おもひで

だいありーの過去ログです。

14/12/03

 今日は地元でも今季初の積雪。ついに来てしまったかという感じです(笑)。ちなみに今月の写
真は地元で撮った夕日とススキです。

 「天体のメソッド」9話。一度は仲直りしたのに、またも疎遠になってしまった乃々香と汐音。そ
れでも汐音を信じて、乃々香はプラネタリウムの準備を続けるが・・・。
 一言説明すれば解決するような気がするのに、人間関係が延々こじれているのが見ていても
どかしいです。誤解やすれ違いはドラマ作りの基本ではありますが、この作品はそれに頼りすぎ
な印象があったりなかったり?ゲームならそこまで違和感がないのかもしれませんけど、アニメ
だと余計その辺が目についてしまう傾向はあるのかも。
 あと、手作りプラネタリウムをやると言い出した本人が当日ずっと不在ってのはどーなんでしょ
(笑)。そういう部分も含めて、もう少し上手い見せ方があるのではと思ってしまいました。

 5ヶ月ぶりに「ふぉとふぉと」更新。外は雪景色ですが、今更ながら夏の風景写真です(苦笑)。
今年の夏は猛暑と悪天候の両極端な天気が続いたこともあって、撮影がなかなかはかどりませ
んでした。思い通りに撮れた写真もあまりなかったので、いっそお蔵入りにしようとも考えたので
すが、それも勿体ない気がしたので遅ればせながら公開することに。すっかり季節はずれになっ
てしまいましたが、何卒ご勘弁を。
 時間があいたことで撮った時にどういうイメージでシャッターをきったか忘れてしまい(笑)、仕
上げの段階では結局彩度落としを主体としたノスタルジックな感じで統一することにしました。今
年はあまり夏らしい景色も撮れなかったので、これはこれで悪くないかなと、ある種の妥協も込
みで納得してみたり。ただ最近はずっと新しい方向性が生み出せないでいるので、そのマンネリ
感の打破が課題だと改めて思っているところでもあります。
 てな訳で、今回は題して「一瞬の夏」。そのまんまという感じではありますが、渡辺美里さんの
同名の曲から拝借したという意味合いもあったりします。

 地元にも「丸亀製麺」や「CoCo壱番館」といった外食の全国チェーン店が来年春にオープンす
るそうな。どちらも写真撮影等で遠出した時は利用している定番の店なので嬉しいですが、田舎
町だけに長続きするか心配でもあったり?


14/12/07

 今朝は今季一番の冷え込みだったそうで。起き抜けでいきなり自室のファンヒーターの灯油が
切れてしまって、余計に部屋が寒い朝でした(笑)。

 「棺姫のチャイカ AVENGING BATTLE」9話。黒チャイカによって明かされたチャイカの存
在理由や魔王の遺体集めの意味。そしてついに遺体が全てそろって・・・。
 もうちょっと何かどんでん返しがあるのかと思っていましたけど、ラスボスの正体や真の目的が
結構ベタだったので少し肩透かし感がありました。でもファンタジーに見せかけてSF色が強いあ
たりは、「スクラップド・プリンセス」に通じるものがあるかも。
 てか、次回がもう最終話でびっくり。2期は10話しかないんかいな。武闘大会のエピソード後に
最終決戦があると予想していただけに、そのままクライマックスへ雪崩れ込んだのは意外でし
た。もうちょいスケールの大きな展開になるかと思っていましたけど、割とこじんまりとまとまりそ
うな気配です。や、最終回で一気に風呂敷を広げる可能性もありそうですが(笑)。

 「ガンダム Gのレコンギスタ」11話。宇宙空間で4つの部隊が混戦状態に。その中、変態仮面
(笑)率いる新型部隊はG-セルフとラライヤの奪取に執着して・・・。
 状況把握が難しいのは富野作品の様式美みたいなものですが(苦笑)、今回はいつにもまして
ややこしすぎる印象でした。アーミーも海賊も元々宇宙にいた部隊と地上から上がってきた部隊
がいて、4つが同時に戦闘に突入したので、誰がどの部隊で何処を攻撃しているのか、かなり分
かりにくかったように思います。私も(↓)の解説を読んでやっと理解できた感じでしたが、これで
「子供向け」と言われてもさすがに無理がありすぎる気が(笑)。特に「G-レコ」は意図的に会話
が途中で切られたり、みんな腹黒で(苦笑)本心を語らなかったりと、台詞を聞いているだけでは
話が理解不可能な構造になっているだけに、映像がさらに難解とあってはディープな富野ファン
でも難易度が高すぎるのではないかと。戦闘シーンのテンションの高さはかなり面白かっただけ
に、もう少し分かりやすい作りにしてほしかった感じがしました。
 「G-レコ」は毎回のように富野作品のセルフオマージュ(セルフパロディ?)な台詞や作画、ネタ
が入っているのですが、今回はほぼ「逆襲のシャア」そのままなシーンがあってニヤリとしたり。
あと天才クリム君の「蝶のように舞い、蜂のように刺す」という台詞は、富野監督も多くコンテを担
当した「あしたのジョー」ネタと考えるのは勘ぐりすぎ?(でも同じく富野監督がコンテで参加して
いた「母をたずねて三千里」ネタが前にありましたし)
 http://d.hatena.ne.jp/nuryouguda/20141206/1417807135#seemore

