おもひで

だいありーの過去ログです。

16/05/01

 ゴールデンウィークに突入してから今ひとつすっきりしない天気が続いています。この時期にして
は珍しいような。ちなみに今月の写真は地元で撮った菜の花です。

 「クロムクロ」4話。由希奈の家で暮らすことになった剣之介。けれども現代文明は驚きの連続
で、なかなか馴染めず・・・。
 一気にコメディな雰囲気に。前回今回と主役ロボットが活躍しませんでしたけど、このまま主人
公のカルチャーショックな日々を描くことになるのでしょうか。てか、主人公の野郎、カレーを食べ
ている時にタブー中のタブーに触れやがった(笑)。アニメでそのワードを口にするのは「クレヨン
しんちゃん」くらいかと思いましたが、よもやロボットアニメで聞くことになろうとは。あと、メインヒロ
インと同居している割にラッキースケベな展開にならないあたり、やはり剣之介は現代人とは違う
と言えるでしょうか(苦笑)。
 どーでもいい話ですが、私が高校生の頃に亡くなった祖父(明治生まれ)はずっとフンドシを使っ
ていたので、我が家でフンドシはそれほど珍しいものではありませんでした。平成生まれ世代であ
ろう由希奈にはかなりショッキングな代物だったようですが。

 「ハイスクール・フリート」4話。トイレットペーパーが底をつくという緊急事態に見舞われた晴風。
主人公達が近くの海上ショッピングモールへ買い出しに向かうが・・・。
 やっと反逆者扱いされた理由が明らかに?なんか「ストラトス・フォー」を思い出すSF展開になっ
てきた感じです(そう言えば、あれが女の子+ミリタリーの黎明期みたいなものかと)。荒唐無稽さ
がいっそう増して、本当にこの方向性でいいの?という気がしてならないのですが、結局はシリア
スな戦争ものではなく、日常系アニメの延長の萌え系路線という認識でいいのでしょうか。それな
らそれで、今回の話はトイレットペーパーネタでもっと盛り上がってほしかったかも(話の導入部だ
けで、後半の展開に繋がっていなかったような)。

 昨日放送された「境界のRINNE」(るーみっく作品ということで、見るだけ見ていたり)で「昭和は
大昔」という台詞が出てきてけっこーカルチャーショックが(苦笑)。確かに平成も四半世紀以上過
ぎましたし、そりゃ昭和は大昔ですよね。うーむ、大昔かぁ・・・(やっぱりショック)。


16/05/04

 不安定な空模様が継続中。ここまで天気の悪いゴールデンウィークはやっぱり珍しいと思います。

 「マクロスΔ(デルタ)」5話。母国の突然の宣戦布告で、スパイ容疑をかけられたフレイア。マス
コミが大騒ぎする中、本人は気にしていない様子だったが・・・。
 前回あんなことを書いたら、今回さっそくマックスとミリアの話題が本編に。回想シーンは劇場
版準拠でしたが、「愛・おぼえていますか」が一応正史という扱いなんでしょうか。相変わらず反抗
的で印象のよくないハヤテですけど、戦う動機を見いだしてこれから少しはパイロットらしくなるの
やら。
 今回は他にも「愛おぼ」のオマージュとおぼしきシーンがあって(ハヤテとフレイヤが無断でバル
キリーを持ち出して、ミラージュが追いかけてくる)ニヤリとしたり。さすがに元ネタのようにゼントラ
ーディは襲ってきませんでしたが。

