おもひで

だいありーの過去ログです。

17/07/02

 梅雨なのに真夏日の暑さが続いていますが、それ以上に連日熱帯夜なのが身体的には堪える
感じです。ちなみに今月の写真は宮城県登米市で撮ったあやめです。

 「サクラクエスト」13話。イベント当日、かつてないお客の数で盛り上がるものの、目玉のクイズ
大会とテレビ局主催のロックコンサートの開始時間が重なってしまい・・・。
 イベント自体は成功したものの町興しは・・・というなんとも微妙な結末でした。シリーズ前半の締
めくくりとしてはもう少し盛り上がる展開になってほしかった気もします。全体的にリアル寄りな作
風のためかアニメ的には地味な印象が拭えないというのが、ここまで見てきての感想でしょうか。
個人的には充分面白いのですが。シリーズ後半はどう話が転がってゆくのやら。
 あと意味ありげな今回のラストーシーン、単にお盆休みで帰省するとか、そーいうオチですよ
ね、たぶん。
 
 岩手は県内各地で熊の目撃が相次いでいて、おいそれと山間部へ出かけられない状況です。
滝の写真なんかも撮りたいところですけども、当面自粛といったところでしょうか。


17/07/05

 今週は梅雨の時期らしい天気が続いています。それはともかく、先週末から熱帯夜がずっと続
いていて寝不足な日々だったり。これだけは一足早く夏を思わせる感じです。

 今期のアニメもぼちぼち始まりましたが、「ナイツ&マジック」という作品がロボットものらしいの
でとりあえず視聴。主人公が死んで異世界へ転生し、前世の才能を発揮して俺ツエーする展開に
「んん〜?」と思ったら案の定原作は「なろう小説」だそうで。個人的に昨今氾濫する「なろう小説」
が大っっっっっっ嫌いで、原作がこれと知った時点で自動的に視聴はスルーすることにしていま
す。登場するロボットが「ファイブスター物語」のモーターヘッド風で、今ならCGであの複雑なデザ
インも動かせるんだろうな〜と感心したりはしたのですが、視聴を続けるかはかなり微妙です。監
督の山本裕介氏は「Vガンダム」や「キングゲイナー」といった富野作品でコンテを切っていて、転
生する前の主人公の声を阪口大助氏が演じていてたのでなんとなく「Vガン」を思い出したのです
けども、放送終了後の特番で監督自ら「Vガン」を意識して阪口氏を指名したとコメントしていて少
しニヤリとしたり。他にもモンスターデザインや美術デザインを宮武一貴氏に依頼したのは「ダン
バイン」を意識してのことだとか、惹かれる要素は幾つかあるのですが・・・。
 私が「なろう小説」系が嫌いな理由は単純で、「とりあえず異世界転生して俺ツエーしておけばヒ
ットする」という安直な発想による作品が多いこと、「世界観や用語は全部有名どころのRPGから
パクッてるから作品内では説明しない。それらのRPGをプレイしていること前提で作品を読むのが
暗黙の了解」というオリジナリティ皆無な作品づくり、といったあたりが「素人の二次創作」にしか見
えないからです。かつて富野監督が「本当にファンタジーものを作るのであれば作品内の単語一
つから全て創作するくらいの覚悟が必要」と言っていましたけど(「ダンバイン」のインタビューだっ
たか「リーンの翼」のインタビューだったか失念)、そこまで本気で考えて異世界を創造するつもり
もない作品がこれだけ溢れているのがどうにも我慢できんのです(苦笑)。極論すれば「ゲームや
マンガで得た知識で似たような話を書いているにすぎない」のではないかと。だからこそ私には
「素人の二次創作」にしか感じられないのです。
 例えばこの「ナイツ&マジック」も序盤に登場した馬が現実世界の馬と何ら変わらなくて、その時
点で「ああ、そこまでこだわって世界観を作り込む気はないんだ」と落胆してしまいました。異世界
描写のファーストシーンだったらなおのこと、身近な生物すらオリジナリティ溢れるデザインにして
一気に視聴者を引き込む必要があると思えるのですが。もしくは「この世界は現実世界と何かし
ら繋がりがあり、馬もこちら側の世界からもたらされたもの」という意味を込めて、あえてそのまま
のデザインで描いているのならまだ説得力があるのですけども。過去にはそういった設定を逆手
にとって「ファンタジー作品だと思っていたらSFだった」というどんでん返しを用意していた「スクラッ
プド・プリンセス」という名作もありましたが、この作品はそこまでの伏線を仕込んでいるようには
思えなかったり?や、今後の展開でそーいう種明かしがあったら素直にごめんなさいですが。
 ともあれ、私は「なろう小説」アレルギーみたいなものなので(笑)、以降もそのスタンスで感想を
書くことが多いかと思います。


17/07/09

 猛暑日手前の暑さとなった週末でした。予報によると週明けもこの暑さが続くとか。おまけに窓
の外からはもう蝉の声が。まだ梅雨明け前とは信じられないです。

 「サクラクエスト」14話。遅めの夏休み、旧友と再会したり地元の祭りに出かけた由乃は、あれ
だけ嫌っていた故郷に新たな気持ちを抱き始めて・・・。
 突然登場した主人公の妹に「そんな設定あったの?」と思ってしまいました(笑)。しかもいきなり
お風呂シーンを披露して萌えキャラ投入かと期待させておいて、すぐさま両親公認の彼氏持ちと
いう事実判明で視聴者を落胆させるこの仕打ち(苦笑)。増井監督、あくまでキャラ萌え路線は狙
わないというスタンスを貫くつもりですね。何にせよ、一回きりのゲストキャラにしておくには惜しい
気がしたり。
 それと散々田舎だと嫌っていた主人公の故郷、岩手からすると充分街中に見える景色なんです
が。ちょいと田舎を舐めてやしませんか(苦笑)。
 で、お次の話はどうやら民泊を題材にするつもり?相変わらずタイムリーなネタを入れてくる作
品です。


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