始めてきたようにも感じました。


14/02/26

 やっと気温が上昇してきたかと思えば、今度は花粉とPM2.5の脅威が。当分外出時はマスクが
手放せなくなりそうです。

 「中二病でも恋がしたい!戀」7話。修学旅行先で二人きりの別行動に出た主人公と中二病ヒ
ロイン。だが偶然にも幼馴染みヒロインと出くわして・・・。
 そう言えば、アニメに出てくる修学旅行って京都のイメージが強いですけど、九州というのは珍
しい気が。この作品の舞台が京都だからなんでしょうが、単にスタッフが取材旅行に行きたかっ
た場所というだけの可能性も?(笑)それはともかく、メインヒロインの嫉妬オーラが日に日に強く
なっている感じで、ともすればギスギスしそうなところをなんとかラブコメに踏みとどまっている印
象があったりなかったり。2期はシリアス路線に走らないとスタッフが明言しているので、この辺
が重い雰囲気になる限界点といった感じでしょうか。なんにせよ、またもリア充のバカップルぶり
を見せつけられる展開でした。

 「スペース☆ダンディ」7話。イケメンレーサーへの嫉妬心から、なんでもアリの宇宙レースに出
場することにした主人公だが・・・。
 まんま「コードギアス」スタッフによるパロディてんこ盛りのエピソードでした。大枠は「チキチキ
マシン猛レース」で、中盤の戦闘シーンは板野サーカスもどき、「イデオン」ネタも混ざりつつ、最
後は「暗黒神話」オチ(らしいです。私は残念ながら元ネタ未読ですが)と、豪華なスタッフを使っ
て目一杯バカなことをやっているのが贅沢すぎる回だったかと。や、この映像クオリティを他の作
品に分けてやったほうがいいんじゃ、と思えてしまうのですが(苦笑)、時にはこーいうスタッフが
全力で好きなことをやれる作品が一つくらいないと業界が閉塞してしまいそうですし、アリと言え
ばアリなのかな〜という気がしなくもない?(笑)

 「のうりん」7話。メインヒロインが育てていた大豆がやっかいな病気に。更に被害は畑の広範
囲に広がっていて・・・。
 農業のシビアさをかなりシリアスに描いていて、とても1話や2話と同じ作品とは思えない内容
でしたが、最後の最後でオチが全てを台無しにしてしまいました(笑)。てか、農業のことになると
主人公が卓越した見識を披露するので、普段の壊れまくった言動とギャップがありすぎて同一人
物に見えないような。どっちが本来の性格なのやら。
 今回やっとメインヒロインにスポットが当たって転校してきた理由も分かりましたが、やはり他
のキャラのアクが強すぎて個性が弱い印象は変わらないような。残り話数で再び日の目を見る
機会はあるのでしょうか。

 「鉄道むすめ」に仙台空港アクセス鉄道のキャラが新登場。三陸鉄道の久慈ありすは人気キャ
ラとして今なお地元に多大な貢献をしていますが、そういうキャラになれるのやら。
 http://www.kahoku.co.jp/news/2014/02/20140226t12034.htm


14/02/28

 2月最終日は4月並の暖かさに。けれども明日からは真冬の寒さに逆戻り?

 「ウィザード・バリスターズ」7話。研修でアメリカへと渡った主人公達。そのついでにカナダの実
家へ帰ることにしたが・・・。
 冒頭で提示された事件はおまけ程度で、主人公の境遇にまつわるエピソードでした。とはいえ
話はまだ続いているみたいなので、次回で何かしら深く関わってくるのかもしれませんが。1話か
らずっと性格の悪さばかり描かれていた同僚のヒロインがやっとデレモードに入ったようですけど
(笑)、これを機に主人公と良いコンビになるのやら。

 仙台の宮城県立美術館で現在ミュシャ展をしているというので先日見に行ってきました。一昨
年に見たフェルメール展はとても感動したので、今回もそれを期待して、という部分は少なから
ずあったり。
 ミュシャと言えばアール・ヌーヴォーを代表する一人で、名前は知らなくても絵はどこかで一度
は見たことがあるかと思いますが、今回展示された絵の総数からすると、意外とアール・ヌーヴ
ォー調で描かれたものは少ない印象でした。元々は本の挿絵や劇場のポスターを描いていたそ
うで(画家というよりイラストレーター?)、写実的なものから菓子の包み紙、宝飾品のデザインま
で、幅広い芸風を持っていたことを今更のように知ったり。カラーで描かれたものの美しさもさる
ことながら、習作で鉛筆とホワイトだけで描いたものですら見事に立体感を表現していて、その
技巧に圧倒されたりも。何より、写真撮影が日課で、モデルにポーズをとらせて撮り、それを元
に絵を描いていたというのはちょっと驚きでした。それらの写真も今回展示してあったのですが、
さすがに構図が上手で画集だけではなく写真集も見てみたいと思えました。
 そして晩年は祖国の民族運動に貢献する傍ら、哲学や精神世界的な方向を模索するようにな
ったそうですが、その時期に描かれたものは地獄絵図にも似た鬼気迫るものが多く、個人的に
は正直アール・ヌーヴォー調よりも惹かれるものがある印象でした。もっとも、ああいう画風はぱ
っと見で目を惹くのでインパクトの強さに圧倒されただけかもしれませんけど。それでもやはり、
ある種の執念や怨念すら滲ませる暗い絵の中に一筋の光明を描く作風は、神懸かり的な素晴
らしさがあると感じました。ただ芸術家って晩年はえてしてそういう方向へ行ってしまう人が多い
気も?精神的なバランスが危うくなりそうでちょっと怖い感じがしなくもなかったり。ともかく、一昨
年に続いておおいに刺激を受けた企画展でした。
 http://www.pref.miyagi.jp/site/mmoa/exhibition-20140118-s01-01.html

 ちなみに次回の企画展は「手塚治虫&石ノ森章太郎」展だそうなので、これまた是非とも行か
ねば(笑)。


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