おもひで

だいありーの過去ログです。

14/07/23

 梅雨は明けずとも真夏の暑さが続いています。

 「スペース☆ダンディ」15話。聞き覚えのある曲のことで口論になり仲間とケンカ別れした主人
公は、偽のラブレターに釣られて妙な惑星に不時着し・・・。
 珍しくシリアス気味な話でした。でもやってることは相変わらずディープなSFネタ。ラストの主人
公の呟きが冒頭のシーンと繋がっているとか、繰り返し見ないと分かりにくい構成だった気も。ゲ
ストキャラを古川登志男さんや久川綾さんといったベテランが演じていたりと、無駄に贅沢な作り
も変わらずです(笑)。

 「キャプテン・アース」16話。メンバー全員が集結し、本格的に活動を開始した敵宇宙人達。手
始めに元アイドル少女が攻撃してきて・・・。
 やっと本筋に突入かと思ったのですが、すっかり存在を忘れていた(笑)敵対勢力が余計なこ
とを始めるみたいで、またもグダグダと脇道エピソードが続く予感?とりあえず次回は久っっっ々
に主役ロボットの出番かありそうですけど。あと、このままだとラスボスは知性を獲得したコンピ
ューターというベタすぎる敵になりそうな気が。ここから更にもう一ひねりくらいあるのでしょうか。

 宮城県立美術館でゴッホの「ひまわり」が特別展示されるというので、先日見に行ってきまし
た。これまでにも何度か絵画展に足を運んでいますけど、写真では何度も見た有名な絵でも、
実際に実物を見ることで細かなディテールの妙技や立体感といったものを知ることが出来るの
で、個人的にはおおいに意義のあることだと思っていたり。
 今回の目玉は「ひまわり」の一点のみで、他に展示されているのは県立美術館の所蔵する他
作家の絵という微妙にズルい企画でしたが(苦笑)、実物の「ひまわり」は想像以上に大きいカン
バスに描かれていたり、塗りの厚さで花弁の凹凸を表現しているのが分かったりと、見に行った
甲斐は充分にあったと思いました。や、同時開催されている企画展が「手塚治虫&石ノ森章太
郎」展だったので、お得感があったというのもありますが(笑)。そちらは生原稿が多数公開され
ていて見応えがあったものの、手塚作品はオリジナルが紛失していて後年復刻されたものがあ
ったり、石ノ森氏のものはこれまでも何度か見ていたりと、やや新鮮みに欠ける部分はあったか
も。初公開となる「009」完結編の構想メモは興味深かったですが、石ノ森氏の直筆はかなりラフ
で判読出来ない部分が多かったので(苦笑)、ちょっともどかしいものがありました。対訳を添付
してくれていたら良かったのに(笑)。


14/07/25

  連日猛暑日一歩手前の暑さと日差しに、前倒しで梅雨明け宣言するかと思いましたが、残念
ながら東北地方の梅雨はまだ継続中のようです。

 「ガールズ&パンツァー」OVA発売。告知から一年以上かかりましたが、内容は期待以上の完
成度でした。
 テレビシリーズでは尺の都合で省略された2回戦を描いた今回のOVA。絵コンテがカトキハジ
メ氏と発表された時は誤植かと思ったものでしたけど(笑)、本当にカトキ氏本人で、しかも本職
顔負けの見事なカット割とスピード感溢れる戦闘シーンに感服。特にテレビシリーズ7話で2カッ
トのみ描かれた2回戦結末のシーンに繋げるための辻褄合わせが、職人技レベルの芸の細か
さで凄かったです。新キャラまで出して話を膨らませながら、なおかつテレビシリーズと矛盾がな
いよう隅々まで整合性を徹底していて、こういう気配りの見事さは長年テレビシリーズを手がけて
いる水島監督らしいと実感したり。ただ尺に関してはテレビシリーズと同じにするのは無理だった
ようで、今回だけ時間がちょっと長かったりします。そのぶん戦闘シーンもたっぷり堪能出来ます
し(CGのクオリティは更にレベルアップ。特にイタリア戦車に関してはここまで細かいディテール
や構造を描写をしたのは世界的にも初めてだとか)、一方でノリはテレビシリーズと全く変わらな
いので、個人的にはとても楽しめたOVAでした。
 それと今回だけ音声が4.1chという微妙に半端な仕様(笑)を選択できるようになっていて、これ
はこれでとても迫力があって良いのですが、いずれは全話5.1chのリマスター版がリリースされる
んじゃないかとちょっと不安になってみたりも(笑)。バンダイはこれまでにもこの手のリマスター
商法をやっているだけに、可能性はあるような気が。
 何気に劇場版に繋がる伏線も今回ちょろっと入っているみたいですが、OVAでさえこれだけ制
作に時間を要したということは、劇場版完成がいつになるのか少し不安でもあったり?(苦笑)


14/07/27

 週末も猛暑日に近い暑さでした。ホントにこれで梅雨明けしていないの?

