おもひで
だいありーの過去ログです。
20/01/22
明け方に玄関先で猫が発情期特有の喧嘩をしていて、その鳴き声で目が覚めました。ドアにド
ンとぶつかる音までして、あとで外に出てみたら玄関前に猫の毛が幾つも散らばっていました。相
当に激しいバトルだったようで、もうそんな時期かと思う一方、テミスが亡くなってもうすぐ3年、ま
だ家の周りに匂いが残っているのかなとしみじみしてみたり。
映画「幻魔大戦」のベガがアクションフィギュア化。なかなかにマニアックなチョイスという印象で
すが、どうせなら小説版のデザインを立体化してほしいとも思ってみたり(過去に数量限定で発売
されたことがありましたけど)。生頼範義氏が描いた小説版のベガはまさしく異星人のサイボーグ
という出で立ちで、「インディアンの隈取りのような模様」という文章からよくもあんなデザインを思
いつくものだと感動したものでした。映画版のベガも洗練されていて好きですけど、小説版のほう
も個人的にはかなり好きなデザインです。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1230397.html
今度は実物大ガンダムが動くそうで、最新技術はここまできたかと感心します。さすがにこの大
きさと重量では歩くのはまだ無理?でもATやレイバーくらいの大きさなら実現できそうな気がして
きました。
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/1230342.html
20/01/26
雪が殆ど降らないまま1月が終わりに近づいています。
前々回書いた通り「季刊ネットオーディオ」最終号を買ってみました。やはり以前と比べてページ
数が減っている印象で、内容も付録のハイレゾ音源を提供したアーティストへのインタビューや編
集者の対談、編集部ライターが選んだ去年のベストバイといった塩梅で、新鮮味はやや薄いかな
と感じたり。新製品リリースが減っていたり、ネットオーディオに関する新しい話題が少ない以上仕
方ないのかもしれませんが、定期購読してまで雑誌を手元に置こうという魅力は薄くなってしまっ
た気がします。ネットのほうが圧倒的に情報が速い今、雑誌の在り方がいっそう問われる時期に
なってきたと実感するところです。
ネタが思いつかないので(苦笑)、私のオーディオ環境についての覚書を。実はここ数年の間に
私のメインシステムはこっそり入れ替わっていたりします。スピーカーはウィーンアコースティックス
のS-1G(旧ハイドン)から現行のハイドンシンフォニーエディションに、プリメインアンプはマランツ
のPM-15S1から2世代後継機のPM-14S1へとチェンジ。どちらも見た目は前モデルと全く一緒な
ので本人以外は全く気付かない状況ですが(笑)、音質については大幅に向上していて、スピーカ
ーもアンプも確実に進歩していると実感します(両者とも強い癖が薄れてオールジャンル的な万能
型に近づいた印象)。アンプに関しては次のモデルでサウンドマネージャーが交代し音色がガラリ
と変わってしまったので、旧来のマランツサウンドを味わえる最後のアンプだったり。ウィンアコも
既報の通り新モデルは設計を一新しているので大きく音が変わる可能性がありますし、従来通り
の美音を楽しむ最後の組み合わせかなと思っているところです。
他にはネットワークプレーヤーのND8006(マランツ)を追加。プレーヤー・アンプともマランツ同士
で、純粋にメーカーが意図する音が聴ける・・・と目論んだのですが、こちらはアンプ以上に癖が
強いようで、他のネットオーディオ機器(USB-DACやブルーレイプレーヤーのネットワーク機能)と
は音のバランスがかなり違っていて、なかなか馴染めずにいます。1年以上ケーブルを変えたりス
ピーカーのセッティングを見直したりして好みの音に近づけようとしていますが、まだ納得するに
は至っておらず。や、自室のネットオーディオ機器のなかでは最も音が良いですし、あくまで私の
好みと微妙に異なっているというだけですけども。
あと安物のNASを先日導入して最低限ネットオーディオを楽しむ環境は整えられたと思っている
のですが、音質向上の余地はまだまだあるので、つくづくオーディオは底なし沼だと感じています
(笑)。
20/01/29
冷たい雨が降り続く一日でしたが、どこか3月頃の空気感があったり。
今日もネタが見つからなかったので(苦笑)、前回に続いて個人的オーディオ環境の話を。
マランツのネットワークプレーヤーND8006を購入して以来セッティングに悪戦苦闘していると書
きましたけど、プレーヤーの音を聞いた時の第一印象は「明るくて元気…というか元気良すぎ?」
でした。私が使っているウィンアコのハイドンはどちらかと言うと落ち着いた音色で、同じく美音系
と言われるスピーカーでも陽気で透明感のあるソナス・ファベールとは趣が違うというのが個人的
イメージでした。これまで様々なアンプやプレーヤー、USB-DAC等を繋いでみてもその印象は変
わらなかったのですけども、ND8006の音だけは華やかで若々しく、とりわけボーカルは誰もが若
返ったような声に聞こえてしまいました。アニソンを聴くぶんにはそれがプラスに作用するのです
が、徳永英明氏や辛島美登里さんのボーカルは違和感のほうが強くて、「なんか違う」と思ってし
まったり。それと他の再生機器よりもダイナミックレンジが広いため、ボーカルが演奏に埋もれて
しまいがちな傾向に。ジャズやクラシックを聴くには良いバランスなのですけど、私はボーカルもの
を聴くことのほうが多いので、この聞こえ方はちょっと好みではないかなと。まさしくハイエンドオー
ディオの音ってこーいう感じなのだろうと思いつつも、私の用途ではもう少しグレードダウンする必
要があると思えました(笑)。
てなことで試行錯誤が始まるのですが、ケーブルを変えたりスピーカーのセッティングを調整し
てみてもなかなか納得のいく音にはなってくれず、「どーいう音が自分にとって理想なのか分から
なくなってきた…」と、次第に泥沼にハマることに(苦笑)。この数年オーディオショップや家電量販
店で試聴したり、ジャズ喫茶を訪れたりしていたのも「良い音ってなんだろう」という疑問を少しでも
解消したいためでした(単純に色んなスピーカーの音を聴きたかったというのもありますが)。去年
モニターオーディオのBronze1を買ったのも、ジャズ向けのスピーカーが欲しかったという理由に
加えて、ハイドンと音の傾向が違うスピーカーを使って「自分好みの音」の比較検証をしたかった
というのもありました。おかげで自分のオーディオ環境の問題点を洗い出す一助になってくれたの
と同時に、ひとくちに「良い音」と言っても本当に千差万別だと実感。
とまぁ苦戦が続いているのですが、残念ながらいまだ決着していません。繰り返しになりますけ
どND8006の音自体はとても素晴らしいですし、ネットワークプレーヤーの便利さは一度体験する
と手放せない魅力があるのでこのまま使い続けるつもりです。最近はかなり自分好みの音に近づ
いているという手応えがありつつも、あと一歩が足りない気がしてしまって、こーいうところがオー
ディオ沼の怖いところだと改めて痛感しているところです(苦笑)。もっとも「ベイシー」マスター氏の
エッセイを読んでいると、オーディオを趣味にしている人は多かれ少なかれこんな日々のようです
けども。皆さん割とマゾの気がありますよね(笑)。
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