おもひで

だいありーの過去ログです。

22/11/23

 今週は日毎の気温差が激しく、晩秋と初冬の狭間を実感します。

 前回に続いて、アマゾンプライムで配信の始まった「シン・ウルトラマン」を鑑賞。途中で見るの
が苦痛になってしまった「仮面ライダーBLACK SUN」に比べると、ずいぶんと楽しめました。初代
ウルトラマンをリスペクトしたネタもかなりあり、マニアならニヤリとするシーンも多かったです。「シ
ン・ゴジラ」や「シン・エヴァンゲリオン」よりもストーリーがシンプルで分かりやすいので、庵野テイ
ストが苦手な人でもそれなりに見られるのではないかと。ただ私は初代ウルトラマンのうるさいファ
ンなので(苦笑)、同時に不満もいつくか・・・結構?あったり。
 一番引っ掛かったのは、ウルトラマンがヒーローとして活躍するシーンが少ないことです。序盤
の怪獣2体は完勝といった感じでしたけど、人間側は謎の宇宙人と認識していてウルトラマンの勝
利を素直に喜んでいませんし、それ以降は宇宙人達の謀略でウルトラマンが敵と識別されたり人
間達が兵器として利用しようとしたりで、素直にウルトラマンが活躍してみんなが喜ぶといった場
面がなかったのは、現代的と言えばそうなのでしょうが何かモヤっとしました。
 もうひとつ似たような点で言うと、怪獣の出番が少なかったことも今一つでした。冒頭で「ウルトラ
Q」の怪獣達が次々出てきたのがピークで、序盤のネロンガとガボラ以外の敵は宇宙人だったの
で、ウルトラマンと言うよりウルトラセブンを見ているような感覚がなきにしもあらずでした。初代ウ
ルトラマンってそこまで宇宙人の比率は大きくなかったはずですが、印象的なエピソードを抜粋し
てリメイクすると宇宙人メインになってしまうのは仕方ないところなのでしょうか。作品のテーマから
して、ウルトラマンよりウルトラセブン向きの内容だった気がします。
 それとCGによる戦闘シーンも個人的にはクオリティに不満が残りました。初代ウルトラマンで
スーツアクターを演じた古谷敏氏がモーションキャプチャーを務めたりと、リスペクトはかなり感じ
られましたが、全体的にCG臭さが目について特撮というよりはゲームムービーを見ている印象が
否めなかったです。ここら辺はまだ日本の技術力(資本力?)がアメリカ等に追いついていないと
痛感させられました。
 とはいえ肩の力を抜いて鑑賞できましたし、マニア的なこだわりを持たなければ普通に楽しめる
映画だと思います。少なくとも「仮面ライダーBLACK SUN」のような見終わった後の絶望感はない
ので(笑)、後味は良い作品でした。
 https://shin-ultraman.jp/


