おもひで
だいありーの過去ログです。
16/12/21
今日は冬至です。・・・え、日記的なコメントこれだけ?(笑)
「ふぉとふぉと」更新。秋の風景写真後編です。今回は紅葉が中心。
今年は紅葉シーズンに平泉の毛越寺を訪れてみたのですが、先日NHKの「ブラタモリ」で平泉を
取り上げていて、タモリ氏が毛越寺やその周辺といった私がよく写真を撮る場所を散策していて
驚きました(ロケ自体は9月下旬だったらしいですが)。「ブラタモリ」ではこれまで私が知らなかっ
たことを色々と紹介していて、見慣れた景色でも新鮮な感覚がありました。
閑話休題。今回もまたまたマンネリ感は否めないのですが、最近撮った写真をだらだら見返し
ていたら望遠ズームのテレ端で撮ったものが多いことに気付いたので、いつもよりは心持ち広め
に風景を切り取ってみることを意識して撮ったりもしてみました。「写真は引き算」と言いますけ
ど、引き算しすぎて必要な部分だけ抽出する癖がついてしまっていたかなと(笑)。前回意識的に
広角端を使って撮ってみたのも同じような理由からですが、この辺からちょっとずつでも新しい方
向性が見えてくれればいいなと思っているところです。
撮影場所はここのところずっと代わり映えしないですけども、気仙沼では現在大島へと繋げる巨
大な橋を建設中で、その工事の関係で景色が変わり始めているのが少し目新しい要素になって
いる感じでしょうか。来年には実際に橋が架けられるそうなので、そうすれば更に景色が大きく変
わってきそうです。
てな訳で、今回は題して「いろどる秋 その2」です。これでようやく溜まっていた宿題も消化?駆
け込みセーフといったところでしょうか(笑)。
アニメ版「シスタープリンセス」がまさかのブルーレイBOX化決定。原作ファンにとっても、恐らく
は出演者にとっても(笑)黒歴史みたいなアニメなのに、よくもリリースが決まったものです。や、個
人的には結構好きな作品なのですが(特にテレビシリーズ1期は)。
それに先駆けてCSではリマスター版の放送を開始。SD時代のデジタル制作の割には思ったよ
り画質が良くて、今の技術ならここまで修正できるのかとちょっと驚きました。しっかし、改めて見
ても作画のひどさはハンパないですね(苦笑)。とても2000年代のアニメとは思えない作画レベル
ですけど、映像が綺麗になったぶん背景美術のテキトーさが露骨に目について、おそらく海外に
丸投げだったんだろうな〜と苦笑。外国映画に出てくるインチキ日本描写並にひどい背景美術だ
と改めて思ってしまいました。や、個人的には結構好きな作品なんですよ、ホント(大事なことなの
で二回以下略)。
http://animeanime.jp/article/2016/12/20/31843.html
16/12/25
冬晴れの週末でしたが、風が冷たくて実際の気温以上に寒く感じられました。
「響け!ユーフォニアム2」12話。ついに迎えた全国大会。なかでも3年生はこれが最後の演奏
とあって、特に気合いが入っていて・・・。
シリーズのクライマックスなのに演奏シーン丸々カット?と思ったのですが、1期からずっと同じ
課題曲や自由曲を演奏しているので、ここでまた演奏シーンを入れたら3回目の使い回しになり
かねなかったんですね。なのでこういう選択もありなのかも。むしろ今回はキャラの心情をクロー
ズアップした構成になっていて、終盤各キャラそれぞれの想いが溢れるシーンに感動しました。京
都アニメーションはやはりこういう演出が非常に上手いと思います。久美子のわだかまりもこれで
やっと晴れるのでしょうか。
この様子だと最終回は丸々エピローグ?綺麗に終わってほしいものです。
毎週の感想は書きませんでしたが、今期は「終末のイゼッタ」が個人的には面白かったです。第
二次世界大戦を舞台にした仮想戦記もの的な内容で(諸般の事情で名前は変えていますが、主
人公サイドがオーストリア、敵はもちろんドイツ)、最後の魔女と言われるイゼッタが国や王女のた
めに魔法を使って無謀な戦いを続けるという、昨今珍しいシリアスで重い話でした。タイトルから予
想できるように、ほぼバッドエンドしか見えない戦争の果てに「Zガンダム」や「テッカマンブレード」
最終回並の結末を迎えましたけど、かろうじて希望のある終わり方だったかなと、そのさじ加減も
非常に良かったです。今のご時世に、しかも女の子が主人公でよくこういう話が作れたものです。
先日「遠すぎた橋」や「史上最大の作戦」といった戦争映画の名作を見る機会があったのですが、
「イゼッタ」がそれらの映画に通じる戦争の空気感や悲壮感を描いてたのも好印象でした。軍事マ
ニアや重箱の隅をつつきたがる設定オタクには色々不満があったようですけど、ラストのモノロー
グでも語っているように現代のおとぎ話というスタンスだったようですし(そもそも魔女が出てくるフ
ァンタジックな設定で、リアルじゃないとか批判するのも的外れのような)、その視点で見ればかな
りの良作だったのではないかと。萌え系アニメが席巻する今のアニメでこういう意欲作が出てきた
ことは素直に賞賛したいものです。あと戦闘シーンのアクションがかなり凝っていて、それだけでも
一見の価値ありだと思いました。
公式サイト http://izetta.jp/
16/12/31
