昨日の「クウガ」は総集編。普段ないだけにナレーションがつくと何か違和感が。そう言えば今回ナ
レーション
を担当した立木(碇ゲンドウ)文彦氏も、刑事役で出演している松山(コレクター・ユイのワ
ンちゃん)鷹志氏も押
井実写作品でお馴染みの面々ですね。特に立木氏は「赤い眼鏡」「トーキング
ヘッド」でのコミカルな演技が印
象的だったので、某エヴァでのシリアスな声になんか笑ってしまった
ものです。
某掲示板で「ウルトラセブン」幻の12話の話題が出ていたのですが、実際に欠番になった事情と
は随分違う
噂が広まっていることを知って思わず苦笑してしまいました(ストーリーそのものが被爆
者を差別したものである
とか何とか。本当は全然そんな内容ではありません)。小さな話に尾鰭が
ついて広がってしまうのはよくあること
ですが、「セブン」12話に関しては殆ど言いがかりで放送禁
止になったようなもので、肝心の内容そのものにつ
いては全く問題なかったりするんですよね。出版
社もまるで腫れ物に触るかのようにこの12話に関しては言及
を避けていますが(一度取り上げても
2版ですぐ削除してしまったりとか)、せめて最低限の経緯くらいは記さな
いと最近のファンは真相を
知ることがないまま終わることになってしまいそうです。怪奇大作戦の「狂鬼人間」が
放送コードの問
題で禁止なのはまだ分かるのですが、「セブン」はいい加減解禁してもいいような気がします。
ちなみにアメリカでは「セブン」の12話は何の問題もなく放送されているそうです。むぅ、うらやまし
いぞ。
「オーディアン」8話。主人公トラウマ背負い込んで日本へ帰国。さらに仲間から「なんであなた
だけが生き残
ったの?」と糾弾されてついに脱走を決意。でも脱走した先で今度は民間人に非
難を受けて絶望のズンドコに。
その割には結構明るかったりしますが。「チョコ味噌パン」なんて
ギャグも出てきたりと、やっぱりよく分からん作
品です。
今日のNHK「クローズアップ現代」では子供たちの活字離れを取り上げていました。かなりの
活字中毒で、
大学では国文学を専攻し出版関係の仕事にも少し携わっていた私としてはやはり
看過できない問題です。
教育委員会の発言みたいでナンですが、この活字離れが想像力の欠如を引き起こし、昨今
の未成年者の
残忍な犯罪の遠因になっていると私も思います。文字だけの情報から何かを想
像するというのは、感性や感
覚を磨く訓練にもなります。これを怠っていると「相手の痛み」を想
像する感覚が麻痺してしまいます。結果と
して、どれだけ殴ったらヤバイか、どれだけ刺したら
相手が死ぬか想像できなくなっている訳です。人を殺して
も罪悪感がないというのは、まさにこ
こに起因しているのではないでしょうか(他にも幾つか原因が考えられる
のですが、それはいず
れの機会にでも)。
教科書やテレビから得られる情報だけが全てではないはずなのですが、そのうち人を殺して
おいて「教科書
にはどれだけ殴ったら死ぬかなんて書いてなかったから分からなかった」と平然
と言い出す子供が出てきそう
な気がしてなりません。それもそう遠くない将来に。アニメやゲー
ムも楽しいけど、たまには本も読めよ、子供
たち。
「たけしの万物創世」で猫の病気を取り上げていましたが、猫は外に出さなくてもストレスが溜
まらないそう
です(むしろ同じ生活サイクルを守りたがるので、たまに外に出すとストレス溜まる
そうな)。病気に感染させ
ない為には外に出さない方がいいとか。ウチの猫も一度も外に出して
いませんが、これを聞いて一安心。こ
のままずっと家猫として飼うことにしよっと。
「ラブひな」のビデオ・DVDは初回特典として1巻1キャラのフィギュアがつくそうです。これもオ
ークションで高
値で取り引きされるんでしょうねぇ。
「コレクター・ユイ」7話。新シリーズになって悪ノリがひどくなっているような・・・。今回はタイガー
マスクのパロ
ディやってました(でも小さい子供は分からないのでは?)。あげくに三石琴乃さん演
じるフリーズの前で「コム
ネットに代わっておしおきよ」と例のポーズまでつけて「せーらーむーん」
のパロディを!いいんですか、N○K?
