おもひで

だいありーの過去ログです。

19/04/21

 20度前後の暖かさが続いて、地元の桜は一気に見頃となりました。一方で私の花粉症は今が
ピークのようで、鼻づまりがひどくてつらいです(苦笑)。

 平成も残り10日を切りましたが、ふと「ガイバー」や「ファイブスター物語」といった昭和に連載が
スタートした作品がよもや令和になっても完結しないとは思いもしなかった、なんてことが頭をよぎ
りました(笑)。逆に「ジョジョの奇妙な冒険」がずっと続いているのは素直に凄いと思えます(しか
も今になってアニメ化されてるし)。これは主人公を代替わりさせるというアイディアの勝利ではな
いかと。
 手持ちの小説のなかでは「アルスラーン戦記」がなんとか完結しましたけど、同じく田中芳樹氏
の「創竜伝」はもはや続刊を期待するのは無理なんだろうなぁと諦めていたり。「幻魔大戦」は平
井和正氏が存命の頃から完結は無理だと思っていましたが(苦笑)、原作者亡き後も別作家によ
って続きが創られたのは予想外でした。web連載中の「幻魔大戦Rebirth」は今度こそ完結しそう
な雰囲気になっていますけど、はたして打ち切りにならずに完走できるのやら。
 アニメや特撮だと平成が始まった頃は「ガンダム」がここまで続くとは予想していませんでした
し、「仮面ライダー」がシリーズ再開したうえ昭和のシリーズよりも長く続くとは思いませんでした(と
言うか石ノ森章太郎氏が亡くなった後に新作が誕生するなんて全く想像していなかったです)。「ウ
ルトラマン」はずっと続いているのがむしろ自然な気がして、この辺は作品に対する印象の違いが
出ていると言えるでしょうか。 
 こうしてみると30年という時間をそれほど感じさせないものもあれば、年月の長さをはっきりと感
じさせることもあって、人それぞれ、モノによりけりという当たり前のことを改めて実感するところで
す。・・・や、高校生だった私が50代に手が届こうというのですから、やっぱり時間的にはかなり長
いですよね(笑)。


19/04/24

 地元の桜は満開をすぎて散り始めに。この様子だとゴールデンウィークまでは保たないかもしれ
ません。

 ネタが思いつかなかったので、前回に続いて個人的な平成の振り返りを。今回はAV機器につい
て。
 ビジュアル方面は平成が始まった頃はビデオが主流で、一部マニアがLDを購入しているような
状況でした(VHDは・・・平成元年にはまだリリースされていたかどうか残念ながら覚えておらず)。
私も当時はビデオデッキでテレビ放送を録画、一部の好きな作品のみビデオソフトを購入すると
いった感じでした。LDを買い始めたのは90年代に入ってからで、その後はでかくて重いLDソフトを
加速度的に買い漁ることになるのですが、半永久的に再生できると思っていたLDも経年によって
ノイズが出たり、やがてはプレーヤーが生産されなくなって完全に衰退したりで、今や完全に置物
状態。こんなにもあっけなく終焉を迎えたのは正直予想外でした。集めまくった数百枚のLDは処
分するのも気が引けて部屋の隅に眠ったままですが、同様のマニアはそれなりにいるのではない
かと思ってみたり(笑)。平成の間に再生ソフトはDVDに、そしてブルーレイへと移り変わりました
が、最近はネット配信が主流になりつつあり、令和の時代は物理メディアが消滅する可能性も?
もっとも形として手元に置いておきたいマニアは一定数いると思うので、LD並の普及率になろうと
も細々と生き残る気はしますが。
 一方音楽メディアは、平成元年の頃はレコードからCDへの移行がほぼ完了した時期だったかと
思います。私も最後にレコードを買ったのは昭和62年あたりで、あとはCDオンリーになっていまし
た。そう言えば当時はシングルCDと呼ばれる8cmの小さなCDもありましたが、2000年代に入って
からは見かけなくなりましたね(今のシングルCDはアルバムCDと同サイズ)。それでもCDプレー
ヤーには今なおシングルCD用の溝があるので、現在でもちゃんと再生可能なのはありがたいこと
です。昨今はネット配信やダウンロード販売に取って代わられている感があるものの、CDは今も
販売を継続しているのでLDと違い平成を生き抜いたと言えるでしょうか(けれども平成に誕生した
SACDが普及することなく終息したのは残念)。私個人で言えばCDを買い続けているのは変わり
ませんが、すぐさまパソコンに取り込んで後はネットオーディオで繰り返し聴くというスタイルへと変
化しました。千枚以上あるCDを探すよりもそのほうが早くて便利だからというのが一番の理由で、
やはりお手軽なほうに慣れてしまうと元には戻れないものだと実感します。
 こうしてみるとオーディオもビジュアルもインターネットの普及が良くも悪くも多大な影響を及ぼし
ていて、今後は更にネットを主軸とした手法がメインになってゆくのではないかという気がします。
年をとればとるほど新しいものに拒絶反応を示したり覚えることが億劫になってしまいがちです
が、いつまでも気持ちを若く持ち続けて新規の再生方式にも順応していきたいものです(笑)。


