この数日なんとなく「おくのほそ道」を読み返し中。特に仙台から平泉に至る道程は知ってい
る地名がぽろぽろと出てくるのでイメージしやすくて、個人的には旅行記として面白いです。い
つか同じルートでドライブしてみるのも楽しいかな〜と思ったりも。で、感化されやすい私はさ
っそく作中に出てくるお隣金成町の「姉歯(あねは)の松」へ足を伸ばしてみました。歌枕として
古(いにしえ)の歌人たちの歌に出てくるかの地ですが、今では民家のなかにちょこんと石碑
が建っているだけで、風情は今ひとつといったところ。むしろそこから迫町への道が川に沿っ
て桜並木が続いていて、その満開の様子がなかなかに趣のあることよ、と思わず古文調にな
ってみたり(謎)。他にも近場ですと先日訪れた登米町は芭蕉が宿泊した町だったりします。
まぁそれを言ったら私の地元も平泉への中継地として芭蕉が泊まったところではあるのです
が。
それにしても、改めて解説等を読むとこの「おくのほそ道」は芭蕉の実体験を書いたもので
はなく、かなり脚色した部分が多いとのことで割とびっくり。教科書でも有名な平泉のくだりも、
実際には当主不在で金色堂の中は見られなかったとのこと。知りませんでした。
この作品、江戸時代後期に書かれたものなので古文といっても文章や語句は割と現代に
近いです。私も古典は苦手ですが(って、おのれは国文学専攻じゃろうが〜)、読みやすさと
いう点ではお勧めな一冊かも。
でじこのラジオで「ファーストKiss☆物語2」のコーナー担当として柳瀬なつみさんがレギュラ
ー出演決定ということで個人的には大喜び。「ファーストKiss☆物語」「プリズムパレット」とい
ったコンシューマのみならず、最近では18禁ゲーでの出演が多い(というかメインになってい
たり。今月早くも2作品に出演しているという話が)柳瀬さんですが、素の喋りまで極甘ボイス
でなかなかに“はにゃ〜ん”な感じです(笑)。とゆーか、素の時のほうが甘い声のような。
そう言えば「Fifth-TWIN-」や「ベルせんせいのトゥルトゥルBOX」等一連のルーン作品で柳
瀬さんと競演していた浅田葉子さんは産休でしばらく声優業を休むとか。春の新番組も急遽
降板したそうですが、主人公を演じている「エクスドライバー」劇場版のアフレコはどーするん
でしょうか(もう収録が終わっているのかもしれませんが)。
2ちゃんねるのAV板(あだるとびでおにあらず)で静かに評判になっているソーテックのCD
レシーバー(CDプレーヤーとアンプとラジオがドッキングしたようなもの)とスピーカーのセット
を購入。販売元はソーテックでも、作っているのはKENWOOD。もともとセットで6万円だった
ものが、TOWTOPでは在庫処分でなんと10800円!(帰りに古川の電○堂に寄ったら、CD
レシーバーの部分だけでも38000円で売っていました)ネット通販ですと送料やら手数料や
らで15000円近くになってしまうので、それならばと仙台のTOWTOPまでさくっと車を走らせ
てきました。散りだした桜の舞う気温26度の夏日の中、てろてろと車を転がしていると何や
ら心地よい眠気が・・・。帰路では途中何度か意識が飛んでいたような感じがしたのは気のせ
いやら(汗)。
私の自宅からですと盛岡よりも仙台に行く方が距離的には近いのですが、駅前付近の車の
多さと駐車料金の高さがネックで、個人的に仙台へ車で行くのはちょっと苦手だったりします。
なので今日は一撃離脱を決め込んで20分100円のパーキングに停め、10分で買い物を済
ませ速攻で脱出しました(笑)。目的の商品は写真で見た印象からマイクロコンポみたいなサ
イズだろうとタカをくくっていたのですが、店頭で現物を見てちょっとびっくり。デスクトップパソ
コンのケース並みに箱がデカいうえ、重量約14キロのなかなかなお荷物。2ちゃんねるでは
これを抱えて電車で帰ったという強者が結構いるようですが、私は駐車場まで運ぶだけでも
ダウンしました(弱っ)。
それにしても、「某掲示板で話題騒然!」とか張り紙してデカデカとコーナー作らないで下さ
いな、仙台店。買ったら2ちゃんねらーであることがバレバレになってしまうじゃないですか〜
(苦笑)。おまけに帰り道に吉野家で牛丼食べていたら、2ちゃんねるでお馴染みの「ねぎだ
く」を頼んだ人がいて、「うわ、ホントに頼んでいる人がいるよ〜」と笑いが止まらなくなって、
食べるのに苦労してしまいました。今日はなんだか2ちゃんねるネタの続く日になったような
(笑)。
で、帰宅してからさっそくセッティング。とりあえず何枚かCDを聴いてみましたが、まだ音が
