おもひで

だいありーの過去ログです。

19/05/12

 この時期になると明け方に窓のすぐ外でウグイスが鳴き出して半強制的に起こされ(笑)、昼間
はウグイスに加えてキジバトやらヒヨドリやらの野鳥が家の周りで始終鳴いていて、環境音が一気
に賑やかになります。おまけに今日は母が家の前でカモシカに遭遇したとか。どんだけ田舎なん
だ、ここは(苦笑)。

 記事の見出しに思わず笑ってしまった事件。仮面ライダーのグッズってそんなに人気なのです
か。20年近くシリーズが続く訳です。と言いつつも平成ライダーはもう10年くらい見ていなかったり
しますが。
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190512_13018.html

 3月に開館した気仙沼の震災遺構。私が訪れた時も順路が分かりにくい印象を受けましたが、
同様の感想を持つ人が少なからずいたようで、その後改善されたとのこと。施設の内容そのもの
は素晴らしいので、改良を加えてより多くの人に来館してもらえるようになってほしいものです。
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190512_13012.html

 今年もドイツで開催された世界最大級のオーディオショウ(毎年この時期に開催)。記事をざっと
眺めているだけでも巨大で高額そうな機器が並んでいて、つくづくオーディオは天井知らずの趣味
だと感じさせられます。あまり背伸びせず身の丈にあった範囲で楽しんでいるのが精神的には良
さそうです(笑)。
 https://www.phileweb.com/topic/?HIGH%20END%202019


19/05/15

 一足早い梅雨を思わせる雨の一日でした。

 パイオニアを合併したオンキヨーが、今度はオーディオ部門をデノン&マランツを抱えるSound
Unitedに譲渡するとのこと。これで国内オーディオメーカー4社が一つの企業の傘下となり、統廃
合が加速する印象です。
 これまでもデノンとマランツ、オンキヨーとパイオニアは中身が同じで仕様が微妙に異なるオー
ディオ機器を販売していましたけど、これからは4社で中身が同じ機器が出てくるのでしょうか。そ
れはそれで面白みに欠けるような。どうにも日本のオーディオ業界は先行き暗い印象です。
 https://www.phileweb.com/news/d-av/201905/15/47383.html

 デジタル化と回路の集積化が進んで、オーディオの再生機器は小型&軽量のものが増えました
が、それでもスピーカーだけは「大きいのが正義」だなぁと先日EVEREST DD67000の音を聴いて
実感。ウーハーのサイズが小さいとどうしても低域の再生には限界があるので、部屋の事情に合
わせるにせよ、スピーカーは可能な限り大きめのものを選びたいと思ったものです。
 なぜそんなことを考えたかと言うと、数年ぶりにスピーカーを買ってみたからだったり。と言って
もメインで使っているウィーンアコースティクスのHaydnを買い換えた訳ではなく、ホームシアターで
使用中のフロントスピーカー(ダリのZENSOR 1)を入れ替えてちょっと浮気をしてみようと(笑)、そ
んな用途での購入です。それとジャズを聴くのに適したスピーカーがひとつ欲しいというのが最大
の理由でした。
 買ったのはイギリスのオーディオメーカーMonitor Audio(モニターオーディオ)の最廉価ブックシ
ェルフ・Bronze 1。これまで愛用しているウィーンアコースティクスやダリといった美音系とは正反
対の音色のメーカーでジャズ向きだと聞いていたので、一度どのくらい違うのか比較してみたくて
今回のチョイスとなりました。ちょうどZENSOR 1とはサイズも価格もほぼ同じなので、比較対象と
しては適任ではないかと。ウーハーのサイズが14cmというのも理由の一つで、個人的にはウーハ
ーが13cmより小さいと低域の再生が厳しい印象があったので、前述のように設置条件に見合う
中でなるべく大きめのスピーカーという点でもBronze 1は有力候補でした。
 ジャズ向きのスピーカーと言えばもちろんJBLも候補にあったのですが、JBLの現行ブックシェ
ルフは評判があまり良くなかったのと、実際店頭で試聴してみて好みに合わなかったので今回は
選外となりました(そもそも既にCONTROL 1を持っていますし)。条件が許すならブックシェルフで
も一度くらいはロクハン(ウーハーが16.5cm)のスピーカーを使ってみたいものですけど、部屋が
手狭すぎるので、それを実現するには相当な断捨離を英断しないと(苦笑)。
 ZENSOR 1と入れ替えてまだ数時間しか鳴らしていませんが、確かにウィーンアコースティクスや
ダリとは全く性格の違う音です。HaydnやZENSOR 1は音がスピーカーの外にも広がって音楽に包
まれる感じなのに対して、Bronze 1はあくまでスピーカーの間に音が定位し聞き手に向かって直
進してくる感覚があります。音が前へ飛んでくる点ではJBLのスピーカーとも似ていますが、暑苦し
さすらあるJBLと比べるとBronze 1はもう少し落ち着いていて、その辺は英国紳士的と言えるでし
ょうか(笑)。それとウーハーのサイズに反して低音がかなり出ます。ZENSOR 1はサブウーハーで
補わないと低域が物足りない印象ですけど、Bronze 1は逆に過剰なくらい低音が出て全くのサブ
ウーハーいらずです。ウッドベースの聞こえ方などからすると15cmウーハーのHaydnよりも低い音
まで出ているのではないかと感じます。Monitor Audioのスピーカーはジャズやロック向きと言われ
ているのも、この分厚い低域を聴くと納得です。
 とまぁファーストインプレッションはこんな感じでした。もう少し聞き込んでみて後日再び感想を書
きたいと思います。
 http://naspecaudio.com/monitor-audio-bronze/bronze-1/


