おもひで

だいありーの過去ログです。

19/07/14

 曇天で涼しい日が続いています。山のほうを見ると内陸でも三陸沿岸のやませみたいな景色に
なっていて、気温の低さが実感できたり。暑すぎるのはイヤですが、冷夏にもなってほしくないもの
です。

 来年発売の「PCエンジン mini」に「ときメモ」が収録されるという記事を見て、そう言えば一番最
初はPCエンジンでリリースされたんだっけ、と今更のように思い出してみたり。私は大ヒット作とな
ったプレステ版をプレイしまくっていたので、そのイメージがすっかり定着していました。プレステ版
はちょっとエロいイベントシーンに修正が入っていたりしましたけど、PCエンジン版ということはそ
れらもオリジナルで収録されるのでしょうか。
 https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1195939.html

 今度はNHKで「全プリキュア大投票」をするそうな。ガンダムやマクロスはまだ大きなお友達がメ
インターゲットでしたけど、プリキュアのように子供がメインの作品でこーいうイベントをやるのはち
ょっと違和感があったりなかったり?投票結果で荒れなければ良いのですが。
 https://www.famitsu.com/news/201907/14179617.html


19/07/17

 曇天ながら蒸し暑い一日でした。

 CSで「セーラームーンR」の1話と2話が無料放送されたので視聴。まさしく「何もかも懐かしい」
といった感じで(笑)、放送当時のことが色々と思い出されました。
 「セーラームーン」と言えば「エヴァ」と並んで90年代を代表するアニメですが、このシリーズが何
故あそこまで大ヒットとなったのか、今にして考えると不思議な部分もあるような気がしたり。シリ
ーズ1作目が放送された92年のテレビアニメは子供向け作品や少女アニメが席巻していて、いわ
ゆる大きなお友達はOVAが視聴の主流になっていた時期でした。そんななかで登場した本作は
序盤こそ他の少女アニメと同一視されていましたが、変身シーンが妙にエロかったり(苦笑)変身
後のスカートが極端に短かったことから一部の大きなお友達の注目を集め、徐々に話題となって
いきました。ただ、最初期にブームの火種を撒いたのはむしろアニメ誌だった印象があります。何
故か同業他社の男性アニメスタッフ(庵野氏とか)がやたらと持ち上げて、「セーラームーンは大
きなお友達が見てもOKなんだよ〜」という空気をアニメ誌が率先して振りまいていたように感じま
す。はたしてそれが偶発的なものだったのか、はたまた製作サイドの仕掛けた戦略だったのかは
分かりませんが、ともかくテレビアニメに飢えていた男性マニア層がそれに食いつき、シリーズ中
盤にはアニメ誌で幾度も特集を組まれる人気作となっていました。
 もちろん大きなお友達に支持された理由はそれだけではなく、主人公達が変身して怪物と戦うと
いう戦隊シリーズ的な設定も受け入れやすさに繋がっていたと思います。作画や演出スタッフが
次第に暴走していって、マニア受けする要素が増えていったのも理由の一つでしょうか。一方でシ
リーズが進む毎にマニアックな作風が顕著になってしまったのも確かで、次第に子供向けからか
け離れた内容になっていったと個人的には感じられました。
 作品そのものが面白かったからこそ5年も続くシリーズとなったのは確かですが、「セーラーム
ーン」がここまで人気作となった要因には当時のテレビアニメの状況も関係していたと個人的には
思えます。大きなお友達があそこまで飛びつかなければ、少なくとも数あるヒット作のひとつとして
シリーズ2作目か3作目くらいで終了していたのではないかと。ヒット作となるには時の運もあるの
かなと、そんなことを改めて感じてみたり。
 それにしても、20数年ぶりに見たら「R」1話冒頭で主人公が「遅刻遅刻〜」と言いながらパンを
咥えて走っていて、思わず苦笑。こーいうシーンが昔の漫画やアニメでは定番だったというのは噂
が一人歩きした都市伝説だと思っていましたけど、ホントにあったんでしたっけ。そういった意味で
も90年代を代表するアニメと言えるのかも。


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