おもひで

だいありーの過去ログです。

19/04/03

 4月に入っても雪の降る日が続いています。1月2月と雪が少なかったので、ここにきて帳尻合
わせをしているみたいな?(笑)
 そして一昨日は5月からの新元号が「令和(れいわ)」と発表されました。昭和から平成になった
時も最初は違和感がありましたけど、この新しい元号も月日がたてば自然と馴染んでくるのでしょ
うか。
 ちなみに今月の写真は元号の出典(万葉集の梅花の歌)にちなんで、地元の公園で撮った梅の
花です。

 「アイカツフレンズ!」シリーズ1年目が終了。前作の「アイカツスターズ!」では主人公いじめが
酷すぎたためメインターゲットである子供達にまで引かれてしまったとか(私も後味が悪くて不満に
感じた回が何度かありました)。その反省からか今作は作風がとても明るく前向きで、とにかく見
ていて楽しい気持ちになる印象がありました。もちろん重苦しい展開も時にはありましたけど、適
度にギャグを挟んで必要以上に息苦しくならないようにしたりと、作品のバランスに気を配ってい
たように思えました。シリーズ序盤から早くもギャグが暴走を見せ始め、狂気すら感じるノリ(笑)
はどこか初代「アイカツ!」を彷彿させて、ある意味原点回帰に近い作品になったとも言えるでしょ
うか。
 前作でキャラを増やしすぎた反省から今作ではレギュラーキャラを絞ったそうですが、それでも
消化しなければならない設定をこなすのに手一杯という印象がシリーズの途中まではありました。
ですが、最終回にあたるエピソードを4クール目の序盤に済ませるという大胆な構成をとり、残り
の話数で「主人公の夢が叶ったその後」を描きつつ、各キャラを深堀りして作品世界を横方向に
広げることに注力。見事「アイカツフレンズ!」ならではの世界を確立して1年目を終えました。は
たしてこのシリーズ構成が元からの予定だったのか、はたまた2年目が決定したことによる路線
変更だったのか気になるところです。最終回は主役コンビが初めての大喧嘩をして、レギュラー
キャラ全員やファンを巻き込んでの仲直りという日常的なエピソードで締めたのも、この作品らし
い個性だったのではないかと。
 個人的にはかなり満足した作品でしたが、不満点を上げるとすればライブ楽曲の少なさでしょう
か。前作までは声優と歌唱担当が別々の「マクロス」的なスタイルでしたが、今作からは演技と歌
を同じ声優が担当。そのためか新曲がなかなか増えず、同じライブCGを1年間使い続けた印象
が拭えませんでした(もちろんキャラの成長に合わせてCGの演出も少しずつ変わりましたが)。声
優のスケジュールによるものなのか、単に前作より予算が減ったことによるものなのかは分かり
ませんけども、ライブシーンが最大の見所とも言える作品だけに、もっと多くの楽曲を見てみたか
ったというのはありました。
 前作からサンライズ内製となったライブCGは「アイカツスターズ!」より進歩したものの、まだ初
代「アイカツ!」には及ばない印象でした。もっとも「アイカツ!」3期4期のライブCGはオーパーツ
とも言われるほどの完成度だったので、そのクオリティに追いつくのは並大抵ではないのかもしれ
ませんが。そこはシリーズ2年目での進化に期待したいところです。
 来週からのシリーズ2期は宇宙からアイドルが降ってくるというトンデモ展開でスタートするみた
いで、「ついに宇宙人アイドル登場?」とか思ってしまいますが(さすがにそれはない模様)、はた
して1期以上にぶっ飛んだ内容になるのか、とても楽しみです。