19/05/19

 またも初夏の暑さが戻ってきて、昼間は半袖でも良さそうな気温に。昼食は冷たいものが食べ
たくなります。

 隣町の宮城県栗原市で、熊が東北自動車道に飛び出してきて車と衝突したとのこと。高速道は
高い塀や金網で遮られていて大型の動物が入ってくる隙間はない印象がありますけど、どこから
侵入したのやら。何より100キロで走っていて熊とぶつかるなんて怖い話です。熊の目撃が増える
時期ですし、自宅のあたりでも気にかける必要がありそうな。
 https://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201905/20190518_13041.html

 先日買ったスピーカーMonitor AudioのBronze 1の感想、その続編。一週間近く鳴らしてみた印
象は、割と得意不得意がはっきりしているスピーカーという感じでしょうか。ただ私はAVアンプに
繋いでいるので(もちろん様々な補正はオフ。サブウーハーは未使用)、スピーカーの性能を充分
引き出していない可能性はありますし、あくまで自分の環境では、という条件での印象であること
をあらかじめお断りしておきます。
 前回も書いたように使い始めは低音のボリューム感がすごくて、何を聴いても高音や中音が低
音に隠れてしまう感覚がありました。ジャズはそれが音の深みに繋がって非常に心地よいのです
が、ボーカル入りの曲は歌声がドラムやベースの音に埋もれてしまい、なんとも微妙な印象に。低
域の量感をバスレフで稼ぐ典型的なブックシェルフタイプなのかなと思っていたのですが、しばらく
使っていると次第に高音や中音が出てきて、相変わらず低音は強いですがなんとかボーカルもの
も聴けるようになってきました。それでもZENSOR 1と比べると低音の強調感は明らかで、音圧マ
シマシ低音強めの昨今のボーカル曲は聴きづらい感じがします。事前にネットでレビューを漁って
いた時も同様の感想を書いていた人がちらほらいたので、恐らくはこのスピーカーの特徴なのだ
と思います。ただロックやジャズ向きのスピーカーと評されている通り、激しいドラムのリズム感と
かベースの重低音を楽しみたい人にとってはかなり楽しい音ではないかと。私もモダンジャズを聴
いていてウッドベースの音がはっきり聞き取れるのは心地よいので、評判通りジャズ向きのスピ
ーカーだと思えます。
 音が前へ飛んでくる印象は最初の頃から変わりません。ジャズだと管楽器が非常に気持ちよく
耳に届いて、低音の重々しさもあって“ぷちジャズ喫茶”気分を味わえます(笑)。反面、横への広
がりは薄いのでクラシックだと物足りなさを覚えるような。HaydnやZENSOR 1は音の余韻を長め
に響かせてボーカルや弦楽器に艶を持たせている感覚があり、それが美音系と言われる所以な
のでしょうが、Bronze 1はそういった余韻が殆どないのでずいぶんあっさりした音に聞こえます。
Monitor Audioの最上位スピーカーは社名の通り「正確無比」な音を出すことで定評があるようで
すけど、Bronze 1はそれなりに味付けをしつつも美音系スピーカーと比べてかなりモニター調なの
ではないかと感じます。雑誌等ではクール系とも言われているようですが、なるほどこういう音色
のことを言うのかと納得してみたり。とにかく同じ曲を聴いてもこれまでとは印象が大きく変わるの
で、個人的にはその違いが面白いです。
 そもそもジャズ向きのスピーカーが欲しかったので、その点ではまさにどんぴしゃりのチョイスで
した。ただ、スピーカーの色は無難にローズカラーを選びましたけど、こーいう音色ならブランド独
自のブラックオークという色にしても良かったかなと、そこはちょっと悔やんでみたり(苦笑)。それ
とここまで個性が強くてジャンルを選ぶのは予想外で、海外のスピーカーは本当に自己主張が強
いと改めて思いました。日本のスピーカーはどちらかというと「全教科平均点」みたいな感じですけ
ど(笑)、海外のものは「苦手科目もあるけど一芸に秀でている」といったところでしょうか。それゆ
えハマるジャンルはとことんハマって、根強いファンが多いのではないかと考える次第です。
 ・・・とまぁ長々感想を書いてみましたが、(↓)の記事で私が言いたかったことが全て簡潔に書
かれていたり。やはりプロのライターは文章が上手いです。
 https://www.phileweb.com/review/article/201904/18/3433_3.html


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