 「ハピネスチャージプリキュア!」43話。激突する主人公と敵女王。かつて神様への失恋から
闇堕ちした敵女王は、その憎悪で主人公を圧倒し・・・。
 「愛さえあればオールOK」を連呼する主人公が、新興宗教に洗脳された人に見えてちょっと怖
かったです(苦笑)。や、低年齢層向け作品としてはしごく真っ当な主張ですけど、全ての元凶が
神様だと分かった上で見ていると、どうしても主人公サイドに肩入れできないような。視聴者にそ
う思わせる時点で「プリキュア」シリーズのこの路線も限界にきている気がしなくもないのですが、
それをもっと上手く作中で昇華してほしいと思うのは高望みしすぎでしょうか。
 でも、今回のラストからすると今度は主人公が闇堕ちしそうな予感がしなくもなかったり?ラス
ボスが主人公とか、そーいう意外性を一回くらいは見てみたいものです(笑)。


14/12/10

 今週はどんよりと暗い空模様が続いていて、いかにも冬といった寂寥感が漂っているように見
えたり。

 「天体のメソッド」10話。公園で倒れてしまったノエル。乃々香は彼女を自宅へ連れて帰り、そ
の後みんなにノエルの正体について打ち明けるが・・・。
 前回だけ久弥氏がシナリオを担当していなかったためか、前回ラストと今回の冒頭がちゃんと
繋がっていないような。地面に落としたはずの携帯を乃々香がいつの間にか手に持っていたの
が妙に気になってしまいました。で、やっとノエルの正体について全員が知った訳ですが、みんな
あっさり受け入れているあたりは視聴者からのツッコミ待ちポイントなのやら(笑)。今時の中学
生はこの手のファンタジー設定に耐性があるということでしょうか。
 結局人間関係が1話の状態にリセットされてしまった感じですけど、よもやここまでギスギスし
た雰囲気が続く作品とは思ってもみませんでした(ネット上ではこの作風が随分と評判悪いよう
で)。ノエルの願いとは裏腹に、もう最終回までずっとこんな調子なんでしょうか。「sola」の時だっ
てギャグエピソードがそれなりにあったと記憶していますが、今作は随分とシリアス寄りに振った
ものです。この路線が結果的に吉と出るか凶と出るか、最終回を見るのが怖くもあったり?(笑)

 ネット上の感想をちょこちょこ読んでいると、先週の「G-レコ」は名だたる富野ファン(笑)ですら
分かりにくいという意見が目につきます。意図的に混沌とした状況を描いたという解釈もあるよう
ですが、もうちょっと情報を整理した見せ方をすれば、ここまで分かりづらいという評価にはなら
なかったようにも思えたり。
 以前も書きましたけど、富野監督は準備期間が長ければ長いほどネタを目一杯詰め込むクセ
があるようで、7年ぶりの新作ともなれば恐らく語りたいことがこぼれそうになるほどあって、その
ため毎回話の密度がとんでもないことになっている気がします。しかも今回はシナリオを全話富
野監督が執筆、コンテも殆ど富野監督が担当という濃縮100%に近い状態だけに(苦笑)、「逆襲
のシャア」並のストーリー圧縮が2クール続くと覚悟しておいたほうが良いのかも。富野作品のシ
ナリオには優秀な翻訳家が必要(笑)というのはご本人も自覚しているようで、「ブレンパワード」
以降は積極的にシナリオライターの意見を取り入れていましたが、今作は遺作になるかもしれな
いと考えてのことか、近年の制作スタイルをやめて「全部自分で仕切っちゃる」となっている感じ
がします。
 ただでさえ「G-レコ」はニュータイプ全否定したいお年頃の富野監督(笑)が「モビルスーツの装
甲越しにお話なんて出来るわきゃねーだろ」と、戦闘中の敵味方の会話はおろか、面と向かって
話している時でさえ会話がたびたび中断されてまともにコミュニケーションが成り立っていない場
面が多いだけに、せめて状況の説明だけでももう少し分かりやすくしないと、本当に作品への取
っ掛かりがない状態になってしまうような。私のようなロートルファンなら、難解であればあるほど
「さて、今回も富野言語を解読しますか」とむしろ嬉々として楽しんでしまいますけど(笑)、免疫
のない若い世代がこの作品に極度の拒絶反応を示すのも分からなくはないかなと。解読さえで
きればかなり面白いと思える作品だけに、もうちょっと敷居の低い作品作りをしてほしいと願わな
くもなかったり。さりとて台詞回しを分かりやすくしてしまうと、「こんなの富野アニメじゃないやい」
とそれはそれで不満が出てしまいそうで、なんともジレンマが・・・?(苦笑)


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