おもひで

だいありーの過去ログです。

17/09/24

 秋分の日を過ぎて日暮れは早くなる一方ですが、昼間はまだ夏日の暑さが残っていたり。

 「サクラクエスト」最終話。最後の最後まで「可もなく不可もなく」という無難な印象で終わった感じ
でした。ドラマ的にはもう少し盛り上がったほうが良かった気もしますが、町興しがメインテーマで
ある以上あまり突飛な展開には出来なかった部分はあったのかも。元々増井監督の演出スタイ
ルはアニメ・マンガ的な記号を使わないリアルな芝居が特徴ですし、どうしても地味に見えてしまう
のは否めないかと(とりわけ今回は日常ドラマですし)。その点で深夜アニメとしては見栄えやイン
パクトに欠けていた傾向はあった感じがします。
 毎回田舎や過疎地の様々な問題を取り上げていて、田舎に住んでいる身としてはなかなかに他
人事ではない部分もありましたけど(笑)、それだけに安易な解決策を描く訳にもいかず、どこか
すっきりしない終わり方をするエピソードが多かった気がします。中年の私としては面白いテーマ
でしたが(苦笑)ティーン世代にはかなりウケが悪かったようで、その温度差は仕方ないのかなと
も思えたり。ですがアニメでもこういうアプローチが可能だと提示したことは、マンネリ化している
今のマニア向け作品のなかでは貴重だったと言えなくもない?同じくお仕事シリーズの「花咲くい
ろは」や「SHIROBAKO」と比べて今ひとつ華がない作品でしたが、個人的には充分楽しめました。

 平井和正氏が原作を努めたマンガの幾つかが電子書籍化されました。なかでも「デスハンター」
(小説版のタイトルは「ゾンビー・ハンター」)は私が初めて触れた平井作品で、少年マンガで真っ
正面から人類批判を描いた内容に衝撃を受けたものでした。復刻したのも私が読んだのと同じサ
ンワイドコミック版なので、当時の感動が思い起こされたり(って、紙媒体の本は今も手元にある
のですが)。作画を担当している桑田次郎氏の絵もこの頃が一番脂がのっていたと評されたりも
しますし、まさに平井原作マンガを代表する作品の一つと言えるかと。小説版ではカットされてしま
った第二部があるのも注目です(結局打ち切られたため数話で終わってしまいますが)。
 余談ですが、このマンガが連載されていた「ぼくらマガジン」は「少年マガジン」よりも下の年齢層
をターゲットにしていた雑誌だったというのが一番の驚きかもしれません(笑)。
 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B07546GT4W/ref=series_rw_dp_sw
 
  悪化した腰痛は少しずつ回復中。でもまだ長時間腰掛けるのはつらいです。


17/09/27

 穏やかな秋晴れが続いた今週の前半でした。言ってるそばから明日は雨のようですが(笑)。

 「とある魔術の禁書目録」テレビシリーズ3期の製作が決定したとか。ですが2期が放送された
のが7年前、原作はまだ続いているとはいえ、アニメ化のタイミングとしては遅きに失している感
があるような。と言うか原作のストックが溜まりすぎて、どこまでアニメ化できるのかという不安も
あったり。無理矢理詰め込んで第一部ラストまでといったあたりでしょうか(それでも9冊分くらいあ
りますけど)。

 弱り目に祟り目とはまさにこのことで、数日前から激しく咳き込むことが増えたので病院へ行っ
てみたら、気管支炎と診断されました。以前肺炎で入院した時ほど症状は重くなく、自宅療養で済
んだのは幸いですが、咳き込むと腰に響いて腰痛が悪化するという悪循環に陥っていて(苦笑)、
なかなかにしんどいです。四十代も半ばを過ぎるとあちこちガタがくるものだと痛感しているところ
です。


だいありーへもどる