完全にターゲットが「大きなお友達」になってますね。
買ってしまいました。ええ、買ってしまいましたとも「スーパーロボット大戦アルファ」を。と、ゆー
訳でしばらく
「だいありー」はスパロボ日記になります(笑)。
とりあえず2話まで進めた感想など。システム的な面では基本的な操作や遊び方は今までと変
わりませんが、
戦闘マップに高さの概念が加わり3D画面に。でも操作感は変わらないので、シリ
ーズをプレイした人なら違和
感なく馴染めると思います。また、今回から待望(笑)の戦闘シーンカ
ットができます。これで長い読み込み時間
を省いてサクサクと遊ぶことが可能に。これは嬉しい機
能です。でも戦闘シーン自体がだいぶパワーアップして
いるので、ついカットせずに見てしまいま
す。
残念なのはキャラの作画がイマイチなこと。なんか原作のアニメとキャラの顔が随分違います。
とゆーか崩れ
ている気が・・・(涙)。戦闘シーンでロボットの動きが良くなった分、こっちが割食っ
たんでしょうか。
資金繰りの難しさは相変わらずのようです。またインターミッションの度にどの機体を改造する
か悩みそう。
主人公は男女8タイプから選べます。入力する誕生日や血液型で覚える精神コマンドが変わる
のは「第4次」
譲りといったところでしょうか。今週の「電撃プレステ」でその一覧が載っていたので、
さっそく利用して「ひらめ
き」「必中」「加速」「熱血」「気合い」「魂」といった使えるコマンドを覚える
キャラにしました。もちろん主人公は女
性に(笑)。今回は主人公中心のストーリーで活躍も多い
そうなので、これで感情移入もバッチリです(爆)。でも
声優さん誰?聴いたことあるようなないよう
な声なんですけど(ちなみに選んだのはクスハです。ま、そのうち雑
誌で公表されると思うのです
が)。
「スパロボあるふぁ」はリアルロボット系で8話までクリアしました。ペースが遅いのは雑誌に攻
略情報が載
るのを待ちながら進めているからだったりします。すっかりヌルゲーマーですね。
8話でジャイアントロボ登場。さすがに頑丈でHPも高いです。おまけにSDになっても目つき悪
いです(笑)。
さて、十傑集はどれだけ登場するんでしょうか。それと銀玲ロボは?(爆)
「マクロス」が参戦した為でしょうか、モビルスーツのミサイルまで板野サーカスするようになり
ました。ズサ
のミサイルがうねうね飛びまくってます。それと今回からビームライフルの音が各ガ
ンダムシリーズに忠実に
なっているそうです。どんどん濃ゆくなってますね、このゲーム。
今回はBGMの選曲もマニアックです。「Zガンダム」からは戦闘シーンの主要BGMに加えて最
終回のクラ
イマックスで使用した曲をセレクト。「エヴァ」からは初号機が拾九話で暴走した時の
BGMやカヲル君のテー
マ(笑)の「第九」も収録。「マクロス」はTV版・映画版の主要BGMの他
に「マクロスプラス」の曲まで入ってま
す(ついに菅野よう子サウンドがスパロボに参戦ですね)。
ただ「愛、おぼえていますか」のアレンジがショボい
のはちょっとがっくりですが。
そう言えば今年に入って私は18禁はおろかコンシューマのギャルゲーすら買っていません(一
応「DOA」が
ギャルゲーと言えばそうですが)。久々に硬派ゲーマーモード復活?まさかね・・・
(「ときメモ」でギャルゲーに
転ぶまでは、私はシューティングが好きな硬派ゲーマーだったのです。
一応、多分、きっと・・・)
「ゲートキーパーズ」9話。やはりシリアスムードになりつつあるようです。主人公は前回のこと
がトラウマに
なって敵と戦えなくなってしまいました。その一方でいよいよインベーダーの幹部の
一人が登場。しかも人間
でゲート能力を使うことができます。盛り上がってきた・・・のかな?
個人的にはこの作品はあまりシリアス寄りにならなくてもいいような気がします。佐藤監督は
TV版「魔法使
いTai!」でも後半妙にシリアス路線に走ったのでちょっと心配です(あの展開に
は色々と不満があったので)。
せっかく2クールあるのですから、もう少しギャグで遊んでもいい
と思うのですが。
「だあ!だあ!だあ!」8話。桜井監督コンテ、の割には前回ほど壊れていませんでした。や
はり監督自ら
暴走する訳にはいかないのかも。それでも少女マンガとしては十分すぎるほど壊
れていましたけど。
「オーディアン」9話。今回はコスプレ大会?今までどうしてもこの作品の方向性が見えてこな
かったのです
が、分かりました。この作品はシリアスを装ったギャグアニメです。でなければ「ゴ
ーヤ納豆」なんてゲゲボな
料理が出てくるはずがありません(笑)。
主人公、脱走したあげく街で大はしゃぎして組織に見つかります。「どうしてここが分かったん
だ?」、って
そりゃバレバレですがな。とってもおマヌケです。
組織に包囲され、上司である姉(ただし主人公は姉であることを知らない)に銃を向けられて、
主人公忘れ
ていた記憶が甦ってきます。その反応に、普段クールな姉も何やらトラウマを思い
出した様子。この辺が今後
の伏線?
