おもひで

だいありーの過去ログです。

14/06/01

 6月に入っても真夏の暑さが継続中。県内では幾つも山火事が発生していて(自然発火?)ち
ょっと怖い状況です。ちなみに今月の写真は平泉で撮った夕暮れの田んぼです。

 「ご注文はうさぎですか?」8話。みんなで温泉プールへ行くことに。だがスポーツ万能に見える
ツインテールヒロインは意外にも泳ぐのが苦手で・・・。
 待望の(笑)水着回。スタッフもここが勝負どころと理解しているようで(苦笑)、コンテ・作画とも
スタジオの実力派をそろえて妙にクオリティの高いエロさが漂うエピソードになっていました。つー
か日常系アニメで、レイアウトもさほど媚びたものはないにもかかわらず、ここまで色気あふれる
映像というのも珍しいような。どんだけフェチなスタッフが集まったのやら(笑)。Bパートでは主人
公達が制服のまま雨に濡れて色っぽかったりと、眼福づくしの30分でした。良きかな良きかな。

 「棺姫のチャイカ」8話。チャイカを騙る盗賊団と遭遇した主人子達。チャイカ本人の希望で、騙
されたふりをして一味の隠れ家に泊まるが・・・。
 今後の展開に繋がりそうな伏線が幾つも提示された回でした。チャイカを追う軍人達が自分の
任務や国のありように疑問を覚えたり、似顔絵は全然似てないのにチャイカの正体がバレたりと
いった展開は「すてプリ」でも同じ描写がありましたけど、ある意味セルフオマージュ?「すてプ
リ」はシリーズ後半で価値観の逆転があって、ファンタジーだと思っていたらSFだったという種明
かしが実に見事でしたが、「チャイカ」のほうもそんな展開になるのでしょうか。

 「ハピネスチャージプリキュア!」18話。常連客がお弁当屋で結婚式を挙げることになり、主人
公達も色々と協力することに・・・。
 手作り感あふれる結婚式にするという発想は良いと思うのですが、唐揚げでウエディングケー
キはさすがに無理ありすぎるよーな。ブーケトスが敵の乱入でうやむやのまま終わったりと、主
人公達の満足げな様子に反して微妙な感じの残る結婚式だったように思えました。
 ここまで話が進んでも今期は作画が荒れ気味ですけど、前作までの作画スタッフはあまり残っ
ていないのでしょうか。単にスケジュールの問題だけではなく、全体的に作画レベルが落ちてい
る気がします。いっそ全編CGにしてしまったほうが安定するのでは(苦笑)。


14/06/04

 真夏のような暑さもそろそろ一段落?西からじわじわと梅雨前線が北上しているようです。

 「キャプテン・アース」9話。基地指令の娘にして、あらゆるシステムをハッキング可能な天才ハ
ッカー少女。敵宇宙人カップルはその能力を危険視して・・・。
 メインヒロインであるはずの褐色娘はいまだ殆ど見せ場がない一方、ほぼ一人で無双状態の
ハッカーヒロインがいよいよメインヒロインになってきたような。今回彼女がやった作戦は、これ
が通用するのならもはや敵宇宙人カップルは永遠に敗北決定のような気がするのですが、作品
的にはそれでいーのやら。主役ロボットがまたも出番のないまま早くも人類の勝利が見えてきた
ような状況になっていますけど、マジでここからどう話を広げるつもりなのやら。

 「ラブライブ!2期」9話。ついに迎えた予選決勝当日、関東は大雪に見舞われて交通機関が
麻痺してしまい・・・。
 前回の前振りでアニメ化前にリリースしたシングルで一番人気の曲を歌うとファンの多くが予想
して、実際クライマックスはその通りだったのですけども、そこに至る過程がなんとも・・・。秋葉原
が舞台なのにBパートでいきなり八甲田山の雪中行軍が始まって、「これって壮大なギャグ?」と
思ってしまいました。元々荒唐無稽な展開の多い作品ではありましたけど、シリアスに盛り上げ
ようとしてツッコミどころのオンパレードってのは、いくらなんでも酷すぎるよーな。あれだけ矛盾
点ありまくりな描写を誰もおかしいと指摘しなかったのでしょうか。てか、もしかしてスタッフ全員
本物の雪を見たことがないの?(苦笑)感動的なライブシーンで帳消しになった感はありますが、
ストーリー自体は稚拙さが露呈した回だったと思います。

 PSPが今月で生産終了に。PSVitaに役目を引き継ぐと言ってますけど、直接的な互換性はな
いのにその表現はどうなんでしょ、と思ってみたり。ただ、さすがに発売から10年もたてば引退
はやむなしといったところでしょうか。
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/20140603_651484.html


14/06/06

 岩手も今日梅雨入り。しばらくはジメジメした日が続きそうです。

 「彼女がフラグをおられたら」9話。暗殺騒動から逃れたのもつかの間、主人公は全ての謎の
鍵を握る仮面をつけた少女と再会し・・・。
 すっかり別作品のようなシリアス展開に。と言うか話の規模がどんどん大きくなって、ちゃんと
収拾がつくのか心配になってきました。やはり主人公が妄想した中二設定といったメタっぽいオ
チにでもしないと、1クールで終わらせるのは厳しいような(笑)。CMで繰り返し公言している「駄
々甘ラブコメ」という宣伝文句はブラフだったのでしょーか。

