おもひで

だいありーの過去ログです。


19/11/13

 明日から天気が崩れて雪になるかもしれないとか。例年この時期は雪が降ると言いながら降ら
なかったりしますけど、今年はどうなることやら。

 伝説の(?)アニメ誌「アニメック」が突然の復刊。中学生のころ私が初めて定期購読していた雑
誌なので、もちろん速攻で買いました。なぜ復刊したのかは分かりませんが、執筆陣は当時のま
まで、更には最終号で中断になっていた連載の続きがそのまま載っていたりで、懐かしさのあまり
泣きそうになってしまいました。いやホント、このまま毎月発行してくれて全然構わないのですが、
残念ながら1回限りとのこと。さすがに今の時流には合わないのでしょうね。
 「アニメック」と言えばお馴染みの富野監督ロングインタビューをはじめ、巻頭特集はガンダム40
周年。それとアニメックにまつわる当時の裏話やラポート社そのものの裏事情暴露(笑)、あとは関
係者の寄せ書きといった内容で、活字で埋め尽くされた紙面は以前と変わりませんが、数日かけ
ても読み終わらないほどだった当時の充実ぶりに比べるといささか物足りなさもあったり。あくまで
昔を振り返るお祭り的な復刊であって、リアルタイムな情報やレビューが載っている訳ではないの
で、そこは仕方ないところでしょうか。ただ、井上伸一郎氏(アニメック元副編集長にしてニュータイ
プ編集長、そして現角川書店副社長!)による「閃光のハサウェイ」刊行までの裏話は非常に興
味深かったです。「閃ハサ」の執筆を企画したのも、クスィーガンダムやペーネロペーにミノフスキ
ークラフトやファンネルミサイルを設定したのも井上氏だそうで、「あのゲテモノガンダムの生みの
親はこの人なのか」と思ったり(笑)。
 不思議と今回の復刊号を読んでいると、ひたすらアニメックを読みふけっていた中学生の頃の
感覚が甦ってきました。何度読み返したか分からない、それこそ私にとってバイブルみたいな存
在だったので、身体が覚えているというのはあるのかも?もっとも当時は裸眼で1.5あった視力も
今やすっかり老眼となり、文章を目で追うのも結構つらくなってきたので、そこはさすがに30数年
の時の流れを痛感します。あと、若気の至りで何度か投稿し、本誌には載らなかったもののアニ
メックのロゴステッカーをもらった(今でも持っています)のは、まさしく私にとっての黒歴史です(苦
笑)。
 https://www.kadokawa.co.jp/product/321908000132/


19/11/17

 肌を刺すような冷たい風の吹く一日でした。栗駒山や焼石岳の山頂も白く染まり、晩秋というよ
り初冬といった趣になってきました。

 昨夜NHK BSで放送された「るーみっくアニメ大投票」。作品部門で「うる星」が4位、「めぞん」が3
位という結果に世代の違いを実感したり(ちなみに「らんま」が2位、1位は「犬夜叉」でした)。
 投票した人の割合は20代30代の女性が多かったそうで、いわゆる古参のアニメマニアが少な
かったと考えればこーいう結果になるのも道理かなと思ってみましたが、それでも「犬夜叉」が1位
というのは少し意外でした。投票の9割が女性だそうですけど、そこまで女性人気のある作品だっ
たとは。個人的に「犬夜叉」は原作もアニメも引き延ばし感が強い印象しか残っていなくて(特にア
ニメオリジナルエピソードはひどかった気がします)、原作コミックは途中で買うのをやめてしまい
ましたし、アニメも完結編は見たことがありません。それだけに自分よりも下の世代にはかなり受
けた作品だったのだと今回初めて知りました。
 あとアニメ版「犬夜叉」と言えばサンライズ本家よりも下請けの京都アニメーション担当回のほう
が作画が良くて(笑)、京アニスタッフの名前はこの作品で初めて意識するようになった覚えがあり
ます。ただそのスタッフの多くも先日の事件で残念ながらお亡くなりになってしまい、「犬夜叉」とい
うタイトルを聞くとどうしてもそのことを思い出して複雑な心境に。なのでこれを機に改めて見返し
てみようという気には、なかなかなれなかったりします。
 アニメ史の80年代を語るうえで「うる星」は非常に重要な作品だと思いますが、今回の投票はそ
ーいう観点ではありませんし、一口にるーみっく作品と言ってもこの40年近くの間にファンの世代
交代は着実に進んでいると実感した今回の結果発表でした。でもやっぱり、どーして「うる星」が1
位じゃないんや〜!という不満はあったり(苦笑)。
 https://www.famitsu.com/news/201911/16187144.html


19/11/20

 今日は地元で初雪が降りました。山間部では既に10センチ以上の積雪となっており、一気に冬
が来た感じです。私は数日前に車のタイヤ交換を済ませ、ギリギリ間に合いました(笑)。

 現在秋葉原でパイオニアの歴代光ディスクプレーヤーが特別展示されているそうな。LDが当初
「絵の出るレコード」というキャッチフレーズで売り出されていたとか、かなり懐かしい話ですけど、
昭和の遺物感あるLDも実際は2000年代序盤までは現役だった訳で、してみると相当息の長いメ
ディアだったと実感します。
 こんな企画展をしつつも今や社の存続さえ危ういパイオニア。全盛期はLDが主流だった頃なの
ではないかと思ってしまいます。親会社のオンキヨーは先日大幅な事業縮小とリストラを発表し、
オンキヨー&パイオニアがこの先新製品を出せるかどうかさえ怪しくなってきましたけど、国内AV
機器メーカーとしてなんとか生き残ってほしいものです。
 https://www.phileweb.com/news/d-av/201911/20/48980.html
 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191111/k10012173271000.html

 今週の「アイカツオンパレード!」で、ついに初代アイカツ主人公・星宮いちごが登場。親友であ
り同じユニットのあおい・蘭との掛け合いは「アイカツ!」の頃と変わっていなくて、やはりこの3人
の組み合わせは別格だと改めて感じました。
 「アイカツ!」の1期や2期を見ていると、ソレイユの3人(いちご・あおい・蘭)の会話が非常にリズ
ミカルで耳に心地よいことに気付かされます。それは、いちごがボケてあおいが乗っかり、蘭がツ
ッコむという役割分担が明確だったためで、伝統芸のような安心感がありました。一方3期でバト
ンタッチした2代目主人公・あかりと親友の二人は、あかりがボケてスミレが更にボケてひなきが
暴走するという組み合わせだったので(場合によっては珠璃が更に更に暴走)、ツッコミ役不在の
ためどうにも締まりがない印象でした。「スターズ!」や「フレンズ!」でも会話のテンポが良いと思
うことはそう多くなかったので、ソレイユの3人がいかに完成されたユニットだったか分かるというも
のです。
 「オンパレード!」の世界でもいちごはトップアイドルとして格の違いが描写されていて、この先も
色々活躍するのではと期待。もっともシリーズにとって切り札的存在ですし、ここぞという時しか登
場しない可能性もありそうですが。どうやら全2クールらしいので、どのキャラがどのように出てくる
のか目が離せません。
 それにしても、ソレイユの3人を演じた大橋彩香さんと田所あずささんはこれがデビュー作でした
し、諸星すみれ嬢は「アイカツ!」1話の時点でまだ中学1年生だったので、その後の活躍を思うと
7年という時間の重みを実感します。よもや今になって再び初代アイカツのキャラ達をブラウン管
・・・もといテレビで見られる日が来ようとは、長生きはしてみるものです(笑)。


だいありーへもどる