おもひで

だいありーの過去ログです。

17/04/23

 一週間以上強風が続いている気がします。晴れたと思ったらすぐに曇ったりと、天気も一向に安
定してくれません。おかげで桜の写真が撮りにくいったらありゃしない(笑)。

 「サクラクエスト」3話。町のことをもっと知ろうと思い、多くの町民から話を聴く由乃。けれどもみ
んなこの町に対して全く希望を抱いておらず・・・。
 冷たい反応の老人達とか寂れた商店街とか妙にリアリティがあって、フィクションに思えなくなっ
てきたり。うちの近所が舞台と言われても違和感なさそうな気がしてしまいました(苦笑)。こまめ
にギャグシーンを入れてはいますが、全体的にはシリアスな雰囲気が強い感じがします。主人公
の空回りしまくりな熱意がかろうじてポジティブな印象ですけど、ここからどうやって状況を改善し
てゆくのやら。2クール作品だそうなので、割とスローペースで話が進みそう?

 「機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争」ブルーレイ発売決定。これでガンダムシリーズで
ブルーレイ化していないのは「ガンダムX」だけでしょうか(「Gセイバー」?何のことやら)。それに
しても、高山監督の自虐的なコメントが富野監督に似てきたような(苦笑)。近年はシナリオライタ
ーに専念していますし、監督時代はもはや遠い過去のこと、ということなのでしょうか。
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1056254.html



17/04/26

 強風と雨により地元の桜は一気に散ってしまいました。今年は見頃が短かった気がしなくもあり
ません。

 BS11の「Zガンダム」再放送は13話まで消化。13話と言えば「今の私はクワトロ・バジーナ大尉
だ。それ以上でもそれ以下でもない」「そんな大人、修正してやる!」「これが若さか…」といった名
(迷)台詞がいっぱいの回です。本放送当時はもちろん視聴者目線で見ていたので、クワトロがシ
ャアであることを認めずカミーユが怒る展開にもそれほど疑問はなかったのですが、カミーユ目線
で見た場合シャアを殴るほどキレる必然があるのか?といったことが今更のように気になってしま
いました(笑)。アムロより早いペースでニュータイプとして開花しつつあるカミーユですから、この
時点でもうクワトロ=シャアと気付いていて、それでも偽名を貫くシャアが気に入らなかった、と考
えることはできそうですが、カミーユの狂犬ぶりを象徴するシーン(苦笑)として長く語り継がれてい
るだけあって、確かに突然キレた印象は否めない感じがします。ですが、個人的にはむしろ「これ
が若さか…」と呟いたシャアのほうにこそ、「いやいや、あんただって充分若いやんけ」と本放送当
時から思っていたものです(笑)。「Z」の時点でシャアは27歳くらいですから、そう考えると妙にジ
ジくさい発言なのではないかと。
 ちなみに富野監督が執筆した小説版では途中までのやりとりはほぼ同じですが、シャアが不機
嫌になったことを察したハヤトがすぐに謝罪して握手をしたので、カミーユが殴る展開はなかった
りします。アニメのほうはカミーユの特徴づけや映像としてのインパクトを考慮して、ああいうシー
ンを入れたと考えられなくもない?それと直後の場面でカミーユが「クワトロ大尉は本当にシャア
なのか」とロベルトに尋ねて「エゥーゴでは有名な話だ」と言われるやりとりがあるので、少なくとも
小説版ではクワトロの正体が公然の秘密だったことが描写されています。小説版のカミーユは総
じてアニメより電波な言動が減っていて、割と等身大の少年っぽい印象が・・・あると思うのは私だ
けでしょうか(苦笑)。
 アニメの進行とほぼ時期を同じくして、小説版の2巻がこの頃に発売されたように記憶していま
す。1巻はアニメ版の5話までを描いていましたが、2巻は6話から10話あたりまでをカミーユが
書いた日記を抜粋するという形で箇条書きのように簡略化し、11話から15話が中心となってい
ます(カミーユが日記をつける習慣があるというのは小説版が初出ですが、のちにアニメにもその
設定が転用されていたり)。それとリックディアスを盗んだカミーユの父をレコアが射殺し、物語中
盤以降はアーガマから離れフェードアウトしてしまうのがアニメと小説のもっとも大きな違いでしょ
うか。レコアというキャラは富野監督もかなり持てあましていたようで、劇場版として再編集する際
には存在そのものを抹消しようと思ったそうな。けれどもメインのストーリーにがっつり関わってい
たので消すに消せなかったとか。なので小説版ではレコアがティターンズに寝返ることも、エマと
相打ちになることもなかったりします。これらの展開がどこまで当初の構想通りだったのかは分か
りませんが(「ZZ」がなければエマは生き残る予定だったそうですが)、「Zガンダム」における富野
監督の迷いが見てとれる気がします。
 本放送当時の思い出で言えば、MSV大量投入や可変モビルスーツの登場、この時期に講談社
から出版された「Zガンダム」のムック本でついにZガンダムのデザイン公開(と言っても実はまだ
準備稿のもので、アニメ本編とは細部が異なっていましたが)と、子供心には作品が盛り上がって
きた印象がありました。アニメ誌がファンの反応を取り上げて「Zガンダム」批判を始めるのはもう
少し後になってからのことだったと思います。あ、でもサイコガンダムについては第一印象の時点
で私も周囲の友達も「格好悪い」という見解で一致していました(笑)。

 「ID-0」は話そのものは非常に面白いですが、やはり感想を書くのは大変そうな印象なので毎週
取り上げるのはパスという方向性でいこうかなと。いずれまとめて感想を書くことがあるかと思い
ます。


17/04/30

 またも20度越えの暑さに。近年は4月でも夏日のような暑さになることが割とあって、季節感が
年々薄れている感じがしたり。

 「サクラクエスト」4話。伝統工芸の素晴らしい欄間細工を見た由乃は、これをもっと有名にしよう
とあれこれ試行錯誤するが・・・。
 主人公のアイディアが全て裏目に出たうえ人間関係がギスギスしたまま終わったので、見ていて
もどかしかったです。女子高生が老舗旅館の仲居として奮闘する「花咲くいろは」やアニメの制作
現場を描いた「SIROBAKO」と比べて、設定も物語もだいぶリアル寄りなので、素直にフィクション
として楽しめない側面があるような?胃が痛むような感覚を味わいながら視聴した作品(苦笑)と
言えば最近では「響け!ユーフォニアム」がありましたが、それと似たようなテイストはあるのか
も。ともかく、解決の糸口がまだ見えない状態なのでここからどうケリをつけるのか気になります。


だいありーへもどる