 「アルドノア・ゼロ」4話。やっと味方と合流出来た主人公達。変装して行動を共にしている火星
のお姫様は、自分の正体を秘密にしてくれと主人公に頼むが・・・。
 相変わらずチート能力の火星ロボットですが、乗ってる連中はみんな頭悪いよーな?(笑)主人
公の判断力や発想力は確かに天才的ですけども、それを見せるため意図的に大人達が無能に
描かれているんじゃないかとちょっと心配になってきました。その辺を上手く描写できればきちん
と「主人公凄げ〜」と共感できる作品になると思うのですが、そこまで求めるのは高望みでしょう
か。と言うか、いまだに火星連中が地球人を見下している理由が語られていないですけど、単な
る誇大妄想に取り憑かれた人達でなければ良いのですが。

 「ろこどる。」3話。町のゆるキャラ誕生。お世辞にも可愛いと言えないデザインだが、なんとか
それを宣伝しなければならず・・・。
 作中では微妙扱いされているゆるキャラ君ですが、岩手朝日テレビのマスコットキャラが似た
デザイン(でもないか?)でそれなりに人気があるようなので、やり方次第では充分人気者にな
れる気がしたり。むしろ今回主人公達が歌っていたゆるキャラソングが妙に耳に残ってしまい、
頭から離れないのが困りものです(苦笑)。
 そして仕事を成功させるためには壇上でいきなり脱ぎ出すことも厭わない主人公。こんなロー
カルアイドルがいたら私だって見に行きたいものです(笑)。つーか、こんなことをやったらたちま
ちネットで話題になってしまうのでは。
 Amazonの電子書籍で現在原作単行本1巻が100円になっていたので、試しに購入(他にも色
々なコミックの1巻がセール中)。原作を読んでみると、アニメのほうはかなり話を膨らませてい
ると分かります。「ひだまりスケッチ」や「きんいろモザイク」のように4コママンガのテンポをその
まま再現している作品もある一方で、「ろこどる。」は1話30分のスタイルに合わせるため積極
的にアレンジを加えていて、これはこれで上手く映像化している一例だと思えたり。

 「ハピネスチャージプリキュア!」26話。合宿からの帰り、途中下車して電車に乗り遅れてしま
ったお姫様とイケメン少年君は、公衆電話を探して歩き出すものの・・・。
 最近は更正したかと思っていましたが、お姫様ヒロインがまたもトラブルメーカーに。あの我が
儘に付き合うイケメン少年君はやはり精神年齢的に年上キャラだと感心しましたけど、幼い頃か
らよほど苦労して育ったのでしょうか(笑)。天然ジゴロの傾向があるのが難ですが、歴代シリー
ズの中でも好青年の部類だと思います。
 しっかし、Aパートは良くてもBパートに入ると毎回作画がガタガタになるのはどーいうことなんで
しょ。シリーズ10周年と持ち上げておきながら、制作費ケチられているんじゃないかと勘ぐってし
まいたくなります。


14/07/30

 言ったそばから一昨日東北地方も梅雨明け。一層日差しの痛い(笑)暑さになっています。

 「スペース☆ダンディ」16話。照射した部分だけ転送出来る懐中電灯を買った主人公。さっそく
使ってみると、頭だけ見知らぬ惑星に転移して・・・。
 超個性派監督の湯浅政明氏が脚本・コンテ・美術デザイン・作画監督を務めた怪作。シュール
の一言では済まないような、なんとも言えない独特な話でした。珍しく綺麗にオチがついた回でも
ありましたが。暴走度合いなら普段のエピソードのほうがひどい気もしたり?(笑)

 「キャプテン・アース」17話。査察官の来訪で緊張感に包まれる主人公達の基地。一方、敵は
二体のロボットで同時攻撃をしてきて・・・。
 超〜〜〜〜〜久々に主役ロボが登場したにもかかわらず、微妙に盛り上がらない展開だった
ような。やはりこ作品はロボットが出ないほうが面白いのでは(苦笑)。懸念した通り大人達のゴ
タゴタで話が散漫になっている印象ですし、ここまで話数が進んでも何をやりたいのか今ひとつ
分からない作品になっている感じです。


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