おもひで

だいありーの過去ログです。

17/08/23

 今日は久しぶりに30度越えの夏日に。それでもすっきりと晴れることはなく、一日に一度は雨
が降る日々です。仙台は32日連続で雨が降ったそうですが、うちのあたりも大体そんなものかと。
太陽が恋しいです(笑)。

 お台場に建造中の実物大ユニコーンガンダムは9月24日から展示開始とのこと。一部変形も再
現しているそうで、実物大ガンダムよりも進化している?でもやっぱり「何故ファーストガンダムの
次にユニコーンをチョイス?」と思ってしまいます。
 http://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1076819.html

 BS11の「Zガンダム」再放送は30話「ジェリド特攻」まで進行。元々ジェリドはこの回で死ぬ予定
だったのが、ジェリド好きのスタッフにより延命となったそうな。結果、彼は36話でフォウの死に関
与し、49話ではカミーユに対し「俺は貴様ほど人を殺しちゃいない」と作中で唯一主人公を全否定
したキャラにまで成長したのですから、この延命措置は正しかったと言えるかも?
 そんなジェリドがこの回まで搭乗していたのが、可変モビルスーツのガブスレイです。21話のZガ
ンダム登場以降更に可変モビルスーツが増える「Zガンダム」ですが、なかでもこのガブスレイが
一番よく分からない変形をするモビルスーツという印象が個人的にはあったり(笑)。何せプラモデ
ルを使って説明書を見ながら自分の手で実際に変形させても、どこがどう変形してあの形になる
のかさっぱり分からないのですから(苦笑)。しかもモビルアーマー体型が飛行形態と呼ぶには妙
に不格好で、セミのような昆虫のような、なんだかよく分からないものに変形するというイメージが
拭えません。同時期に登場したメタス(元々はハンプラビの仮名称だったそうで、「目が多い」→
「目足す」→「メタス」というダジャレだったとか)なんかは実に変形がシンプルで、いかにも飛行ユ
ニットに変わるという印象なのに、何故ガブスレイはこれほど複雑で不思議な変形機構になった
のやら。
 そもそも「Zガンダム」に変形要素を持ち込んだのは富野監督によるアイディアだったそうな。前
年に放送されたアメリカ製アニメ「トランスフォーマー」で車が瞬時にロボットへ変形するのを見て、
「これだ!」と思ったとか。日本のロボットアニメだと変形シーンも一つの見せ場として外連味を持
たせるのが常道ですけど、アメリカのアニメではさっさと変形させているのが衝撃的だったようで
す(もっとも「マクロス」のバルキリーあたりから日本のロボットアニメも変形シーンがスピーディー
になってきましたが)。スポンサーであるバンダイとしてはプラモデルのコスト面からもモビルスー
ツを変形させることには乗り気でなかったものの、最終的には富野監督の提案を呑む形になった
とかなんとか。
 そんなこんなで変形要素を取り入れた「Zガンダム」は、変形パターンの見本市であるかのよう
に(苦笑)様々な変形モビルスーツが登場することに。元は同一のデザインから分岐したメッサー
ラとギャプラン。当時円盤獣と揶揄された(笑)アッシマー。バンダイからZガンダムのデザイン案と
して提示されたものを流用したサイコガンダム。更にはエイのような異形感のあるハンブラビ、も
はやモビルスーツと呼んで良いのかすら怪しくなる(苦笑)ガザCやバウンドドック等々、よくもこれ
だけ多種多様な変形バリエーションを思いついたものだと感心するほど、それまでのモビルスー
ツのイメージを覆す機体が次々と出てきました。これらがファーストガンダムのファンからいっそう
拒絶反応を引き出し、「Zガンダム」批判を加速させる一因になったことは否めませんが、その後
に続くガンダムシリーズへデザイン面で大きく間口を広げたこともまた確かだと思います。とは言
え放送当時はやっぱり違和感のほうが大きく、私もガザCのデザインを初めて見た時は「何故ジ
オン系列のモビルスーツがこんな形に?」と反感を抱いたものです。最近でこそ「Zガンダムのモ
ビルスーツデザインは現代でも通用する」といった評価がされていますけど、当時としては時代を
先取りしすぎていたと言えるかもしれません。
 余談ですが、当初Zガンダムの頭部は変形の際邪魔になるのでアンテナがないデザインでした
(前期オープニングでシルエットのZガンダムにアンテナがないのもそのため)。ですが当時コミッ
ク版「Z」を描いていた近藤和久氏がアンテナの変形パターンを提案したため、現在のような4本
アンテナのデザインになったそうです。アンテナのない初期案のデザインも見たことがありますけ
ど、やっぱり違和感がありました。つくづく現行デザインに決まって良かったと思ってみたり。