穏やかな天気のまま年末を迎えました。いっそこのまま春になってほしいです(笑)。
「響け!ユーフォニアム2」最終話。かなり綺麗に終わった印象でしたが、意地の悪い見方をす
ればあすか先輩達3年生の物語は完結したけれども、久美子達の世代にとってはまだプロロー
グでしかないような感じがなきにしもあらず?それと2期中盤まであれほどラブラブだった麗奈か
ら、まさかあすか先輩に鞍替えするとは久美子も随分と浮気性で・・・って、そーいう問題でもない
か(笑)。ただ百合方面は物足りない終わり方でしたし、かと言って原作では結ばれた(らしい。未
読なので未確認)幼馴染み少年は完全スルーだしで、久美子自身の物語は結構消化不良だった
部分があると思いました。2期はずっと周囲に振り回されっぱなしでしたし、ここからやっと久美子
本人のストーリーが始まる気がするだけに、欲を言えばもっと続きが見たいものです。
1期以上に人間関係にスポットを当てた構成だったためか、吹奏楽の演奏シーンが思ったより
少なかったかも、というのが2期をラストまで見てまっさきに浮かんだ感想でした。あと重い話が多
かったので、キャラの明るい表情が少なかったかなと。コメディなシーンもそれなりにありましたけ
ど、記憶に残っているのはやっぱりシリアスな場面が多くて、もうちょっと高校生らしい弾けた描写
を見てみたかったようにも思います。や、リアルな高校生はこーいうものなのかもしれませんが
(笑)。とは言え作品全体のクオリティは相変わらず高いですし、とりわけ映像に関してはホントに
「どーしてここまでやれるの?」というくらいの美しさで、テレビシリーズとしてはダントツの完成度
だったのではないでしょうか。京都アニメーションの底力を改めて思い知らされた感じがします。
てなことで、大晦日なので年末恒例(かもしれない)個人的アニメランキングをば。
1位 アイカツ!(4期)
2位 響け!ユーフォニアム2
同率3位 終末のイゼッタ
三者三葉
こんな結果になりました。「アイカツ!」4期は2クール目以降シリーズ総決算にふさわしい盛り
上がりを見せて、特に終盤はそれまでの細かな不満など吹き飛ばす展開に感動の連続だったの
で、堂々の1位に。とりわけ最終回ラスト5分はアイカツ!の全てが詰まっていると言っても過言で
はない(笑)サービス精神ぶりで、3年半シリーズを見続けて本当に良かったと思ったものです。一
方で心機一転スタートした「アイカツスターズ!」は色々と気になってしまう部分があって素直に楽
しめていない現状なのですが、それについてはまた別の機会に。
2位の「響け!ユーフォニアム2」はさきほども書いたので割愛。3位の「終末のイゼッタ」も前回
書いたのでこれまた割愛(笑)。同率3位の「三者三葉」はギャグマンガの体裁をとりながらナチュ
ラルに狂気を描いている点が高評価でした(苦笑)。原作ファンからするとこれでも相当に毒気を
抜いているそうで、いったい原作はどこまで狂っているのやらと恐ろしくなったりも。何気に作画や
演出の見所も多く、作品そのものの完成度も高かったと思います。
それとテレビシリーズではありませんが、「たまゆら」が映画4部作として完結。レギュラー声優
の松来未祐さんが難病でお亡くなりになるという悲しい出来事もあったなか、長期シリーズを綺麗
に閉じたことを特筆しておきたいと思います。OVA前後編から始まって、テレビシリーズ2期、映画
4本という大作になりましたけど、徹頭徹尾優しく暖かな世界を描き続けたことはとても素晴らしか
ったです。まさにアニメ界最後の(?)良心だったのではないでしょうか。
今年は去年以上に制作が放送に間に合わないケースが増えたのが一番の問題だったのでは
ないかと(一方で落書き以下の作画レベルで放送を強行した作品も)。以前から囁かれてはいま
したけど、本格的にアニメ業界の制作体制が崩壊しつつあるようです。困ったことに来年はもっと
状況がひどくなるそうで、既に3ヶ月放送延期を決めた作品があったり、穴埋めなのか再放送の
時間枠が急増したりと、どうにも好転の兆しが見えない印象が。制作体制の抜本的な見直しが急
務だと思えるのですが、アニメ制作は企画開始から放送まで2年くらいかかるのが通例ですし、た
とえ何かしらの手をうっていたとしても、改善が目に見えて分かるにはまだまだ時間がかかるとい
った感じでしょうか。いちアニメファンがそこまで気にする必要はないのかもしれませんが、ひとつ
でも多く面白い作品、素晴らしい作品に巡り会いたいので心配になってしまいます。来年はもう少
し明るい話題が増えてほしいものです。
個人的なことで言えば、今年は持病の腰痛が悪化したり老眼が始まってマニュアルでカメラのピ
ントを合わせるのが困難になってきたりで(苦笑)、趣味の写真撮影を続けるのが大変になってき
た年でもありました。一時は引退しようかとも考えたのですが、単に好きでやっているだけですし、
マイペースでのんびり続けようと気持ちを切り替えてみることにしました。以前のように泊まりがけ
で撮影旅行といったことはなかなか出来ないかもしれませんが、身近な場所で気軽に撮り続けて
いこうと思います。
それでは皆様、よいお年を。
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