「ガサラキ」を映画化するそうです。あの作品ってそれほど成功したとは思えないのですが・・・。
でも高橋監
督に仕事があるのは良いことです(謎)。
「スパロボあるふぁ」はリアルロボット系で10話までクリア。相変わらずペース遅いです。10話
からアムロ
参戦。条件を満たしていたので隠しユニットのG−3ガンダムに乗って登場。でも周り
からは「これが連邦の
白い奴か」とか言われてます(G−3ガンダムは白くないのに〜)。
9話ではすっかりレギュラーのサイバスターと「新スパロボ」の主人公たちが顔見せ。サイバス
ターは戦闘
シーンのセリフが増えてます。シロとクロの突っ込みがなんか楽しいです。「新」の
SRXチームは個人的に
結構好きだったので今回の復活は嬉しいです(リュウセイがスーパーロ
ボット好きの割にはどこかマヌケだ
ったりとか)。ああ、育てたいキャラが増えてゆく・・・。
ひそかに入会していた(笑)「トゥルーラブ ストーリー」ファンクラブの最後の会報が届きました。
それによる
と現在続編の開発が進行中とか(シリーズは続くと以前から公言はしていましたが)。
既にキャラデザインは
終わったそうです。このシリーズは個人的に無条件「買い」なので、もちろん
購入予定です。ただ問題はどの
ハードで出すか、なのですが。プレステ2はギャルゲー発売禁止
令が出ているなんて噂もありますし、下手を
すると最近ギャルゲー専用機になりつつあるドリキャ
スの可能性も?
それにしても、せっかく続編が出るのにファンクラブの解散はもったいないです。年会費千円と
お得でしたし。
昨日掲示板にも書きましたが、元ブルーコメッツのメンバーで劇場版「ガンダムII、III」の主題歌
を担当した
井上大輔氏が自殺しました。富野監督とは大学時代の同期であり、仕事で影響を受
けたことが監督の自著
伝「だから、僕は・・・」で書かれています。少し長いですが、その一部を抜
粋してみたいと思います。
『 メジャーな人の出会いが己を刺激する。
殊に、ガンダムの仕事で井上大輔に会った時がそうだった。(中略)彼とは江古田時代に一
年の半年だけ同期だったが、彼は仕事の方に流れていった。
が、音楽の世界ほど栄枯盛衰の激しいところはない。二十年間も生き続けられるような世界
ではないのだが、彼は作曲家として復活していた。
その彼が、
「俺が曲を書いたのは、三日で売り切れちゃうんだよね」
と、ニコニコ言う。その話は、当時、彼が“シャネルズ”というグループに書いていた曲の売れ
行きの事かと思った。
「ホラ、一週間とか夏のバーゲンとかってあるよな。あのCMの曲はさ、バッ!!とやるんだよ
ね。それを俺がやると商品が三日で売れるんだ」
その井上大輔の嬉しそうな顔を見て、商売を意識し、社会に対して、己をいかに売り、みせ
てゆくかを知った創り手の顔をみた。
こう言い切れるまでの苦労とか、仕事を手に入れるまでの積み上げ、これは、なまじ若い時
に売れた人間にとっては、生なかなものではないだろう、と想像した。
“だから、奴は光っているのか・・・・・・”
この認識を得させてくれたことは、ひとつの仕事をやって貰う以上に貴重な出会いだった。
今からでも、奴に追いつきたい。そんな風に思っているからだろう、「イデオン」の映画化の
間にTV版の「戦闘メカ サブングル」の仕事をスタートさせて、その後番組の「聖戦士 ダンバ
イン」も僕は担当してしまった。 』
病気を苦にしての自殺ということらしいですが、非常に残念な話です。ファーストガンダムの音楽
を担当した
渡辺岳夫氏も既に亡くなられていますし、20年という歴史の重みがこんな形で現れる
となにやら悲しいもの
があります。