おもひで
だいありーの過去ログです。
16/02/03
今季は暖冬と言いながら、路肩や日陰に雪が残っていたり、毎日マイナス5度前後まで冷え込
んだりと、年明け以降は平年並みの冬になっている気もしたり。ちなみに今月の写真は伊豆沼に
一羽だけいたユリカモメ(?)です。
ロングラン公開している劇場版「ガールズ&パンツァー」が石巻で上映を開始したので、先日見
に行ってきました。地方だし空いているだろうと思ったら満席に近くてびっくり。興業収入が10億
円を突破したというニュースも見ましたけど、確かに凄い人気だと改めて実感しました(パンフレッ
トも売り切れでした)。
映画の感想ですが、2時間ほぼ戦車戦という構成に一番驚きました。プロローグと思われた冒
頭の戦車戦が延々続いて、その後やっと本題に入ったと思ったらあっという間にクライマックスの
戦車戦に突入(笑)。よほど作品に自信がなければここまで思い切ったことは出来ない気もするの
ですが、ストーリーを最小限まで切り詰めてファンが大画面で見たいであろう戦車戦をひたすら描
くという割り切りの良さに、水島監督のサービス精神をひしひしと感じたり。砲撃のたび劇場に爆
音が鳴り響いて、これは映画館で見ないと勿体ない作品だな〜と、映画である利点を最大限活か
した作りにも感心。特に隠し球として登場した超デカい戦車(と言っていいのか?あれは)の迫力
は、ホームシアターではまず再現不可能ではないかと。てか、再現したら間違いなく爆発事故と勘
違いされて警察沙汰になります(笑)。ブルーレイが発売されたらAV機器の試聴に使われそうだと
思ったり。
徹底してエンターテインメントを貫いていた映画でしたが、戦車がもはや戦車の域を超えたよう
なアクションをしまくったり(苦笑)、ストーリー自体はテレビシリーズの焼き直しに思えなくもなかっ
たりと、賛否が分かれそうな部分もありました。まぁ実弾が当たっても戦車がひっくり返っても絶対
に死人が出ない世界観ですから、荒唐無稽な描写も含めて作品の味ということなんでしょうね。そ
の辺はツッコむだけ野暮という気がします。あとテレビシリーズ以上にマニアックなネタが散りば
められていましたけど、中には「平成生まれ世代に分かるのか?」というものもあったり。そーいう
部分はおっさんホイホイ的と言えなくもない?
CGはテレビシリーズやOVAよりも更に多用されていて、とりわけコクピット視点でぐりぐり動き回
るカットが多く、若干3D酔いしそうなシーンも。キャラもCGを使っているカットがあったりしますが、
違和感はだいぶ解消されているように見えました。ホント、CG技術の進化はここ数年で飛躍的に
向上した感じがします。
ともかく、映画が映画であることの必然性をちゃんと持ち合わせている作品で、劇場で鑑賞でき
たことに満足。今月下旬には宮城県の富谷で4DX(映画に合わせて座席が動いたり風が吹いた
りする体感シアター)上映があるそうなので、見に行こうか思案しているところです。
http://girls-und-panzer.at.webry.info/201601/article_6.html
16/02/07
真冬の寒さは続いていますが、日暮れは確実に遅くなっていて、少しずつ春に近づいていると感
じます。
「無彩限のファントム・ワールド」5話。強すぎる能力ゆえに幼い頃から孤立していたヘッドホン少
女・水無瀬。彼女にとって因縁のあるファントムが再び現れて・・・。
ロリヒロイン・久瑠美の本格参戦と水無瀬の過去を掘り下げるエピソードで、今回もサービスシ
ーンは無し。もはや序盤で視聴者を釣るためのエサだったと思ったほうが良さそうです(笑)。学
生がバイト感覚でファントム退治をしている世界で、能力者が嫌われて孤立しているという設定が
微妙に矛盾している気も?能力者の周囲にファントムが現れやすいというのならなんとなく分かる
のですが。その辺は今後何かしら説明があるのでしょうか。
今更ですが、主人公に付きまとう妖精もどきファントムのルルって、格好といい言動といい「うる
星やつら」のラムだよな〜と思ってみたり。
「紅殻のパンドラ」5話。データをダウンロードすればどんな能力も使いこなしてしまえることに罪
悪感を覚える福音。そんな折、大規模停電で街中の通信が遮断し・・・。
福音がシャワーを浴びる時に、首の後ろにあるコネクタ部分に防水テープを貼る描写に感心。
「攻殻機動隊」ではみんな防水を気にしていませんでしたけど、確かにそーいう配慮が必要ですよ
ね。あと、やはり義体なら裸でも規制が入らないことを再度確認(笑)。もうこれからアニメでヒロイ
ンの裸を出す時は、みんな義体という設定にしてしまえばOKなのではないかと。
ストーリーのほうは基本ほのぼのまったりしながら、今回も主題的にはしっかり「攻殻」している
あたりが個人的には面白いと思いました。ネット上で叩かれているほどつまらなくはない印象なの
ですけども、好みの違いでしょーか。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」18話。クーデリアの演説放送によって中断された戦
闘。そして鉄華団に対し謎の仮面男が商談を持ちかけてきて・・・。
変態仮面の正体があっさり見破られてしまいましたよ(笑)。主人公、匂いで相手が誰か分かっ
たのでしょうか。更に胡散臭そうなキャラも出てきましたし、やっといつものガンダムっぽい展開に
なってきたとも言えそう?
ここにきて地球サイドのキャラが一気に増えましたが、やはり2期があるのでしょうか。富野監督
なら最終話手前あたりであっさり人員整理するのでしょうけど(笑)、さすがにそれはなさそうです
し。
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