おもひで

だいありーの過去ログです。

18/11/11

 街路樹の銀杏は葉が落ちて、路面を黄色く染めるようになりました。街中も次第に晩秋の景色
になってきた感じです。

 富野監督に「これを見ずにアニメを語ってはいけない」とまで言わしめた映画「銀河鉄道の夜」
のサントラが2枚組になって復刻。初めてこの映画を見た時は音楽のインパクトが強烈で、かなり
印象に残った記憶があります(音楽の効果で原作以上に宇宙の虚無感とか絶望感が強まってい
ると感じたものでした)。なのでこれを機にサントラを買ってみようかなとも思ったのですが、もの凄
〜く暗い楽曲というイメージがあるので、果たして音楽単体で聴いてみて楽しいものかどうかちょ
っと微妙?(笑)
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1152178.html

 TPP締結の思わぬ余波にびっくり。これまで日本の著作権保護期間は50年だったので、近代文
学の多くが無料で読めるようになっていましたけど、TPPにより期間が70年に延長されたので、自
由に読めなくなる作品が出てくる可能性がありそうです。例えば江戸川乱歩は数年前に没後50年
を迎えたので今は青空文庫等で無料で読めますが、今後もそれが持続するのやら。TPPと言うと
農業関係でとりあげられることが多かったので、よもやこんなところにまで関係してくるとは思いも
しませんでした。
 https://www.watch.impress.co.jp/docs/news/1152314.html

 ザクヘッドの南部鉄瓶が発売されるそうです。最近は炊飯器の釜にも使われたりしている南部
鉄器ですけど、なんでこんなコラボ企画を?と思わず笑ってしまったり。
 https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1152481.html


18/11/14

 今朝は盛岡の市街地でも氷点下の寒さに。気が付けば日暮れがずいぶんと早くなっています
し、冬が近いことをイヤでも実感します。

 パナソニックがハイエンドのUHD BDプレーヤーを発売。パイオニアに続いて、久しぶりにAV機
器の高級プレーヤーが立て続けにリリースされた感じです。今や部品の小型化や集積化が進ん
で、かつてのように「でかい・重い=高音質・高画質」ではなくなってきましたが、やはりこーいう物
量投入された機器を見るといかにも高級機という印象で、物欲を刺激されます(笑)。
 パナソニックもパイオニアも4K8K放送が始まるのを見越しての高級機発売なのでしょうが、ブル
ーレイですらDVD並に普及しているとは言い難い現状で、果たしてUHD BDがどれだけ浸透する
のか個人的には懐疑的でもあったり(あれ、前にも同じようなこと書いた気が)。もちろん普及して
くれたほうが嬉しいですけど、パッケージ販売よりネット配信に比重が傾きつつある昨今、映像デ
ィスクがいつまで存続するのかはかなり不安なところです。UHD BDが最後の映像ディスクになる
のではないかと、そんな気がしなくもなかったり?
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1152864.html

 私が使っているUSB-DAC(micro iDAC2)の最新ファームウェアが公開され、PCMの音源は8倍
オーバーサンプリング(352.8kHz/384kHz)による再生が可能に。さっそく適用して試してみました
が、CDからリッピングした曲でもDSDを聴いているような滑らかな音になった感じがします。前後
の立体感がより分かるようになり、心なしかS/N比も向上したような?ただ全体的に上品な音にな
った反面、ボーカルの生々しさや荒々しさといった部分は減った気がしなくもありません。耳障り
が良く聴いていて気持ちの良い音なので、オーバーサンプリングを使うかどうかは好みの問題と
いったところでしょうか。通常通りの再生も可能なので、曲によって使い分ける手もアリかと思いま
した。なんにせよオーディオ再生の選択肢が増えたので、嬉しいアップデートです。
 https://www.phileweb.com/news/audio/201811/14/20349.html


18/11/18

 風は冷たいですが小春日和の週末でした。

 公開が近づいている「機動戦士ガンダムNT」の監督インタビュー。なんでも絵コンテを富野監督
に見せたら激怒してしまったそうで、その理由が実に富野監督らしいと妙に納得してみたり。他に
も「Gガンダム」や「ガンダムW」を誉めていたとか、富野監督の近況も知ることのできるインタビュ
ーとなっています。
 https://akiba-souken.com/article/37150/

 コーヒーの話。ハンドドリップでコーヒーを淹れるのがささやかな楽しみになっている私ですが、
いかんせんギネス級の不器用さなので(笑)同じコーヒー豆を使っても毎回味が変わってしまうの
が悩みの種でした。けれども、先日ネットで知った「4:6メソッド」という淹れ方を試してみたところ、
ほぼ同じ味で安定してコーヒーを淹れられるようになりました。
 元々はバリスタの世界チャンピオン(?)になった柏谷哲氏という方が提唱した方法で、これまで
のセオリーからはやや逸脱する手法です。ドリップメーカーが推奨する淹れ方ではお湯を注ぐス
ピードを上手くコントロールしないと味が均一になりませんでしたが、柏谷氏は具体的な数値と手
順によってノウハウを提示。この方法に従えば誰でも安定した味で淹れることができるという寸法
です。ただ私は下記の記事にあるようなこだわりまでは徹底しておらず、あくまでお湯の温度や注
ぐ量を毎回同じにしているだけなのですが、それでもコーヒーの味がぐっと美味くなって安定する
ようになりました。おかげで今は様々な種類の豆を買って味の違いを飲み比べるのが楽しくなりま
した。もちろんこのメソッドを厳密に守る必要はない訳で、私もお湯の温度は87度、お湯を注ぐ時
間も3分以内と多少アレンジを加えることで、私好みの味に近づきました。ともあれ勘や技術に頼
らずとも安定してコーヒーを淹れられるので、非常にありがたいメソッドです。
 余談ですが、この方法を編み出した柏谷氏は病気で食事制限されたのをきっかけにコーヒーに
こだわり始め、世界チャンピオンにまで登りつめたそうな。私も同様の経緯でコーヒーにいっそう
凝るようになったので、なんとなく親近感を覚えてみたり。
 http://nekomari.com/2017/10/16/coffee46method/


だいありーへもどる