おもひで

だいありーの過去ログです。

18/12/02

 朝晩の冷え込みがいっそう厳しくなり、冬の到来を実感させる12月最初の週末でした。ちなみに
今月の写真は自宅近くで撮った黄昏です。

 昨日から4K8K放送がスタート。現時点では全く縁のない私ですが、地元の家電量販店で少しだ
け実際の放送を見てきました。確かにハイビジョン放送と比べて格段に解像度が上がり、画面に
近寄ってもドットが見えない精細感は素晴らしいと思いましたが、逆に映像がクッキリしずきていて
なんだか違和感があったりも?「よりリアルに」というのがメーカーや放送局の売り文句ですけど、
コントラストが上がりすぎてむしろ現実離れしている気がしてしまうのは、私がいまだブラウン管好
きなオールドタイプだからでしょうか(苦笑)。たぶん見慣れれば違和感も解消されるのでしょう
が、今のところ見たいコンテンツもないので(と言うか結局放送しているのが2Kからのアプコンだ
ったり、通販番組ってのはどーなのよ)、当面は様子見といった気分です。
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1156174.html

 劇場公開開始に合わせて「機動戦士ガンダムNT」の冒頭23分が昨日BS11で放送されました。
先日(11月18日)紹介したインタビューで監督が「逆襲のシャア」のテンポを意識したとコメントして
いる通り、確かに「逆シャア」を彷彿させる話のスピード感と富野ガンダム的な高速の戦闘シーン
が印象的でした。「ガンダムUC」とは演出方法が全く違っていて、「UC」の後日談というよりは別作
品ととらえて鑑賞したほうが良さそうな気がしたり。ただストーリーが「UC」よりも輪をかけて暗く救
いがなさそうな雰囲気で、こうやって冒頭部分を視聴しても続きを見に映画館まで足を運ぼうとい
う気分にはなりにくい内容だと感じてしまいました。脚本は「Zガンダム」的なものを目指したらしい
ですけど、「Z」のネガティブな面を更に突き詰めたような印象があって、かなり見る人を選ぶ映画
になっているのではないかと思えました。「F91」へと繋がる次のガンダムシリーズの幕開け作品だ
そうですが、果たしてどれだけヒットするのやら。
 http://gundam-nt.net/


18/12/05

 昨日は岩手の沿岸部で25度近い暑さに。かと思えば明日は雪が降って気温一桁の寒さになる
とか。寒暖差疲労というものがあるそうですけど、この気温差では確かに体調もおかしくなりそうで
す。

 「パトレイバー」が30周年イベントを開催。こんな記事を見ると自分が年をとったとイヤでも痛感
させられます(苦笑)。当時はちょうどリアルロボットアニメがテレビから途絶えていて、OVAとして
スタートした「パトレイバー」がロボットアニメファンには救世主のような存在でした。今では普通で
すけど、OVAのソフトが1話4800円という価格もあの頃はもの凄く魅力的でした。30周年ということ
は、「パトレイバー」はギリギリ昭和の作品なんですね。まさか現実のほうが「パトレイバー」の時代
設定(1998年)を追い抜く日が来るなんて当時は思いもしなかったものです。
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/news/1156753.html

