おもひで

だいありーの過去ログです。

18/09/02

 先週は雨降りのまま一週間が過ぎ、今日もまた雨。梅雨の頃よりも雨量が多い気がします。更
に週明けにはまたも台風が来るらしいですし、当分青空は拝めそうにないでしょうか。それもあっ
て、このページに使う写真を撮り損ねたので、今月の写真の更新は少し遅れることになりそうで
す。

 前回の石ノ森章太郎自伝ドラマの感想を書いていて思い出したのですが、「幻魔大戦Rebirth」
の作画を担当している早瀬マサト氏が、原点であるコミック版「幻魔大戦」第一回の原作シナリオ
を見る機会があったそうな。まだ「魔法大戦」という仮題だった頃に平井和正氏が書いたシナリオ
は現在読むことのできるコミック版1話とは全く違っていて、宇宙を舞台にしたスペースオペラ風
の内容だったとのこと(最後の最後でやっと舞台が地球に移ってルナの乗っている旅客機が登場
するそうな)。そこからどういう経緯があって実際の「幻魔」1話になったのかは分かりませんが、
石ノ森氏のアイディアも相当盛り込まれて完成したのではないかと早瀬氏は推測しています。これ
を聞くと「真幻魔大戦」の序章「ピック・プロローグ」は元々平井氏が構想していた「幻魔」1話がベ
ースになっているのではないかと思えたり(大規模な宇宙戦争が描写されています)。
 それと角川映画「幻魔大戦」の決定稿シナリオは実際の映画と異なっていて、原作コミック同様
に月が地球に接近するシーンで終わっているそうです。準備稿ならぬ決定稿でその内容だったの
に、実際の映画では「おめでとう、幻魔の脅威は去った」といきなりハッピーエンドにしてしまった
のは誰の指示によるものだったのか、新たな謎が発生?
 ここにきて色々と新事実が判明していますけど、全シリーズを包括する形で現在連載が進んで
いる「幻魔大戦Rebirth」がきちんと完結するのか、それが一番気になるところです。「幻魔」だけ
じゃなく他の平井作品キャラや石ノ森作品キャラも続々登場して風呂敷広げまくってますが、また
も打ち切り未完というのは勘弁願いたいものです(苦笑)。
 https://www.sunday-webry.com/series/748


18/09/05

 台風は大阪を中心に甚大な被害を及ぼして日本を通過(西日本にお住まいの方々は大丈夫で
したでしょうか)。今年は大雨や台風がひときわ猛威を振るった夏でしたが、本格的な台風シーズ
ンはこれからということで、不安はまだ拭えなかったり。
 そしてうちのあたりでは10日ぶりくらいに青空が戻ってきました。家の中の湿気がひどいことに
なっていたので、これで少しは湿度が下がってくれると良いのですが。

 ニコンに続いてキヤノンがフルサイズミラーレスカメラを発表。当面はフルサイズミラーレスがト
レンドになるのでしょうか。ただこれも一眼レフカメラよりも高い価格設定で、今の技術ではコスト
を抑えるのが難しいのかなと思ったり。ニコン、キヤノンとも新しくレンズのマウントを打ち出してい
ますが、果たして一眼レフと並ぶ主力となるのやら。
 https://dc.watch.impress.co.jp/docs/news/1141581.html

 JBLが往年の名器を踏襲したブックシェルフスピーカーを発売するというので記事を読んでみた
ら、スピーカーがむっちゃ大きくてびっくり(ウーファのサイズが300mm!)。こんなサイズでもブッ
クシェルフの範疇に入るのですね。なんとなく定義が分からなくなってきました(苦笑)。
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1141407.html


18/09/09

 台風が去ったと思ったら、翌日には北海道で震度7の地震発生。いくらなんでも今年は天災が
多すぎると思ってしまいました。亡くなられた方に心よりお悔やみ申し上げるとともに、一日も早い
復旧を祈念いたします。 
 それと遅ればせながら今月の写真を更新。自宅前で撮った夕暮れの栗駒山です(手前に見え
る明かりは地元の運動公園の照明)。この写真を撮った日を含めて、この二週間で晴れたのが
二日しかなくて、うちのあたりは先月下旬からずっと天候不順が続いている感じです。

 昨日今日と仙台で定禅寺ジャズフェスティバルが開催されましたが、二日とも雨続きだったのと
夏風邪が治りきっていなかったので、今年は見に行くのを断念しました。来年はもうちょっと体力
をつけたり体調を整えたりして是非見に行きたいものです。

 昨夜教育テレビ・・・じゃなかったEテレで「100分de石ノ森章太郎」というトーク番組が放送されま
した。先日のドラマといい、生誕80年ということで今年は様々な形で石ノ森章太郎氏が取り上げら
れているようです(先月は単行本や考察本も出ましたし)。
 内容は漫画家や評論家達4人による色々な視点からの作品分析といった感じでした。これまで
にも石ノ森作品について論じた番組はありましたけど、今回はいっそうディープに掘り下げた印象
で、個人的にはとても面白かったです。とりわけ石ノ森作品の特徴とも言える実験的なコマ割りや
構図について具体的にページを提示しながら詳しく解説したのは、石ノ森作品を知らない人達に
も興味を持ってもらう良いきっかけ作りになったのではないかと思ったり。ただトークの中でも触れ
ていたように、やたらと未完の作品が多いのも確かで、そこは残念ながら悪い意味での特徴だと
感じます。
 それと「幻魔大戦」についてのトークでしっかりと平井和正氏についても取り上げていたのが個
人的には嬉しくなりました。テレビ番組で「ウルフガイ」といった作品名まで出したのはかなりレア
だったのではないでしょうか。
 以前からアニメや漫画に関するマニアックな番組が多いNHKですが、今回もかなり深掘りした内
容でした(ちなみに13日午前0時から再放送あり)。
 http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/2018special2/index.html


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