17/08/27

 36日連続の雨降りを経て、今日は超〜久々のピーカン天気でした。けれども空の色が秋めい
て感じられ、既に夏は終わったと思えたり。秋桜も咲き始めましたし、コンビニは中華まんを売り
始めましたし(最近は一年中売ってる?)、今年は一足早く秋到来のようです。

 「サクラクエスト」21話。家出して東京へ行こうとした中学生少女・エリカ。偶然しおり達が保護し
て観光協会の寮に泊めたものの、本人はなお東京へ行こうとして・・・。
 いつも悪態ばかりついている喫茶店の中学生娘エリカに、ここに来てまさかのスポットが。田舎
暮らしがイヤで都会へ行きたいと思うのは十代や二十代なら珍しくもない気がしますが、故郷が
大好きなしおりにとってはショッキングだったようで、今回は再び彼女のエピソードでもある模様。
一応祭具集めのほうも進展がありましたけど、この二つの話って次回以降繋がってくるのでしょー
か。
 それにしても、毎回解決策を見つけにくい題材をよくもまぁ取り入れてくるものです(苦笑)。ある
意味社会派アニメ?


17/08/30

 昨日は北朝鮮のミサイル発射により、初めてJアラートによる警報が我が家でも鳴りました。朝
早くにスマートフォンから聞き慣れないチャイムが大音量で鳴り響き、自宅の防災ラジオからは頑
丈な建物か地下に避難しろというアナウンスが流れ、一気に非日常へと突き落とされた気分でし
た。今回のミサイルは日本の上空を通過しましたけど、一歩間違えれば日本に落ちる可能性は
あった訳で、ニュースで騒がれている世界情勢が他人事ではないと痛感したり。

 先週今週の「アイカツスターズ!」は「アイカツ!」とのコラボ回でした。「スターズ」のキャラと「ア
イカツ!」のキャラが共演しましたけど、これまで全くの別作品という設定だったので色々と矛盾が
発生する結果に。プリキュアシリーズみたいに映画のみのパラレルワールドという扱いなら良かっ
たのですが、「スターズ」のほうは先々週から話が繋がっている状況なので、単純に番外編扱いと
する訳にもいかないよーな?「スターズ」のキャラ達がこれまで「アイカツ!」のアイドル達を全然
知らないのは不自然ですし、何より「アイカツ!」でアイドル界のトップに立った3人と顔を合わせ
たのに彼女達がアイドルであることにすら気付かないのは、「絶対世界一のアイドルになる」と言
い張っている「スターズ」の主人公が井の中の蛙というか世間知らずのアホの子に見えてしまって
マズいのではないかと(苦笑)。結局は「スターズ」のキャラを持ち上げるため「アイカツ!」のキャ
ラを担ぎ出したような終わり方でしたし、両作品のファンにとって不満の残るコラボ回だった気がし
なくもありませんでした。せめて夢オチとか、異次元ワープして両者が出会ったけど最後は記憶を
失うとか(笑)、ムチャクチャでも良いので本編に影響のない設定にしてほしかったような。や、次
回以降どういう扱いにするのかはまだ分かりませんが。
 それと今週の話では「アイカツ!」のライブCGと「スターズ!」のライブCGが連続で流れましたけ
ど、クオリティの差を見せつけられる結果で終わった印象が。以前も書きましたが「アイカツ!」の
シリーズ後半のCGは国内トップクラスの完成度にまで到達しただけに、製作会社を変えて一から
再スタートした「スターズ」のCGは、2期に入って向上したとはいえまだまだ追いついていないと改
めて実感しました。サンライズが欲をかいてCGも社内で作ろうとするからこんなことに(苦笑)。そ
う言えば「アイカツ!」の時も1期はテレコムに製作を丸投げ状態だったのに、大ヒットした途端欲
をかいて、2期からサンライズ社内で製作するようになったら作画クオリティがガタガタに落ちまく
ったという経緯があったり。何故同じ過ちを繰り返すのやら。


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