 OVA「ガンダムUC」の最終巻が発売されました。当初の予定から大幅に遅れて完結まで4年
以上かかりましたけど、ガンダムのOVAシリーズは発売延期がすっかりお約束になっているので
(苦笑)、4年で済んだのはまだマシなほう?
 全6巻のはずが1巻増え、しかも最終巻は90分という映画並の長さになりましたが、それでも
話をギリギリまで圧縮して詰め込んだ印象がありました。6巻構成の時はどーやって話を終わら
せるつもりだったのやら。時間をかけまくっただけあって映像クオリティはとんでもなくハイレベル
で、CG全盛の今、もう手描きのロボットアニメでこれを超えるのは無理ではないかと思える完成
度でしたが、ストーリーはガンダムファンであればあるほど賛否が分かれそうだと感じました。個
人的には「逆襲のシャア」オマージュのシーンや演出が多く目について、スタッフどんだけ「逆シャ
ア」が好きなのよ、と思ったり(笑)。それと富野ガンダムのキャラに頼りすぎな部分も気になりま
した。いくら宇宙世紀が舞台で「逆シャア」の後日談とはいえ、あのキャラとあのキャラを出すの
はやりすぎなのでは(台詞までしっかりあるし)。富野監督以外の手で富野キャラの結末が確定
してしまうのは、これまでのファンからすると複雑な心境・・・と思ってしまうこと自体、私がオール
ドタイプということなんでしょうね(苦笑)。でもファンサービスと言うにはやりすぎに見えなくもあり
ませんでした。
 一方で「反則技だ」と思えたサプライズも。クライマックスで「ビギニング」(「めぐりあい宇宙」の
エンディング曲)をアレンジしたBGMが流れて、こんな曲聴かされたら泣くしかないじゃないか〜
と悔しがりつつも涙が(笑)。この作品の音楽は良曲揃いの印象がありましたが、最後の最後で
更に名曲を生み出した感じです。
 逆に拍子抜けだったのは、アニメ初登場でファンが歓喜したゼータプラスやグスタフカールが
ほぼ出オチで終了だったこと。版権の都合やら何やらあったのかもしれませんけど、全身が映っ
たのは一瞬だけというのはあまりにもひどい扱いだったのでは。
 ストーリーに関してはそれなりに納得のゆく結末ではありましたが(ラプラスの箱の正体につい
てはあまりにタイムリーすぎて、「現実を未来予知するとは、さすがニュータイプ」と思えなくもな
かったり?)、ニュータイプにまつわる部分は本当にあれが結論で良いのだろうかという疑問も
残りました。「Zガンダム」初期案にあったギャザー・スタイム(ニュータイプの進化形)を福井氏な
りに解釈した結果なのかもしれませんけど、ああいう存在にならないと人類に希望がないとした
ら、それはそれでちょっと悲しいような。もっとも、「F91」以降ニュータイプが過去の遺物扱いされ
ていることの理由付けとしてはアリと言えなくもない?何にせよ、宇宙世紀はこの先海賊が跋扈
したりタイヤ付戦艦が地上を走る時代になってしまいますから(笑)、アムロ達の世代が示した最
後の希望としては、あの辺が落としどころとしては妥当なのかも。
 最後に、先日急死された永井一郎氏はこの作品で最重要キャラを演じていましたが、アフレコ
は去年のうちに終了していたそうで、代役を立てることなく無事完結しました。ここに改めてご冥
福をお祈りし、感想の締めとしたいと思います。


14/06/08

 関東では大雨による被害が出ているようですが、岩手も強い雨が降ったりやんだりの週末でし
た。

 「ご注文はうさぎですか?」9話。スランプに陥って小説が書けなくなってしまった小説家ヒロイ
ンさんが、主人公達の喫茶店で人生相談を開くことに?
 今はウサギになっている(魂だけ乗り移っている?)喫茶店ヒロインの祖父の、人間時代の姿
が初お披露目。あのシーンだけ見ると彼がウサギになってしまったのは主人公の呪いか何かに
見えなくもないような?(笑)今回は小説家ヒロインさんが話題の中心だったこともあり、いつもよ
り大人達メインの内容に感じられました。

 「棺姫のチャイカ」9話。車や魔法武器に使う燃料が不足気味に。だが運悪く、終戦のお祭りの
ため燃料がのきなみ売り切れで・・・。
 戦闘はひと休み。主人公の過去に触れつつ次のエピソードへの橋渡し的な回でした。主人公
が幼い頃に遭遇した事件は原作だともっと陰惨だったそうですけど、テレビアニメとしてはあのく
らいに留めておいたほうが適切な気がしたり。増井監督は「すてプリ」でも原作にあった残虐描
写をマイルドにアレンジしていましたが、グロくてインパクトがあれば良いというものでもないでし
ょうし、個人的にその判断は正しいと思います。

 「ハピネスチャージプリキュア!」19話。町内会のサッカーの試合に駆り出された主人公達。
同じく助っ人に来た空手少女は、お姫様ヒロインとの連携プレーを頑なに拒んで・・・。
 これまでにもお笑い芸人がゲスト出演したことはありましたが、今回はサッカー選手というマジ
で演技に関しては素人が出演。聴くに堪えないというほどではなかったにせよ、無理矢理なタイ
アップに感じられてしまいました。ようやく戸松ボイスのプリキュアが正体を明かして話が大きく動
き出しただけに、もうちょっと素直に楽しみたかった気がします。


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