19/04/28

 一昨日、昨日と岩手県の北部では雪が降りました。2週間前の降雪が平成最後じゃなかったん
かい!(苦笑)私の地元では雪こそ降らなかったものの、冷たい雨のせいで桜は一気に散ってし
まいました。
 一方で盛岡の高松の池は今が満開だそうな。高松の池のすぐそばに住んでいた大学時代はこ
の時期になると夜中まで外がうるさくて、花見に良いイメージがあまりなかったものです(笑)。

 イカサマなしのネット麻雀がサービス開始したという記事をたまたま見たので、試しにやってみた
らボロ負け続きでがっくり。何年も麻雀をやっていなかったので感覚をすっかり忘れているとはい
え、対人戦だとこんなに弱かったのかと自分の実力を思い知らされました。麻雀ゲームで多少勝
率が良くても、所詮はレベルの低いCPU相手でしかなかったということですね。ちなみに無課金だ
と全くと言ってよいほどゲーム内通貨が溜まらないので、ガチャを回すのはほぼ無理っぽいです。
なので無課金主義の私はギャルゲー的な楽しみ方は出来なさそう。それでも、長らく麻雀に触れ
ていなかったので気が向いた時には遊んでみようかなと思ってみたり。
 https://game.watch.impress.co.jp/docs/kikaku/1182189.html

 個人的な平成の振り返り。最後は生活や身の回りについて。この30年間で一番生活に変化を
及ぼしたのは、やはりインターネットだと思います。平成が始まった頃はネットとは全く無縁の生活
で(そもそも普及していませんでしたし)、劇場版「パトレイバー」でパソコンやネットが描写されても
「そういうものなのか」位の認識でした。なので「攻殻機動隊」を初めて読んだ時は、ネット世界の
イメージが全然ピンとこなくて「?」の嵐だったものです。
 それが今や生活に不可欠となり、何をするにしてもまずネットに繋ぐみたいな感覚になっている
のは30年前には想像もつかなかったことです。まさしく近未来SFの世界が現実となった最も端的
な例ではないかと。このカルチャーショックは物心ついた時からインターネットがある世代には理
解しにくいのでしょうが、ある意味長く生きたゆえに体験できる驚きや面白さと言えるでしょうか。
携帯電話やドローン等、私が子供の頃にはSFの中にしかなかったようなものが現実に登場した
平成の時代でしたけど、令和の世には更に様々な方面で飛躍的な進歩があるのではないかと想
像する次第です。
 あとホントに個人的なことですが、私が眼鏡をかけるようになったのが平成元年からだったの
で、平成は眼鏡生活の時代でもありました。最初は軽い近眼だったのに、乱視が混ざってやがて
老眼も進んでと、今や眼鏡なしでは全く生活できない身に。こーいうことで自分が年をとったと実
感してしまうのはあまり嬉しくないものです(苦笑)。ともあれ昭和、平成、そして令和と3つの時代
を生きることになりそうで、「昭和も遠くなりにけり」と年寄りじみた感慨が沸くこのごろです(笑)。

 てなことで、これが平成最後の更新になりそうです。このサイトは開設が2000年(平成12年)なの
で、思えば平成の半分以上続けていたことになる訳で、我ながらよくもまぁ飽きずにやってきたも
のだと感心。来年には20周年ですし、とりあえず続けられるだけ続けてみようと改めて思っている
ところです。


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