大きいとか低音がよく響くといった位の印象です。これがスピーカーのエージングやケーブル
の交換でどう変わってくるのやら。いじり倒すオモチャを一つ手に入れたというところでしょう
か。ただこのCDレシーバー、放熱ファンが付いているのにそれでもかなり熱くなります。聴き
終えたCDを取り出すとディスクが“ほかほかごはんにょ”という感じに熱くなっていて、心配と
言えば心配のような。それにスロットイン方式なのでちょっとCDの出し入れが怖かったり。慣
れの問題でしょうけど。
「フルメタル・パニック!」15話。以前のハイジャック事件で主犯格だったバーサーカーな
おっさんが生きていると判明。彼を抹殺する作戦に参加する為主人公は生まれ故郷へと戻
りますが、作戦の他のメンバーとは折りが合わず孤立状態に。そのまま作戦を開始します
が、彼の助言を無視したメンバー達の攻撃で逆に仲間が次々と倒される結果に・・・。
また話がシリアス調に戻ってきました。今回も原作にないオリジナル話だそうですが、前回
に比べればかなり復調している感じかも。でも、最近主人公の性格変わったような気が。そ
の辺にやや違和感ありです。
コナミが送る女性向け「ときメモ」のキャスト発表。なんか男性ギャルゲーマーにも買わせ
ようとしているキャストのような(笑)。私はモーホーは嫌いなので買いませんが(って、別に
ホモゲーじゃないですけど)。
http://www.watch.impress.co.jp/game/docs/20020412/toki.htm
またこーいう輩が出てしまいました。お願いですからマジで勘弁して下さい。犯罪するなら
他人に迷惑かけないようにしてほしいものです(他人に迷惑かけるから犯罪なんじゃ・・・)。
これが例の法案の決定打にならなければ良いのですけど。
http:
//www.mainichi.co.jp/news/flash/shakai/20020417k0000m040099000c.html
15日に買ったCDレシーバーとスピーカーは、最初は「まぁこんなものかな」という印象でし
たが、この三日間鳴らし続けているうちにだいぶ音の聞こえ具合が変わり、それぞれの楽
器の音がはっきり分かれて別々の場所で鳴っているのが(解像度と定位とか???専門
的な言葉は詳しくないのですが)感じられるようになってきました。ただ低音は床がビリビリ
震えるほどよく響くのですけど、高音の伸びは今ひとつ詰まっている感じがします。スピー
カーの設置状況の為もあるのでしょうが、これは2ちゃねるの該当スレッドでもさんざん指
摘されていて、スピーカーケーブルを付属のものから別のものにすると改善されるそうなの
で、そのうち実践してみたいと思います。
私がオーディオ機器の試聴に辛島美登里さんのアルバムをよく使っていることは以前に
も書きましたが、他にも楽器の聞こえ具合をチェックするのに使っているのがPicassoの
「マーマレード・キッズ」というアルバムです。バブル全盛期に作られた一枚で、当日の録
音に関係ない演奏者まで呼んでスタジオの外に待機させていたという程、贅沢をこらした
アルバムだったりします。おかげで使用している生楽器はかなり豊富。今回もこのCDを
試聴用に使ってみましたが、それぞれの楽器の鳴っている位置がはっきりと分かれて感
じられて、久々に新鮮な気分で曲を楽しむことができました(実はこのCD、私の音楽観を
変えた一枚でもあるのですが、それはまた別の話)。これだけでも値段以上に実用性の
あるスピーカーになったと言えそうです。
それと2ちゃんねるのピュアオーディオ板を読んでいたら、音質の高さから坂本真綾さん
のベストアルバム「Hotcpotch」を試聴に利用しているという人がいたので、私も試しに聴
いてみました。・・・ぐぁっっ、なんですかこの段違いな音のクリアさは!下手な一般の邦楽
アルバムよりハルカに音がいいんですけど。以前からビクターのCDは総じて音質が良い
と言われていましたが、今まであまりそれを実感することはありませんでしたけど、今回は
素直に賛同。
同じくビクター製のカウボーイ・ビバップのミニアルバム等も聴いてみました
が、やはり他社のアニメのサントラとはクリアさが別物でした。今までCD毎の音質なんて
さほど気にしていませんでしたが、なるほど違いはあるような。
にしても、このCDレシーバーで聴き終えた後のCDの熱いこと熱いこと。あまりに“ほか
ほかごはんにょ”なので、しばらく冷ましてからケースに戻すようにしています。いくらA級
動作アンプは発熱量が高いと取説に断り書きがあっても、やっぱり気になるんですけど・・・。