 「アイカツ!」雑感。前回の続きです。シリーズ2期の90話は、霧矢あおいが愛用している衣装ブ
ランドからミュージックビデオ制作のプロデュースを任される話。ブランドデザイナーからほぼ丸投
げ状態で(苦笑)、あおいは一からビデオ制作に携わってゆくことに。
 この回は視聴者に対しミュージックビデオとはどういうものかを説明するところから始まって、具
体的なビデオの種類(ダンス中心とか、イメージ中心とか)、制作会議や実際の撮影現場等、普
段はなかなか知ることのできない舞台裏を詳細に描いています。撮影当日は出演者の緊張を和
らげるためスタッフが様々なコスプレをしていることもある、といった体験談まであったりと、メイキ
ングドラマとしても非常に面白い内容でした。
 ですが、それ以上に瞠目したのがエピソードの主役となった霧矢あおいのアイカツぶりです。ほ
ぼ白紙の状態から自分のイメージを作り上げ、大人達の居並ぶ会議で堂々とプレゼンテーショ
ン。その後もイメージ曲のレコーディング、撮影で使うドレス選び、ダンスの振り付けと、とても高
校生とは思えない(笑)有能さで制作のキーマンとして活躍します。親友の星宮いちごや紫吹蘭も
自分の得意とする領域であおいをサポート。結果、見事素晴らしいイメージビデオを完成させま
す。彼女達のアイカツは大人顔負けのハイレベルで、初めてこの回を見た時は「新社会人の研修
ビデオに使える内容だ」と思ったものでした(笑)。
 シリーズ3期の141話はこれの発展系とも言えるエピソードで、新条ひなきと紅林珠璃(ともに中
学2年生)がメキシコ料理店のイメージモデルを務める話。幼い頃から芸能活動をしていて妙に場
の空気が読めてしまうひなきは、イベントへ出店する際のメニューや宣伝方法にアイディアがひら
めくも、一度は言いそびれてしまいます。ですがこれまで大空あかり達とアイカツをしてきた中で、
自分の考えをもっと積極的に主張していこうと決断していたこともあって、思い切って様々なアイデ
ィアを提案。イベントを大成功に導きます。この回も見ていて「もはや中学生のレベルを遙かに超
えている」と思ったものでした。
 こういったお仕事アニメとしての「アイカツ!」の集大成とも言えるのが、劇場版1作目です。

・・・と書いたところで、ここからが更に長くなりそうなので、このネタはもう一回引っ張ることにしま
す(笑)。我ながらもうちょっと簡素にまとめられないものかと呆れてしまいます。


16/05/08

 新緑が目に鮮やかな季節になってきました。気温は春というより初夏めいていますが(笑)。

 「クロムクロ」5話。由希奈の学校へ通うことになった剣之介。由希奈と同居していることもバレ
て、すっかり周囲から注目の的となり・・・。
 学園ラブコメになっちゃったと思っていたら、最後の最後で強引にロボットアニメに引き戻しまし
たよ(笑)。主役ロボットがしばらく活躍していませんでしたし、次回は久々に戦闘シーンがありそう
です。
 しっかし、何故この作品のキャラ達は素直に剣之介へ歴史を教えないのやら(今回やっと図書
室で勉強)。カルチャーショックに驚く様を楽しんでいるようにも見えたり?メインヒロインが口下
手なあたりが余計拍車をかけている感じですが。

 「ハイスクール・フリート」5話。明乃の親友が艦長をしている戦艦武蔵が、救助に来た船へ突然
発砲。両者の間で交戦状態となり・・・。
 視聴者は前回の段階で反逆罪の濡れ衣を着せられた原因を知っているのに、作品の中では相
変わらず同じことを繰り返しているので(対象が晴風から武蔵になっただけ)、見ていてちょっとイ
ライラする感じです。晴風の軍医が一応元凶に気付いたっぽい描写があったので、そろそろ1話
から続いたパターンも終息するのでしょうか。それにしたって、5話も続けて同じ展開ってのは芸
がなさすぎる気がします。
 今回はなんといっても終盤の主人公の行動が最大の問題点かと。あそこまで副長に説得された
のに、それでも艦を放り出して単独で飛び出すって、さすがに艦長としてどーよ、と言わざるをえま
せん。ここから主人公の成長を描くのだとしても、印象最悪のまま次回へ引っ張るのはちょいと後
味良くないような。うーん、ホントにここから挽回できるのか?

 作曲家の冨田勲さんがお亡くなりになりました。個人的には手塚アニメや「キャプテンウルトラ」
「マイティジャック」といったアニメ・特撮音楽の印象が強いですが、世間的にはNHKの様々な番組
の音楽を手がけたイメージが強いでしょうか(「きょうの料理」のテーマ曲も富田氏だそうで)。近年
は初音ミクとコラボしてコンサートを開催したり、どの向きで聴いてもOKなサラウンド音楽を作った
りと、老いてなお精力的に新しいことを試みている印象があっただけに、非常に残念です。この方
がいなければ日本でシンセサイザーがここまで普及することもなかったのではないかという先駆
者でもありました。謹んでご冥福をお祈りします。
 http://www.asahi.com/articles/ASJ58019HJ57UCLV00T.html
 https://www.youtube.com/watch?v=syDiAnfZMhI (「マイティジャック」オープニング)


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