おもひで
だいありーの過去ログです。
16/03/23
地元でも梅の花が咲き始めました。例年より随分と早い印象です。この調子ですと今年は桜の
開花も早そうです。
と言うわけで(何が?)、液晶テレビを買いました。半ば諦めと妥協の末の購入という感覚なの
が我ながらなんとも(苦笑)。どんだけ液晶テレビが嫌いなのやら、私は。
買ったのはソニーのKJ-32W730Cという機種。32型でフルハイビジョンのテレビは(国内メーカー
では)これしかないので、選択の余地すらないという有様でした。40型ならまだ種類は選べたので
すが、自室には大きすぎると思えたので32型にしました(これまで使っていたのが28型でしたし)。
最近は37とか39といったサイズが消えていて、32の次がいきなり40型というラインナップなのはど
ーなんでしょ。おまけに小型でフルハイビジョンのテレビはシャープの22型とソニーの32型しかな
く、その点でも選択肢が殆どない感じです。家電メーカーとしてはさっさと4Kへ移行したいようで、
2Kのテレビは扱いがぞんざいという印象もあったり?
不満ばかり言っていても仕方ないので、ともかくもこれまで使っていたテレビを家電屋に引き取
ってもらって、新しいテレビを設置(ハイビジョンブラウン管テレビよ、今までありがとう)。やはり動
きのあるシーンでの残像や地デジ放送の荒さが気になってしまうので、これまでよりも設置位置を
遠ざけてなんとか粗が目立たない距離を探り、現在は色々と画質を調整しているところです。個
人的にはアニメ鑑賞にストレスを感じずに済むかが最大の問題なのですが(笑)、大きく横や縦に
スクロールするような場面ではやっぱりボケボケな画像になってしまうようです。流れるテロップも
読むのはかなり厳しいかと。反面CGはブラウン管よりも精細でシャープに見える感じで、アニメと
CGを併用している「アイカツ!」なんかは両者の差が結構あってちょっと苦笑してしまいます。あと
フルハイビジョン放送や1080p収録のブルーレイはかなり綺麗に映りますが、1080iのブルーレイ
やDVD等はかなりの残念画質になってしまう模様。昔のフィルムのCMじゃありませんけど、「綺麗
なものはより綺麗に。そうでないものはそれなり(それ以下?)に」といったところでしょうか。事前
に知っていたとはいえ、実際の落差を目の当たりにするとショックが大きかったり。
にしても、この一ヶ月で自室からブラウン管が完全消滅するとは、去年まで予想していなかった
事態です。嗚呼、昭和の遺産がまた一つ消えてゆく・・・(苦笑)。
http://www.sony.jp/bravia/products/KJ-W730C/
16/03/27
春を思わせる暖かさの週末でした。そろそろタイヤ交換をしても良い頃合いかなと思うのです
が、暖冬と言っても油断は禁物?
「無彩限のファントム・ワールド」12話。能力者の能力を奪うファントムが出現。時を同じくして、
再婚で別居していた主人公の母が戻ってきて・・・。
シリーズ終盤のシリアス展開に。とは言え監督がそれほどシリアスにはならないと明言している
ので、深刻なことにはならなさそう?や、今回の話で充分深刻になっている気もしますが。変に風
呂敷を広げず1クールで消化できそうなスケールの展開で進んでいますし、最終回も安定して楽
しめるのではないかと思っているのですが、さて。
「紅殻のパンドラ」最終話。オチがかなり酷かったですが(笑)、うんうん、これもまた「攻殻」だね
(「アイカツ!」の名台詞風に)。ラストバトルはシリアス成分多めでしたけど、シリーズの作風は維
持したまま綺麗に終わった印象でした。終盤は「アップルシード」の設定も出てきたりと(この作品
は「アップルシード」と「攻殻」の間の時代設定)、しっかり士郎正宗テイストもありつつ、基本的に
は終始まったりムードで名和監督の得意とする路線を貫いた感じだったでしょうか。一応2期へ繋
げられそうな伏線も残りましたが、この作品の場合ここで終わっても不満はなさそうな気も?
