おもひで

だいありーの過去ログです。

18/09/23

 激しい雨が降ったかと思えば爽やかな秋晴れになったりと、天気が目まぐるしく変わる週末でし
た。まさしく「女心と秋の空」といった空模様でしたが、昼間はまだ夏 の暑さが残っていたり。
 一方で伊豆沼では早くもマガンが飛来。もう冬の足音が近づいてきた?(笑)

 PS Vitaが年内で出荷完了、後継機の予定は現時点ではない、とのこと。ソーシャルゲームにシ
ェアを奪われて携帯ゲーム機が売れないという話も聞きますが、こういう発言を目にすると本当ら
しいと実感します。ソーシャルゲーに限らず今やゲームは課金が当たり前になっている印象です
けど、もはやソフト本体だけで完結するゲームは過去の遺物になってしまったのやら。昭和生ま
れのファミコン世代としてはいまだに馴染めない感じです。
 https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1144054.html

 今期のアニメ「はるかなレシーブ」が最終回を迎えました。ビーチバレーが題材ということで、全
話水着回という前代未聞のアニメでした(笑)。スタッフがよほどこだわったのか、とりわけお尻の
作画に関しては執念とも言えるクオリティで、これだけでも一見の価値はあったかと(苦笑)。
 一方ストーリーは超正統派のスポ根路線で、試合のシーンはかなり熱いものがありました。ただ
全体的に話の進行がスロー気味で、もう少しテンポが良ければもっと面白かったのではと思わな
くもなかったり。この辺は原作のストックやシリーズ構成の兼ね合いもあるので仕方ない部分もあ
るのでしょうけども。 
 シリーズを通して作画・演出は安定して高く、安心してストーリーを楽しめた感じでした。加えて舞
台となっている沖縄の空気感が素晴らしく、風景のシーンを見ているだけでも心地よいものがあり
ました。個人的には背景美術が美しい作品はそれだけで評価高めです(笑)。それと以前にも書
きましたがRasmus Faber氏が担当した音楽がテレビ放送でも音質の良さが感じられて、こういう
感覚は非常に珍しい気がしました。
 見所がとても多く、今期のアニメの中では非常に良かったと思えた作品でした。

 ・・・などと普通に感想を書いていますが、この夏は台風やら大雨でBSがまともに受信できない
ことが多く、ノイズまみれで途切れ途切れだったり、全く見られなかったりといった状況での視聴と
なった作品が多かったです。何故か見たいアニメの放送がある日に限って悪天候になるというサ
イクルで、どんだけ運が悪いのやらと天気を呪う夏でもありました(苦笑)。


18/09/26

 何やら台風がいきなり進路を変えて本州に接近しているとか。今年の日本はどれだけ台風に好
かれているのやら。

 AT-Xが今日からようやくハイビジョン放送になりました。スカパー!でも特にチャンネル料金が
高いのに、今までずっとSD画質で放送していたのですから酷い話です。や、文句を言いながらも
ずっとチャンネル契約を続けている私も私なのですが(苦笑)。何にせよ、これでやっとまともな画
質で見られる作品が増えそうです。
 https://www.at-x.com/whats_new/detail/4705