19/04/07

 雪がやんで春の暖かさが戻ってきたと思ったら、今度は強風の吹き荒れる日が続いています。
春の嵐とは言いますけど、天候が不安定すぎな感じです。

 1月からのアニメが全て放送終了しましたが、個人的には残念ながら「とても面白かった」と思え
るような作品はありませんでした。最近流行の言い方をすれば“平成最後の”アニメがこのような
形で終わったのは少々物足りなかったです。今年に入ってから放送する作品数がどんどん減って
きているそうですが、そのぶん作品毎のクオリティが上がってくれることを期待するのは無い物ね
だりなのでしょうか。や、単に私が年をとって最近の流行と好みが合わなくなってきただけかもし
れませんが(笑)。
 去年の秋から放送していた「とある魔術の禁書目録III」も終了しましたが、案の定とんでもない
超ダイジェスト状態で、アニメだけ見ていた人の何割がストーリーを理解できたのやら。こんな粗
筋を箇条書き的に映像化したような内容にするのなら、いっそ思いっきり改変して分かりやすくま
とめたほうが良かったのではないかと思ってしまいました。最終回も原作通りとはいえほぼ尻切れ
のような終わり方で、これで4期がなかったら詐欺だと言いたくなりましたが、3期ですら10年越し
だったのですから続編はほぼ無理なのではないかと。ホント、何故今更アニメ化しようと考えたん
でしょ。何故か20年を経てアニメ化された「ブギーポップは笑わない」も微妙な出来でしたし、電撃
文庫はもう弾切れ状態なのかも?

 東映が週替わりで無料公開している特撮専門チャンネルで、今週は「仮面ライダーV3」4話を公
開中。ファンの間で伝説となっている回で、V3が50メートル近い高さの煙突の上に立って名乗りを
上げるシーンがあります。今見てもムチャクチャ高いところに立っていて、「こんな撮影を許可する
のはアカンやろ」と思ってしまいます(苦笑)。「V3」と言えば作中で使っている火薬の量の多さも語
り草になっていますけど、なんでも爆発のやりすぎで地形が変わってしまい地元住民からクレーム
が来るほどだったとか。CGでなんでも表現できてしまう今では考えられないかもしれませんが、特
撮ブーム華やかなりし頃の古き良き手作り感とも言えるでしょうか。
https://www.youtube.com/
watch?v=qCj-hjZhBpw&list=PLPtUVm4GBlyJZcIyQaO854RAiPJTDK9Wv&index=2


19/04/10

 またまた冬に逆戻り。関東では今日雪が降ったそうですが、岩手も今夜から明日の朝にかけて
雪になるとか。これが平成最後の雪に・・・なってほしいものです。

 「平成のオーディオビジュアル」という記事を読んで、思わず懐かしくなってしまいました。記事の
中で紹介されているハイエンド機器は高嶺の花でしたけど、私もVHSからLD、DVD、そしてブルー
レイと再生メディアの推移を体験してきたので、「確かにそうだったなぁ」と頷ける部分は多かった
り。今やプレーヤーのリモコンから「巻き戻し」という表記が消えて「早戻し」が当たり前になってい
ることに違和感を覚える世代(苦笑)としては、この30年でAV機器は本当に進歩したものだと改め
て実感します。
 そう言えば、再生機器の進歩にともない映像ソフトも都度買い直していることを、この記事を読
んでいて思い出しました。「ビューティフル・ドリーマー」や「劇場版パトレイバー1」なんかはVHSソ
フトからスタートしてLD、DVD、ブルーレイと買い続けていて、いまだに全て所有していたり。恐らく
は今VHSソフトを再生したら画質に相当落胆するのでしょうが、当時はそれが普通で、繰り返し見
ては感動していたものです。現在はUHD BDが高画質の最先端で到達点のように言われています
けど、物理メディアがこの先も存続するかはともかく、いずれはそれもまた通過点になるのでしょう
ね。
 https://av.watch.impress.co.jp/docs/series/asakura/1179122.html

 私が生まれる前から自宅の近くにあった製紙会社が去年倒産し、現在解体工事の真っ最中。
物心ついた頃から見ていた工場の煙突がここ数日でどんどん高さを失い、景色の様変わりに戸
惑いを覚えているところです。数ヶ月もすれば見慣れた風景になってゆくのでしょうけど、個人的
にはこれも一つの時代の終わりに感じられたり。


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