ハードSF好きな「攻殻」ファンにはウケが悪いようですが、元々原作版「攻殻」はギャグ要素も割
とありますし、そーいう部分をメインした作風と思えばそれほど違和感のない作品だったと個人的
には思いました。原作はサイバーパンクが台頭し始めた89年から連載がスタートした作品ですし、
萌えアニメの席巻する現在に合わせてリライトすれば、こーいう路線もアリなのではないかと。た
だ元々の設定を知らないと分かりにくい世界観だったので、その辺はもう少し説明がほしかったよ
うにも思います。福音とクラリオンの百合成分を楽しむぶんには、そこまで深く知らなくても問題な
いのかもしれませんが(笑)。全体的に作画レベルが高いとは言えなかったり、演出が地味でもっ
さり気味だったりと、クオリティが高いとは言い難い部分もありましたが、私は楽しめた作品でした。
「機動戦士ガンダム 鉄血のオルフェンズ」最終話。前回の全滅ムードは何だったの?というエピ
ローグに拍子抜け。2期があるらしいとは事前に噂が流れていましたけど、ここまでキャラが生き
残ったのは意外でした。シリーズ前半の「死ぬ死ぬ詐欺」が最終回でも発揮された感じ?(笑)む
しろ悲壮感が漂っていたのはギャラルホルンのほうだったような。結局変態仮面でチョコの人が
美味しいところを独り占めした印象でしたけど、2期ではラスボスとして立ちはだかるのでしょう
か。
てな訳で、やっぱり「2期へ続く」なラストでした。人間ドラマを重視したガンダムをやりかったの
かもしれませんが、全体的に展開がスローペースなうえ地味で、日曜のゴールデンタイムに放送
するにはちょっとエンタメ性が不足しがちだったように思います。と言うか任侠ガンダムなんて企
画がよく通ったものです(苦笑)。となればヤクザ映画のお約束通り、2期は仇討ちや内部抗争で
共倒れ的な展開が待っているのやら。ともかくも、続きは半年後ということで。
16/03/30
桜前線は福島まで北上。このペースなら岩手も開花は近そうです。
先週買い換えた液晶テレビ、画質調整であーでもないこーでもないと未だ格闘しています(笑)。
散々調整パラメーターをいじってはドツボにハマってデフォルトに戻し、またパラーメーターをいじ
っては納得できず・・・といった無限ループ状態に。AVアンプだと視聴位置にマイクを設置して測
定すれば簡単にホームシアターを構築できたりしますけど、テレビにもそんな感じの機能が欲しい
ものです。
そもそも業界の推奨によると、液晶テレビは画面の縦の長さの三倍が最適視聴距離ということ
なので(家電屋でも店員に8畳の部屋なら43型や48型でも余裕でOKと、大型のテレビを勧められ
ました)、私の場合買ったのが32型なので約1.2メートルが最適ということになります。ですが実際
その距離で画面を見ると地デジなんて残像と画像の荒さが気になって、とても落ち着いてテレビを
楽しむことは無理な感じに。現状2メートルくらい離れて視聴するとやっと画質の粗が気にならな
い印象なので、以前よりもテレビを遠ざけて見ていたりします。4Kテレビなら解像度が高いので更
に最適視聴距離が近くなるという話ですが、大型テレビを売り込むための口実にしか思えなかっ
たり?
そして何より、「フルハイビジョン以外お断り」という映像ソース選びまくりな点に一番難儀してい
るところです。アムロに「貴様ほどの男が、なんて器量の小さい」(by「逆シャア」)と言われてしまい
そうなテレビだなと(苦笑)。DVDなんて昔のVHSテープ3倍録画みたいな映像ですし、SD画質で
放送しているAT-Xももの凄〜いボケボケ画像で、よもや今の時代にこんな映像を見ることになる
とは、とかなり落胆してしまったり。これまで買い溜めたり撮り溜めたものが一気に遺物と化してし
まったようでショックでした。「DVDやビデオを見るならブラウン管が一番」と言われていることに納
得。ブラウン管テレビが手に入らない以上、これはもう諦めるしかないのでしょうね。でもやっぱり
悲しいです。
元々液晶テレビは嫌いでしたが、実際使ってみてもっと嫌いになったような(苦笑)。VAパネルな
ので視野角も狭く、寝転がって見るにはちょっと厳しい感じですし、真っ白な映像だと輝度ムラが
結構目につきますし(ドット抜けがなさそうなのがせめてもの救い?)、ブラウン管テレビの頃より
不満な部分が増えてしまった感じです。いっそ有機ELが普及するまでの繋ぎと割り切って使った
ほうが良さそうな気も。やはり液晶は動画を視聴する機器としては不向きな代物だと改めて思え
てしまうのですが、皆さん特に違和感なく使っているのでしょうか。それとも私の感性が時代遅れ
なだけ?(苦笑)
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