 今期のアニメ「プラネット・ウィズ」が最終回を迎えました。ロボットアニメっぽかったのでとりあえ
ず見始めたのですが予想外に面白くて、最終回は感動で涙腺うるうる状態でした。アニメオリジナ
ル作品でありながら物語をこれ以上ないくらい綺麗に締めたのも、昨今のアニメでは希有だった
かもしれません(笑)。
 1クール作品でありながら6話で一旦話にケリをつけ、7話から第二部、11話から第三部的な展
開になるという大河ドラマ風な構成で、序盤こそやや地味な印象があったものの、急展開するス
トーリーにどんどん引き込まれた感じでした。SFらしい宇宙規模の設定と日常生活が上手くミック
スされているあたりも、個人的な好みに合っていました。ピンポイントなところで言えばメインヒロイ
ンが眼鏡っ娘というのもポイント高し!(苦笑)しかも最後の最後まで重要な役回りで活躍したの
が実に良かったです。ただ物語の展開が目まぐるしかったぶん、キャラの掘り下げにやや物足り
なさがあったのも確かでしょうか。出てきたばかりのキャラの過去エピソードをいきなり描写したり
といった唐突さは、ちょっと視聴者置いてけぼり感があった気がします。終わってみれば2クール
ぶんくらいの内容を詰め込んでいたので、改めて1話から見返せばまだ違った印象になるのかも
しれませんけど。
 ちょっと懐かしいスーパーロボット的な熱いノリもありつつ、濃いSFネタもいっぱい詰まっている
良作だったと思います。今年は「宇宙よりも遠い場所」といい、アニメオリジナル作品もまだまだ捨
てたモノじゃないと思わせてくれたのは大きな収穫だった気がします。その傍らで目を覆いたくな
るような作品も結構ありますが(苦笑)。


18/09/30

 現在台風が日本を北上中。明日未明に岩手を通過するようです。私の地元にも避難準備が発
令されたので、万が一に備えておきたいと思います。

 先日伊豆沼のジャズ喫茶を訪れてみましたが、それに勢いづいて(笑)今度は地元の伝説的な
ジャズ喫茶「ベイシー」に行ってみました。訪れるのは確かこれで4回目だったと思います。自宅か
ら車で5、6分の場所に店があるという、ジャズ喫茶ファンからすれば垂涎とも言える好条件にも
かかわらず、あまりにも有名すぎるところなので小心者な私は及び腰になってしまい、なかなか足
を運べずにいました。今回はなんとか自分を奮い立たせて店のドアをくぐることができた感じです
(苦笑)。
 今回はちょうど良いリスニングポジションの席に座ることができて、しかも私が持っているアルバ
ムが流れたりと、今までで一番良い条件で聴くことができました。私が抱く「ベイシー」の印象は、
とにかく音の圧力や迫力がすさまじく、音楽を聴くというより全身に浴びるという表現が近い感じで
しょうか(笑)。今回もその感覚はもちろんあったのですが、流れていたのがビブラフォンの曲だっ
たりボーカル曲だったりと、これまで「ベイシー」で聴いたことのない楽曲が多かったので、「こうい
う聞こえ方をするんだ」といった新鮮な驚きが幾つもありました。とりわけ私も所有しているアルバ
ム「アートペッパー ミーツリズムセクション」は、自宅で何度も聞いているだけに改めて「ベイシ
ー」の凄さが分かった感じです。同じアルバムを聴いているとは思えないほど音のリアルさや重厚
さが別物で、よく雑誌等のレビューで「等身大の音」といった表現をしますけど、本当にその場で
演奏しているかのように聞こえるというのはこういうことなんだろうなと、ようやくそれが体感できた
ように思えました。特にドラムの音や人の声、拍手といったものの実在感は素晴らしく、最後に聴
いたライブ盤「モントルー'77」で演奏者同士が会話している部分などは「ホントに目の前で喋って
いるんじゃないの?」と錯覚するほどでした。これまでは「ベイシー」の音にただ圧倒されるばかり
でしたが、皆さんがジャズの聖地と賞賛している理由の一端をやっと窺い知ることができたのでは
ないかと、そんな満足感を得た今回の訪問でした(や、ズブの素人の思いこみにすぎないのでしょ
うが、それくらい感動したということで)。
 私の拙い感想では色々言葉足らずなので、「ベイシー」の歴史がざっくり書かれた文章を最後に
紹介。ちなみにこの文章の冒頭に出てくるJBLのスピーカーの後継機が、先日訪れた伊豆沼の
「コロポックル」にあるスピーカーEVEREST DD67000です。
 http://www.liveatbasie.jp/articles/index.html


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