おもひで
だいありーの過去ログです。
18/03/21
春分の日ですが、関東では本格的な雪になった模様。岩手も今夜から雪が降るらしいので、冬
景色に逆戻りとなりそうです。
先日「ブギーポップ」再アニメ化を紹介しましたが、更には「からくりサーカス」のアニメ化、そして
「どろろ」が再アニメ化(!)されるそうです。あと夢枕獏氏の「キマイラ」が映画化、しかも監督は
押井守氏とのこと。ホントに今は2018年なんでしょーか(苦笑)。
https://natalie.mu/comic/news/274228
https://natalie.mu/comic/news/274239
https://natalie.mu/comic/news/273634
今期のアニメもそろそろ終わりが近づいてきましたが、今のところ「ゆるキャン△」と「宇宙よりも
遠い場所」が突出して面白い印象です。特に「宇宙よりも〜」はアニメオリジナル作品ながら個人
的にはほぼ満点に近い出来で、オリジナル作品でここまで高評価のアニメはいつ以来だろうと思
えるほどです。残りあと1話、どちらもこのまま綺麗に終わってほしいものです。
http://yorimoi.com/
18/03/25
4月並の暖かさが続いた週末でした。冬が終わったと錯覚してしまうのですが、油断ならないの
でタイヤ交換はまだ先の予定です。
「ゆるキャン△」が最終回を迎えました。最後までひたすらキャンプしてご飯食べているだけの内
容でしたけども(笑)、毎回体感時間があっという間という不思議な感覚を味わえる作品で、演出
の妙技を見た思いがしたり。マジでどんな魔法を使ったのだろうとひたすら感心させられました。
作画や美術のクオリティも非常に高く、ご飯が本当に美味しそうだったり、夕暮れや夜景、夜明け
の風景がとても美しかったのも印象的でした。この映像美をもっと高画質で見たいがために、久
々にテレビアニメのブルーレイを予約しましたとも(笑)。ブルーレイが届いたら挽きたてのコーヒ
ー片手にまったり鑑賞しようかと思っているところです。
監督はこれが初監督作品だそうで、それゆえ相当気合いが入っていたのか、作中に登場する
キャンプ地で実際スタッフが何度もキャンプして、キャラクター達が食べている料理を実際作った
りしてからアニメを制作したそうです。それらが直接作品に反映したとは言いませんが、何かしら
体験に裏打ちされたリアルさが映像にも活かされていたと、そんな気がします。
内容については原作準拠なのでしょうが、人間関係がドライでもウェットでもない絶妙なバランス
を保っていて(ヒロインの一人はソロでキャンプするのが好きで、主人公達は一緒にキャンプしよ
うと誘うものの何度も断られますが、それで関係性がギクシャクすることはなく、互いのポリシーを
尊重しつつ友情を深めてゆく展開が実に巧みです)、この距離感も作品の心地よさに繋がってい
たと感じます。あとヒロイン達が全員料理上手で、食べるほう専門と見える主人公が特に料理好
きという設定も個人的にはナイスでした。メシマズヒロインはそろそろ辟易しているので(苦笑)。と
にかく終始爽やかな世界観で、万人にお勧めできる名作だと思います。今期のダークホースとし
て人気を博しているようですが、原作ストックはほぼ使い果たしたらしいので2期は当分無理でし
ょうか。でも続編を切望するところです。
「ガールズ&パンツァー最終章」1話のブルーレイが発売されました。既に映画館で見ているの
で感想は割愛しますが、自室の貧相ホームシアターで試聴したら台詞の音量バランスに最初違
和感があって慣れるまで時間がかかってしまいました。ブックレットの音響監督インタビューを読
んだら「台詞は横一列に配置せず、画面のキャラの立ち位置に合わせて前後や遠い近いといっ
た立体感を意識した音作りにした」とあって納得。映画館で鑑賞した時はひたすら大音量だった
ので気付きませんでしたが、自宅で常識的な音量(笑)で聴くと、確かにキャラのかけあいでも声
が近かったり遠かったりする感じです。ただ遠くのキャラの台詞もしっかり聴こうとすると必然的に
音量を上げることになり、戦闘シーンでは近所迷惑な爆音となりがちに(苦笑)。ダイナミックレン
ジの広い映画ではありがちなことですけど(私の所有しているブルーレイだと押井監督作品は割と
そんな感じです)、あまり深夜に試聴できる作品ではなさそうです。それと立体的な音作りなので、
ホームシアター構築の際リファレンスに使えそうな作品だとも思ってみたり。サラウンドスピーカー
からもガンガン音が流れるので、OVAではありますが非常に映画的な一本と言えそうです。という
か既に9.1chにする予定があるらしいので、そのうち音声リニューアル版が出そうな予感が・・・。
そして私が拙い文章でちまちまと感想を書いていたら、プロの評論家がもっと分かりやすい言葉
でしっかりレビューしているのを発見(笑)。先日取り上げた「OpenHome」の記事を書いたライター
さんのブログです。やはり会話シーンの空間設計に言及していますが、きっちり正確に設置され
たホームシアター環境でこの作品を鑑賞したら、もっと立体的に聞こえるんだろうな〜と羨ましくな
ったり(私のはスピーカーの設置がかなりいい加減な似非5.1chなので)。
http://kotonohanoana.com/archives/20125
18/03/28
今日は24度近い暑さに。7月並の気温だとかで、もはや季節感皆無です。個人的には花粉症
がピークで、気温に関係なく外に出るだけでつらかったりしますが(苦笑)。
「宇宙よりも遠い場所」最終回が放送されました。前回(12話)があまりに感動的だったので物語
のピークと思えましたが、最終話も負けず劣らず涙腺破壊的で(笑)、近頃とみに涙腺が弱くなっ
た私は2話連続で泣かされてしまいました。エピローグのオチも含めて隙が無く、伏線の回収の
見事さに感心しながら心地よくラストシーンを見終えることができた印象です。ここまで綺麗に物
語を閉じるとは、1話を見た段階では思いもしませんでした。
女子高生が南極へ行くというあらすじを聞いて、放送開始前は「リアルにやろうとしたら1クール
じゃ無理だろうし、南極へ出発するところで終わるか、はたまた思いっきり無茶苦茶な展開で南極
まで行ってしまうといったところかしらん」と安直な予想をしていたのですが、大真面目に真っ正面
な手段で南極まで行ったのがまず驚きでした。しかも毎回濃密なドラマが繰り広げられ、それが
ハイレベルで面白いという作品クオリティに脱帽。南極へ行くことの難しさ、南極で生活することの
過酷さを描きつつも、ギャグとシリアスをバランスよく配置し終始エンターテインメントに徹していた
のは素晴らしいの一言です。個人的には満点に近い評価をしたくなった作品でした。もちろんアニ
メならではの荒唐無稽さもありますし、主人公達が女子高生なのでノリが軽すぎる部分もあります
けど、それがマイナスイメージになるとはあまり感じられませんでした。硬派な作品以外は受けつ
けないという方でなければ(苦笑)万人にお勧めできる内容だと思います。
今年は1月から「ゆるキャン△」「宇宙よりも遠い場所」と名作が続発してさい先良い印象です
が、逆にこれらを越える作品が4月以降出てくるのか不安になったり?(笑)
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