おもひで

だいありーの過去ログです。

17/04/02

 朝になると窓の外からウグイスの鳴き声が聞こえるようになって、やっと春らしさを実感していた
り。ちなみに今月の写真は早春の海をスローシャッターで撮ってみたものです(宮城県気仙沼市
にて)。
 
 国内でハイレゾを配信しているサイトの一つ、「VICTOR STUDIO HD-Music」がサービス終了を
発表。ここ数年オーディオ業界が懸命にプッシュしているハイレゾですが、メーカーの目論見ほど
は普及しておらず売り上げが伸びていないということでしょうか。私もこのサイトに会員登録してい
たのでサービス終了の案内メールが届いたのですが、最近多い業者を装ったウイルスメールじゃ
ないかと思い、最初は半信半疑でした(笑)。ですがサイトを見に行ってサービス終了が本当だと
分かり、ちょっと驚いた次第。ただ電子書籍と違って配信元がサービスを停止してもダウンロード
したデータはそのまま使えるので、まだ良いほうなのかも(電子書籍はサービスが停止されると読
めなくなります)。今回のことはともかく、今後様々なジャンルでダウンロードによる購入が浸透し
てきた場合、こーいうケースによるトラブルが色々出てくるのではないかと懸念してみたり。
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1052526.html


17/04/05

 今日は地元で21度の暑さに。桜はもとより梅ですらまだ咲き始めたばかりなのに、この暑さは
どうしたことやら。

 「アイカツスターズ!」1期の放送が終了しました。以前にちらっと色々不満があるとだけ書きま
したけど、最後までそれが払拭されたとは言い難い印象でした。前作とキャラ・世界観(+メインス
タッフ)を一新してスタートしたものの、前作との差別化を図ろうとしつつもそれが空回りして終わっ
たという点では、「ふたりはプリキュア Splash Star」と同じ失敗を繰り返した気がしなくもありませ
ん。
 なかでも活かせないまま終わった設定は、主人公の持つ謎のチート能力でしょうか。ライブ本番
になると発動し問答無用でオーディションに合格するという反則技は主人公としてどーなのよ、と
いう印象がつきまといました。更には学園長がその能力について何かを知っていて、ことある毎に
主人公に無理難題をふっかけては退学に追い込もうとする展開が繰り返され、作品自体が暗い
ムードに覆われていたのも見ている側としては素直に楽しめない感じでした。しかも3クール目ま
でその能力の謎を引っ張ったあげく有耶無耶のまま解決したことにして、以降はまるでその設定
自体がなかったかのように作中で触れられることが一切なかったのも、暗に設定の失敗を認めて
抹消したように見えてしまいました。4クール目に入ったあたりからは作風ががらりと変わり、結局
前作の路線に戻ったようなノリでシリーズ1期は終了。2期はライバルのアイドル学校が登場して
の対決路線になるそうで、まんま「アイカツ!」2期を踏襲する形になっているのもあまり芸がない
ように思えてしまったり。
 個人的にとりわけ残念だったのは、ライブCGの制作会社が変わったことでCGのクオリティが極
端に下がってしまったとこです。「アイカツ!」も1期序盤の頃は素人以下のCGと叩かれる出来で
誉められたものではありませんでしたが、2期以降はみるみるクオリティが向上してゆき、3期や4
期に関しては日本のアニメのなかでもトップクラスと思える完成度にまで成長しました。劇場版の
2作目はこのライブCGをまとめた総集編的な内容なのですが、CGのクオリティを堪能するだけで
も面白く、何度繰り返し見ても飽きないので、個人的にはこの数年間で最も再生回数が多いブル
ーレイソフトになっていたり(音声が5.1chのうえアニメとCGが混在しているので、テレビやオーディ
オ機器のリファレンスにもってこいの作品であったりします)。「アイカツ!」では外注に任せていた
CG制作を「アイカツスターズ!」ではサンライズ社内で担当するようになったのですが、あきらか
なレベルダウンに「サンライズはCGが苦手」という評価を裏打ちする結果になってしまった感じで
した。80年代からいち早くCGを導入していたのに、何故いまだ他社よりもクオリティが低いんでし
ょうかねぇ。
 ともあれ、面白いと言えるエピソードや良いと思える要素も色々あるだけに、2期はなんとか頑
張ってほしいところです。


17/04/09

 気温は高かったものの、空模様は不安定な週末でした。

 BS11新番組「サクラクエスト」。就職浪人寸前の短大生・木春由乃(こはるよしの)は、一度だけ
バイトしたモデル事務所から田舎の観光大使のような仕事を紹介されるが、実態は潰れかけたミ
ニ独立国の国王で、しかも人違いによる抜擢で・・・といったイントロ。
 P.A.WORKSによるオリジナル作品。「花咲くいろは」「SIROBAKO」に続くお仕事シリーズ第三弾
という触れ込みですが、いつの間にかシリーズものになっている?(笑)キャラデザや制作会社が
同じなのでキャラの外見がまんま「クロムクロ」ですが、ノリは確かに「いろは」に通じるものがある
かも。作中でも語られているミニ独立国ブームがバブル期の頃という話を聞いて、「そんなに昔だ
ったっけ?」と思ってしまった私は、主人公よりも独立国維持に奮闘している老人連中に近い世代
なんだろうな〜と苦笑。そういやバブル期に制作された劇場版「仮面ライダーBLACK」は、まさしく
ミニ独立国が舞台だったと思い出してみたり。とりあえず好感触だったので視聴予定です。監督
が増井壮一氏というのも私としては注目ポイントかなと(この方の演出が好きなので)。
 主人公の声がどう聴いても伊藤かな恵さんで、「いろは」に続いて主役かと思っていたら、初主
演の新人さんでびっくり。時折声の区別がつきにくい声優さんがいますけど、このお二人もかなり
似ている気がします。
 公式サイト http://sakura-quest.com/index.html

 東芝のテレビ事業部がトルコか中国の企業に売却予定という報道がネット上で流れているよう
です。1兆円の赤字による東芝再建策のニュースの中でもテレビ事業に関してはこれまで触れら
れてきませんでしたけど、この事業だけ残すというのも考えにくいですし、真実味はありそう?こう
なると国内メーカーのテレビはソニーとパナソニックくらいしか選択肢がなくなりそうです。かつて
は世界的なシェアを誇っていた日本のテレビがここまで斜陽になるとは、10年前は考えられなか
った事態のような。


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