おもひで

だいありーの過去ログです。

18/11/21

 盛岡は今日初雪を観測。いよいよ岩手も冬に突入です。

 ガンダムの新企画が続々発表され、富野監督の劇場版「Gレコ」、「閃光のハサウェイ」映画化
が正式に公表されました。「Gレコ」は5部作の予定と富野監督は以前から公言していますが、現
時点で何部作になるかは明かされず。最近のインタビューで3部の追加カットを制作中と富野監
督がコメントしていましたし、予定通り5部作になるのでしょうか。
 一方「閃光のハサウェイ」は3部作とのことですが、原作は小説ということもありどちらかというと
人間ドラマ主体の物語なので、大幅に戦闘シーンを追加しないと映画として見栄えがしないような
気がしたり。果たしてどういった内容になるのやら。それと映画に先んじてグスタフ・カールが既に
プラモデル化決定していますけど、元デザインとは似ても似つかぬ姿となっていて(「ガンダムUC」
7巻に登場したデザイン準拠)、他のモビルスーツも大幅なアレンジが施されそうな予感。個人的
にはやはり小説の挿絵で描かれたデザインの印象が強いので、あまり変わってほしくないと思っ
てしまいます。とはいえそのままではアニメで動かすのはかなり難しいでしょうし、やっぱり変わっ
てしまうのでしょうね。
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1154493.html


18/11/25

 12月並の冷え込みとなった週末でした。タイヤ交換を済ませ、冬用のコートを慌てて引っ張り出
し、私も冬への迎撃準備完了です(笑)。 

 先日コタツの上に置いてあった新聞を何気なく眺めていたら、滝沢市にあるオーディオショップ
の広告が掲載されていました。滝沢にもオーディオ店があるのかと少し意外に思っていたら、私
が8月に仙台のオーディオ店まで足を運んで見てきたスピーカー・Accordoを取り扱っていて、さら
には試聴もできると書いてあってびっくり。岩手でAccordoを聴くことのできる店があるとは思いも
しませんでした。私の自宅からだと仙台へ行くよりも遠いので、気軽に訪ねるという訳にはいきそ
うもありませんが、機会があれば一度くらいは行ってみたいと思ったり。
 http://audiobassman.jp/

 毎年この時期に行われる松島-仙台間の駅伝が今日行われ、私も漫然とテレビ中継を見てい
ました(この駅伝がある日はいつも晴れている気がします。スタッフか出場選手に天気運の良い
人がいるのでしょうか)。以前にも書きましたけど、この駅伝を見るといよいよ冬が来ると実感しま
す。それと無性に仙台に行きたくなります(苦笑)。


18/11/28

 朝は氷点下でも昼間は16度の暖かさになったりと、今週は寒暖差の激しい日が続いています。

 書店に立ち寄ったらMSV(モビルスーツバリエーション)の設定画やプラモデルのパッケージ絵
をまとめたムック本があったので、思わず衝動買い。リアルタイムでMSVが続々と発売されていっ
たのを体験した身としては懐かしい限りです。
 ガンプラブーム全盛期の頃、私は小学校高学年〜中学生で、まさにガンプラ直撃世代でした。
当時アニメ本編に登場したメカやキャラのプラモを出し尽くした感のあったバンダイは、リアルタイ
プと称して既存のプラモデルの色違いキットを発売。思いっきり地味なミリタリーカラーとなったガ
ンダムやザクに対して、その時の私や周囲の同級生達は違和感を覚えることなく素直に「格好い
い」と思ったものです。今回買ったムック本のインタビューによると、このリアルタイプシリーズは
MSVキット化へ向けての様子見として企画されたものだったそうで、おかげでMSVがプラモデルと
して発売された時も特に抵抗感はなかった記憶があります。むしろアニメよりもリアルさを増した
キットを見て、逆に既存のガンプラがオモチャっぽくさえ感じられた気がします。当時アニメでも「ダ
グラム」や「ボトムズ」がガンダム以上にミリタリー寄りなデザインと設定で放送されていましたし、
ガンプラと同じくバンダイがリリースしていた「ザブングル」はプラモのほうがアニメ設定画よりもデ
ィティールを追加され、ジオラマ向けの小物が付属するというマニアックな商品展開をしていたの
で、すんなりMSVを受け入れる下地が出来上がっていたのかもしれません。
 MSVの登場によりガンプラブームは加速し、私の周りでも新しいキットの情報や入荷の噂が飛
び交っていました。なかでも人気だったのはやはりフルアーマーガンダムで(今思えばロボットの
フルアーマー化はこれが元祖だったのかも)、とにかく品薄で手に入りませんでした。ひねくれ者
の私はあえてフルアーマーをスルーしてプロトタイプガンダムのキットを買って、周りからは「プロト
タイプなんて格好悪い」とか言われていた気がします(苦笑)。とにかくMSVのキットは新作が出る
たび話題になり、誰かしら買っていたような印象でした。そういえばプラモの塗装につや消し塗料
を使うとリアル感が増して格好いいと感じるにようになったのも、MSVの影響だったかも。
 それと今思えば不思議ですが、アニメ本編には登場しない設定やキャラによって作られたMSV
が、反感を買うことなくガンダムワールドの一部としてとけ込んでいったのは見事な戦略だった感
じがします。私の周囲でも「シャアとジョニー・ライデンはどちらが強いか」なんて強さ論争が普通に
ありましたし、当たり前のようにMSVをアニメの延長ととらえていました。このムック本インタビュー
によるとアニメ本編に干渉しないよう留意しながら設定を作り込んでいったそうで、後のOVAや外
伝作品でガンダムを5号機だ6号機だと無神経に増やしていったスタッフに是非とも聞かせたい
言葉だと思ったり(笑)。当時は「コミックボンボン」や「模型情報」等で水平的に情報展開していた
こともあり、アニメは終わってもガンダムはまだまだ続いているという感覚が子供達の間にはあっ
たように思います。
 ただそんなブームもいつまでも続くはずはなく、「プラモ狂四郎」に登場したパーフェクトガンダム
までキット化された頃には、いよいよもってネタが尽きたような印象がありました(事実これが最後
のMSVキット)。子供心には結構長い期間リリースされていた感覚がありましたけど、実際の商品
展開は約1年半で終了。意外と短かったことに今回ムック本を読んでいて驚きました。ともかくリア
ルタイムで体験した身としては、矢継ぎ早にリリースされるMSVのプラモは一種のお祭りのような
ワクワク感があって、そんな当時の気分を思い出させてくれたムック本でした。
 https://www.gundam.info/news/publications/news_publications_20181121_14.html


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