おもひで

だいありーの過去ログです。

22/01/12

 寒波再び。特に今日の午前中は吹雪で視界が極端に悪く、車を運転するのが怖いくらいでし
た。早く悪天候が収まってほしいものです。

 CSの「ダグラム」再放送も終盤へと突入しました。数年前にバンダイチャンネルで全話視聴した
ことがありますが、40年前の本放送時は30話前後で見るのをやめてしまった覚えがあります。
 改めて視聴していると、当時興味を失ってしまった理由がなんとなく分かります。50代になった今
の目線で見ると政治ドラマが面白くて引き込まれますけど、小学生からすると会議のシーンが多く
て、肝心のダグラムがあまり活躍しないのでロボットアニメとしての魅力は薄いと感じるのも無理
はないかと。30話くらいまでは新しいコンバットアーマーも殆ど出てこず、新鮮味が足りない部分も
ありました。
 何より、子供には話が難しすぎたというのが一番の原因だった気がします。リアルロボットの系
譜で言えば「ガンダム」「イデオン」に続いて「ダグラム」だった訳ですが、前2作と比べて善悪の区
別が更につきにくく、主人公達が何故戦っているのかも低年齢層には分かりにくかったのではな
いかと。実際「惑星デロイアの独立戦争」とか言われても、小学生だった当時の私にはピンときま
せんでした。地球側が悪役っぽいのは理解しても、具体的にどう悪いのか正直分からなかったと
思います。
 これが数年後の「Zガンダム」になると、私も中学二年生の中二病真っ盛りだったので(苦笑)善
悪二元論で割り切れない物語でも理解できるようになりましたし、むしろそういう難解なストーリー
をカッコよいと思う年頃でもあったので楽しんで見ていました。なので「ダグラム」も中学生の時に
視聴していればまた違った印象だったのかもしれません。
 それでも、当時タカラが発行していた総合情報誌「デュアルマガジン」は毎号買っていました。思
えば私が初めて購入したアニメ誌(と言って良いのかどうか)はこの「デュアルマガジン」でした。こ
の雑誌は毎号巻末に「ダグラム」や「ボトムズ」のシミュレーションゲームが付属していて、本格的
なシミュレーションゲームに触れたのもこの雑誌がきっかけでした。ただ小学生には難しすぎて、
大人になってから「スーパーロボット大戦」を初めてプレイした時は「自分でサイコロ振って計算し
なくてもよいなんて、なんて便利なんだ」と思ったものです(笑)。・・・って、話がすっかり逸れました
が、再放送も残り数話、きっちり完走したいところです。


22/01/16

 昨日南太平洋のトンガで大規模な海底火山の噴火があり、その影響で昨夜から今朝にかけて
日本の太平洋側でも1メートル強の津波がありました。海から100キロ離れている私の家でも深夜
にスマホの緊急速報通知が鳴って叩き起こされましたが、沿岸部の人たちは東日本大震災を思
い出して緊張した一夜を過ごしたのではないかと思います。
 今回は地震ではなく火山の噴火による津波で(1000年に一度の規模の噴火だったそうな)、こう
いう天災もあるのだと思い知らされました。約8000キロ離れた場所で起きた災害が日本に影響を
もたらすのですから、海は世界中と繋がっていると改めて実感します。
 https://kahoku.news/articles/20220116khn000002.html

 「えい、えい、むん」で一躍人気となった「ウマ娘」のマチカネタンホイザ。元ネタとなった競走馬
は飼葉に紛れていた蜘蛛を食べてしまい蕁麻疹を発症し、レース出場を取り消したというエピソー
ドがあって、アニメ版「ウマ娘」でもそれに基づくネタがあったりします。
 ところが先日「本当に蜘蛛を食べたのか」というニュース記事がヤフーに掲載され、マチカネタン
ホイザがトレンド入りする事態に。記事によると実際は食べていないらしいですが、文中でさりげ
なく「えい、えい、むん」と書かれていて「ウマ娘」人気恐るべしと思ったり(笑)。ゲームではまだ育
成キャラとして実装されていませんが、実装されたらまたトレンド入りしそうな気がします。
 あと記事で使われているマチカネタンホイザの写真、もうちょっとマシなものはなかったのかと
ツッコミたくなりました(苦笑)。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/5e420591195a891eb07c9b7481232033ae31ce1c


22/01/19

 今朝はマイナス11.9度の冷え込みに。車のドアが凍り付いてなかなか開きませんでした。去年今
年と盛岡より県南のほうが寒かったり雪が多い印象があります。

 CSで再放送していた「マクロス7」が終了。本放送時には17話くらいまでしか見ていなかったの
で、以降の話は新鮮に視聴できました。4クール目の盛り上がりは結構熱かったですが、3クール
目までは地味な展開が多く、1年間放送するには冗長な印象があったりも。
 マクロスシリーズなので基本的にはリアルロボットに分類されると思うのですが、個人的には70
年代のスーパーロボットのフォーマットに回帰した作品に感じられました。1クール毎の区切りには
話が大きく動くものの、あとは毎回お約束なルーティン展開が続く点や、敵の幹部が作戦を思い
ついては攻撃してきてそれを撃退するパターンが多い点など、どこか懐かしい作風でリアルロボッ
ト的な雰囲気は薄いように見えなくもありませんでした。主人公が戦わずひたすら歌い続ける点や
メインキャラ達の三角関係など90年代的な目新しい要素もありましたけど、根幹はシンプルで分
かりやすい内容だったと思います。
 振り返れば「マクロス7」が放送された94年は「Gガンダム」や「リューナイト」「レッドバロン(アニメ
版)」等スーパーロボット寄りな作品が多い年でもありました。80年代にリアルロボット系が進化す
るだけ進化して袋小路に陥ってしまった反動だったのかもしれません。でありながら翌95年には
あの「エヴァンゲリオン」が放送開始するのですから、アニメ史の流れは面白いものです。ともかく
「マクロス7」はそういった時代の空気のなかで、リアルロボットとスーパーロボットのハイブリッド的
な立ち位置の作品だったように感じます。個人的には割と楽しめましたが、4クールやるには話の
密度がやや薄いと感じる部分もありました。その辺も含めて往年のスーパーロボット的だったの
かもしれません。


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