 先日感想を書いたMSVのムック本を読んでいるうちに、84年の春頃(だったかと)に富野監督が
「逆襲のシャア」(!)というタイトルの小説を刊行するという記事がアニメ誌に掲載されたのを思い
出しました。バンダイがMSVに続く新たな企画として、MS-Xというモビルスーツ群の商品化と、富
野監督にガンダムの続編小説を執筆させるという予定があったようです。ただその後続報はな
く、半年ほどたってから「Zガンダム」の製作が発表されて結局有耶無耶になったのですが、その
「Z」の最初の情報公開の際にも富野監督のコメントで「サブ・アタックタイトルは逆襲のシャアであ
る」と書いてあって、はたして執筆予定だった小説と「Z」は同一のものなのか、はたまた違うのか
当時ちょっと混乱したのを覚えています。「Z」の企画自体が83年半ばから動き始めていたことを
考えると、小説として発表しようとした「逆襲のシャア」と「Zガンダム」は同じ内容だったのではない
かと思えるのですが、今となっては知るよしもありません。ただそういう経緯があったので、ファー
ストガンダムでは敵だったシャアが「Z」では味方にいても特に違和感や抵抗感はなかった気がし
ます。
 それとMS-Xのほうは雑誌にデザインが掲載されたもののキット化されることなく終わりました
が、ヘビーガンダムはガンダムMk-2のベースデザインに、ガルバルディは「Zガンダム」でデザイ
ンを変えてガルバルディβとして登場、アクトザクはほぼ同じデザインで同じく「Z」に登場、ドワッジ
はデザインも設定も変えて「ZZ」に登場、更には異形のモビルスーツ・ギガンは30年を経たのち
「ガンダムUC」に登場したので、企画そのものは消えましたけど設定やデザイン群はちゃんと公
式作品に反映されていたり。

 そんなこんなで、ふと懐かしくなったので「Zガンダム」放送当時に発売されたサントラCD(私が
人生で初めて買ったCD)を引っ張りだして、30数年ぶりに聴いてみました。CD黎明期である80年
代のCDは今ほどコーティング技術が良くなかったので、データが読み取れなくなってしまうものも
多いと聞きますが、このCDはちゃんと今でも再生することができました。さすがに音質的には最
近のものより良くないのでしょうが、特に音が悪いとか劣化したという感触もなかったので、世に
CDが出た頃の売り文句「半永久的に聴くことができる」というのが事実だったと改めて実感してみ
たり。80年代に発売されたCDはブックレットにわざわざそういう説明書きがあったりもしました。今
にすれば大仰という気もしますけど、レコードやカセットが主流だった当時はそれだけ画期的な発
明だったものです。


18/12/09

 一月並の寒さ&この冬初めての積雪となった週末でした。二日続けて車の雪下ろしをしている
と本格的な冬が来たと実感します。

 パイオニアが香港投資ファンドの完全子会社に。ピュアオーディオ部門は既にオンキヨーと合併
し今の主力はカーオーディオですが、高級オーディオブランドTADはまだパイオニア傘下にあるの
で今後の動向が気になるところです(や、オンキヨーもかなり危ないという噂を聞きますが)。国内
オーディオメーカーとしては恐らく最もハイエンドの機器を発売しているTADだけに、なんとか生き
残ってほしいものです。
 そもそも数年前カーオーディオ事業一本に絞る選択をした時点でパイオニアの方針には疑問が
あったのですけども、よもやスマホナビの普及によりカーナビが売れなくなってしまうとは。さすが
にこの事態は予想できなかったといったところでしょうか。カロッツェリアと言えば今なおカーオー
ディオではシェア一位だと思うのですが、そのカロッツェリアですらこの有様ということは、他のカー
オーディオメーカーも危ういのではないかと心配になってきます。
 https://www.phileweb.com/news/d-av/201812/07/45892.html

 ゴーン会長逮捕で連日ニュースとなっている日産が一億円を超える高級車を発売。小市民の私
はこんな高い車を買う人がいるのだろうかと思ってしまいますが、たぶん買う人は少なからずいる
のでしょうね。
 https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1157291.html

 高級スポーツカーといえば、昨日地元の市道を車で走っていたらランボルギーニとすれ違いに
なり、思わず目を疑いました。ナンバーまでは確認できなかったのでどこから来たのかは不明で
すが、走る不動産とまで言われる(笑)ランボルギーニを所有している人が岩手にもいるんだなぁ
と驚いてしまいました。それとかなり車高が低くて、座席からの視界はどんな感じなのだろうかと気
になってみたり。


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