おもひで

だいありーの過去ログです。

15/10/02

 10月は台風なみの暴風雨でスタート。今年の異常気象はいつまで続くのやら。ちなみに今月の
写真は宮城県登米市で撮ったヤギです。

 「アイカツ!」は3期が終了して、来週から4期に突入。正直ここまで長いシリーズになるとは思
っていませんでした。ただ3期で売り上げがかなり落ちたらしいので、5年目継続はちょっと厳しそ
う?
 レギュラーキャラを一新した3期は全体的に手堅いイメージがあって、1期2期の頃のような電
波なノリ(笑)は影を潜め、割と地味な印象がありました。大人の視点で見れば安心して楽しめる
安定感があったと言えるのですが、小さな子供達からすればやや退屈なシリーズになってしまっ
た感じは否めなかったかも。その辺が人気凋落の一因だったのでしょうか(「プリパラ」に客を奪
われたという理由も大きいようですが)。2期では挫折しまくってどん底からのスタートだった2代目
主人公・あかりも、3期では頼れる先輩キャラへと大きく成長。その無敵ぶりが、良くも悪くも「何が
あっても最後には困難を克服してしまうだろう」と思わせてしまい、ドラマが予定調和に見えてしま
う傾向はあったように思います。それでも1期2期の主人公・いちごのチートぶりに比べれば、まだ
凡人の範疇に留まっていると言えますけど(いちごはもはや人間の枠を超えた別の何かになって
いるような。アイドルという概念の具現化みたいな?)。小さい頃からキャリアを積んだアイドルが
行き詰まって悩むとか、優等生ぞろいの世界観であざといと受け取られかねないようなキャラを出
すといった、3期は3期で色々と新しい試みはしていたのですが、特色と呼べるほどの個性にはな
らず、1期2期の延長線上のままというイメージは拭えなかった気がします。
 一方でアイドル達の歌う楽曲は80年代風やらロカビリー風(!)やら、何故か時代を逆行するも
のが目について、こちらは無謀とも言える冒険的なものがあった印象でした。対象年齢の親御さ
ん世代を狙った曲作りだったのかもしれませんけど、ロカビリーなんて私ですら生まれていない時
代の流行なのに(苦笑)、どんな勝算があって作ったのやら。
 とはいえ、シリーズ終盤は1期2期のキャラも登場しての総決算的な展開になり、予想外に盛り
上がった感じでした。1期2期のキャラに頼りすぎという部分はあるのでしょうが、人気曲と共に再
登場すればやはりファンとしては嬉しいもので、個人的には感動的な展開の連続でした。こういう
のはシリーズを積み重ねてきた強みですね。最後のランキング結果には色々と不満なファンもい
るようですけど、3期キャラの成長を示すには妥当な順位だったと思います。
 4期は作品の方向性が大きく変わるようで、これが吉と出るか凶と出るか不安な部分があった
り。てか、主人公達はまだ中学生なのにアイドル活動で全国行脚って、義務教育はどこへ行っ
た?(苦笑)
 それとこのシリーズを見ていていつも感心するのは、登場人物全員が目上の人に対する礼儀を
欠かさないことです。年上に対しては必ず敬語とか、会ったらまず挨拶とか、自分の過ちは素直
に認めて謝るとか、etc・・・。低年齢向けの作品だからこそこういう要素はきちんと描く必要がある
と思うのですが、それを3年間ずっと徹底しているのが改めて素晴らしいと感じます。誰に対しても
横柄にタメ口で話す深夜アニメの主人公とは雲泥の差ですね(笑)。


15/10/04

 最低気温が一桁まで下がるようになってきました。そろそろ暖房器具導入の頃合い?

 今日からスタートした「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」。かなり泥臭い雰囲気で始まっ
て、個人的には「種」や「00」の1話より好印象でした(「Age」は論外ということで)。「ガンダム」とい
うより「ダクラム」や「ボトムズ」っぽい気もしましたけど。ホモホモしい要素がなければもっと良いの
ですが(笑)、今の「ガンダム」シリーズは必須らしいので、そこは我慢するしかなさそう?ただ監
督&シナリオが「あの花」コンビということで、先行きかなり不安な面も。世間的には大ヒットの「あ
の花」ですが、私的には納得できない部分が幾つもあってそこまで名作とは思えなかったですし、
長井監督は「超電子砲S」と「あの夏で待ってる」で個人的評価がかなり下がったので、手放しで期
待できる感じではなかったり。とりあえず視聴予定ですが、毎週感想を書くかはまだ未定です。
 http://g-tekketsu.com/


15/10/07

 渡り鳥が飛んでいるのを見かけるようになりました。紅葉が例年より早く進んでいるそうですし、
本格的な秋になったと言えるでしょうか。

 BS11新番組「コメット・ルシファー」。アニメ版「インフィニット・ストラトス」「武装神姫」のスタッフに
よるオリジナルロボットアニメ・・・という認識でいーんでしょうか。少なくとも「コメットさん」の新作で
はないようです(苦笑)。
 や、戸惑ってしまったのは、世界観の説明が一切ない1話だったからです。ストーリー自体はシ
ンプルなのに、何故こういう事態になっているのかさっぱり分からないという、なんとも不親切な導
入部でした。第一印象としては、ロボットアニメ版「ラピュタ」みたいな感じ?(展開がほぼ一緒でし
た)とりあえず、あれだけ高所から落ちた主人公とヒロインが全くの無傷だったことと、その事故を
起こした当人達が彼らの生死を全然気にしていなかったことが引っかかりました。そういう重力の
世界なのか、それとも何か特別な力(飛行石とか)が働いたのか、くらいの描写は欲しかったよう
に思います。その辺を含めて早めに設定の説明があるとありがたいのですが、どうなることやら。
一応視聴継続予定です。てか、かなり前から頻繁に放送されていたPVに出てくる女の子、1話で
一言も喋ってないじゃん(笑)。公式サイトのトップ絵にもなっていますし、あの子がメインヒロイン
なんですよね、たぶん。
 http://comet-lucifer.jp/

 先月、週刊スピリッツと月刊スピリッツにまたがって「究極超人あ〜る」の新作が前後編で掲載
されました。内容は連載時の最終回直後の話で、作中の舞台はそのまま1987年という実にロート
ルファン向けのもの。新規の読者完全無視の潔さでした(笑)。ノリも完全に当時のままで懐かしく
はあったのですが、かつてやったネタをおさらいしているだけ、という印象はあったかも。ただ、さ
すがに30年近くたつと絵柄の変遷は免れず、こうしてみるとゆうきまさみ氏の絵も変わったな〜
と感じたり。数年前にも読み切りを発表したことがありましたけど、本人は単行本一冊ぶん溜まる
くらいは描きたいそうなので、そのうち気づかないうちに単行本の冊数が一冊増えているなんてこ
ともありそうです(笑)。


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