おもひで
だいありーの過去ログです。
16/04/24
20度越えの暑さの週末でした。まだ桜が見頃の場所もあるので、ミスマッチな気温に感じられ
たり。
「クロムクロ」3話。自分のいた時代から数百年経過したことが信じられない剣之介。国連スタッ
フすら敵だと思い込んで、たびたび研究所から脱走し・・・。
タイムスリップものの定番ネタを丁寧にやっている感じです。主人公がどれくらい早く現代に馴
染むかで、見ていてストレスの溜まる展開になるかならないか変わってきそうな気がしたり。あと、
麻倉もも嬢は「シャーロット」に続いて主人公の妹役で「〜でござる」と言っていて、キャラのイメー
ジがかぶって見えてしまいました(笑)。
やはり話の進行速度がスローな印象ですが、もしかして2クール作品なんでしょうか。
「ハイスクール・フリート」3話。全ての港への寄港禁止命令が出て、帰るに帰れない主人公達。
更には潜水艦からの攻撃を受けて・・・。
まさか3話にわたって「実弾の攻撃を受ける→仕方なく反撃して撃沈」のパターンを繰り返すとは
思いませんでした。もしかして1クールずっとこの調子ですか(苦笑)。話が進んでいるようにも見
えませんし、さすがにこれは構成としてマズい気がします。いい加減主人公達が追われている理
由を明らかにしないと、視聴を切る人も多いのでは?
「ガールズ&パンツァー」の大ヒットから安易に企画された二番煎じという印象が強くなってきま
した。この先ちゃんとこの作品ならではの個性が見えてくるのでしょーか。かなり不安です。
先日何気に新刊をチェックしていたら、「真幻魔大戦」の電子書籍がリリース開始していることを
知りました。紙の本としてはもう随分と長いこと絶版状態だったので、ようやくという感じです。しか
も「SFアドベンチャー」掲載時のイラストまで再録とか、徳間書店にしては珍しく気が利いているよ
うな(笑)。
タイトルからも分かる通り、元々はこっちがシリーズの本流のはずだったのに、打ち切りとなった
コミック版を補完するため始めた「幻魔大戦」(通称「無印幻魔」)がいつの間にかメインストリーム
になってしまい、「真幻魔」が傍流になったという不遇の作品でもあったりします(しかも非常に中
途半端なところで中断)。「真幻魔」のほうがSF的に読み応えの多い作品だったので、きちんと完
結まで辿り着いてほしかったです。残念ながら今となっては叶わぬ願いですが。
http://www.amazon.co.jp/dp/B01BLENU2S/
16/04/27
4月だというのに夏日手前の暑さが続いて、春先の空気感が消えてしまったような。なんとなく梅
雨前のような感覚です。
「マクロスΔ(デルタ)」4話。フレイアのお披露目ライブが決定。なかなか実力を出せずにいるフ
レイアに対し、他のワルキューレメンバーは荒療治を目論むが・・・。
敵の正体が判明したり、フレイアの悲劇的設定が明らかになったりと、一気に話が動いた感じで
す。ただどちらも「マクロスF」の焼き直しに見えなくもなかったり?この先どう差別化を図ってゆく
のか気になるところです。
そう言えば、今回メインヒロインの一角をつとめる女性教官のミラージュはマックスやミレーヌの
親族だそうで(マックスの孫でミレーヌの姪)。今回ちらっと「マクロス7」のファイアーボンバーの面
々が画面に映りましたけど、本編でその設定に触れることはあるのやら。
「アイカツ!」雑感。今回は考えがなかなかまとまらなくて、序章というか前振りだけを。書くネタ
を検証しようと本編を見返すと止まらなくなって、余計文章を書く時間が減ってゆくというジレンマ
が・・・(苦笑)。
主人公達がアイドルという設定上、「アイカツ!」はお仕事アニメの側面がとりわけ強いのです
が、「花咲くいろは」や「WORKING!」等、昨今増えてきた仕事を題材としたアニメの中でも、特にこ
の作品は完成度が高いと思えます。それは、星宮いちご達のアイカツ(アイドル活動の略)が基本
的にセルフプロデュースであるという設定が、お仕事アニメとして上手く機能していたからではない
かと考える次第。・・・あれ、もう結論出ちゃった?(笑)
シリーズ序盤からたびたび学園長が口にする通り、主人公達の所属するスターライト学園はセ
ルフプロデュースが基本。学生達は自分でレッスンのカリキュラムを選択し、衣装をコーディネート
し、どのオーディションを受けるか決めるという、およそ中学生とは思えないくらい(笑)自主性を重
んじた校風となっています。おかげで普通の授業風景が全く出てきませんけど、義務教育はどー
なっているんだろう、とか疑問に思ってはいけません(苦笑)。1期最終話で学園を去ったトップア
イドルの神崎美月は最終学歴が小学校卒業なんじゃないか、とかツッコミしてはいけません(苦笑
x2)。ともかく、そういう校風のため入学オーディションは大変レベルが高く、学園に入るのは非常
に狭き門だったりします(入学してから挫折して夢を諦める生徒が出ないように、という学園長の
方針によるもの)。そんな世界へ、アイドルのことを全く知らないまま入学した初代主人公の星宮
いちご。シリーズ1期は主に彼女の視点を通して描かれるため、主人公と視聴者が同じ目線でア
イドルや業界について色々学んでゆく作風となっていて、お仕事アニメとしてかなり有効な手法だ
った印象がありました。
作品内では取材に基づくリアルな知識や経験談が頻繁に描写されます。1期序盤でも、いちご
が自分のサインをデザインするエピソードでどういったサインが好ましいか(短時間で書けて、か
つ自分らしさのあるもの等)語られたり、握手会でのファンとの接し方の心得、更にはテレビ・ラジ
オ業界では何時に会っても挨拶は「おはようございます」であるといった小ネタまで、視聴者は主
人公と一緒になってアイドルに関する様々な知識を吸収してゆくことに。この一体感もまた、キャラ
への親近感と共に、小さな子供達が自分もアイドルになったと思えるような気分を演出する一助
になっていたと思います。いちごの親友で寮では同室の霧矢あおいがアイドルマニアで、アイドル
に関する薀蓄を都度披露していたのも、非常に上手いキャラ配置だったのではないかと。主人公
達が応募するオーディションが歌やダンスにとどまらず、キャンペーンガールだったり雑誌モデル
だったりドラマの主演だったりと、多岐にわたっていたのもお仕事アニメとしては幅の広いものでし
た。
そんな彼女達のセルフプロデュースも、シリーズが進むごとにどんどんレベルアップ。なかでも
印象的なエピソードが、霧矢あおいが衣装ブランドのイメージビデオの制作を任される2期90話で
した。
・・・と書いたところで、今回はここまで。引っ張るだけ引っ張って次回へ続きます(笑)。
だいありーへもどる