22/11/27

 強風が吹き続けた週末でした。そして週刊天気予報ではついに雪マークが。いよいよ冬がやっ
てきそうです。

 私が「シン・ウルトラマン」を鑑賞した時に抱いた違和感や不満点について、わりと的確に考察し
ていて感心した動画を紹介。ただ「シン・エヴァンゲリオン」や「シン・ウルトラマン」の盛大なネタバ
レがあるので、視聴の際は要注意です。
 動画内のコメンテイター達はこの映画を絶賛していますが、まさにその称賛ポイントが私にとっ
て違和感を覚えた部分とかぶっていると感じました。とりわけ淡々としすぎていた人間ドラマパート
は、「ウルトラマンの視点から見たドラマだから」という考察は一理あると思えました。主人公が初
代ウルトラマンのハヤタ以上に人間味が薄く、視聴者の感情移入を拒んでいるように見えたのも
そこに起因するとすれば理解できます。演じていた斎藤工氏は一切まばたきをしない演技をして
いたそうなので、意図的に人間味を消した主人公にしていたのは確かかと。
 それとCGなのに初代ウルトラマンの動きを徹底して模倣しまくった戦闘シーンの数々は、庵野
氏が見せたかった「オレ流初代ウルトラマン」だという説にも納得。飛行シーンではわざわざミニ
チュアっぽいCGにして、さも釣り糸で飛んでいるかのような動きまでしているあたり、今の技術力
でウルトラマンをリブートしたのではなく、あくまで初代ウルトラマンを見ていた世代が懐かしく感じ
るような「懐古的ウルトラマン」にすぎなかったのではないかと、そんな気がします。Amazonではア
マチュア時代に庵野氏が制作した「DAICON版帰ってきたウルトラマン」を同時配信していることか
らも、この映画は同人的なフィルムの延長なのだと言わんばかりです。そういったノリが肌に合う
か合わないかで、この映画の評価は大きく変わってくるように思います。
 とはいえ、庵野氏の考える「初代ウルトラマンらしさ」がこの映画なのでしょうし、私の考えるそれ
とは解釈が違っていただけとも言えるので、その違和感ごと楽しむのがもしかすると良いのかもし
れません。
 https://www.youtube.com/watch?v=Z0x_UmvsONc

 明後日から「アリス・ギア・アイギス」で始まる「ダーティペア」コラボに向けて、ゲーム内の3DCG
がお披露目されました。これまでにも「アリスギア」は数多くのアニメやゲームとコラボしていて、
ゲームキャラ化する際には島田フミカネ氏がアレンジしたデザインを使用していました。今回も同
様の模様?30数年ぶりに土器手司氏が描いたユリとケイはずいぶんと変わってしまった感じがあ
りますけど、3DCGのほうは上手く「アリスギア」のキャラデザに寄せている印象があります。はたし
てどんなイベント内容になるのやら。
 https://twitter.com/colopl_alice/status/1596473339295694848
 https://twitter.com/colopl_alice/status/1596836242028740608


22/11/30

 11月最終日は季節外れの暖かさでしたが、明日は一気に冷え込んで県内も雪の予想に。ここ
数年は12月と1月に大雪となるパターンが続いていますけど、あまり降らないでほしいものです。

 「アイドルマスターシンデレラガールズ」のドンジャラが出るという告知を見て、「ドンジャラってま
だあったんだ」と驚いたり。私が子供の頃はドラえもんのドンジャラが大人気で、これで麻雀の基
本ルールを覚えたものです。してみると40年以上は歴史のある息の長い商品になっているのです
ね。
 さらには「デレステ」で難波笑美を演じている伊達朱里紗さんによる配信番組も決定・・・って、現
在プロ雀士としての活躍が話題になってる方じゃないですか。ガチめな番組になりそうな気が?
 https://www.youtube.com/watch?v=JHW8Ff906Vc

 昨日からゲーム内イベントが始まった「アリス・ギア・アイギス」と「ダーティペア」のコラボ企画。
先行公開されたPVでは3DCGを使ってアニメのオープニングを再現していましたが、ゲームのイ
ベントでは冒頭でアニメ版のオープニングそのものが流れて、「あ、これ50代以上限定イベント
や」と悟りました(苦笑)。ユリとケイが使うギア(外部装甲みたいなもの)だけちゃんと80年代アニメ
の作画で特徴的だった「ワカメ影」が表現されていたりと、完全におっさんホイホイなイベントで
す。メインのプレイヤー層はもっと下の年代だと思うのですが、早くもついていけず「???」状態に
なっている模様。ホントに何故こんな企画が通ったのやら。
 そしてシナリオでは「アリスギア」の世界と「ダーペア」の世界が地続きであるという恐ろしい真実
が判明。これまでにも様々なアニメやゲームとコラボしてきましたが、殆どはパラレルワールドか
ら転移してきて、イベントラストでまた帰ってゆくというパターンだったので、少し珍しい展開です。
と言うか「アリスギア」の主人公達は地球が崩壊して都市型宇宙船で絶賛スペースランナウェイ中
なので、「ダーペア」の二人が絡んだら宇宙船消滅の危険が・・・。なるべく穏便にお引き取り願い
たいところです(笑)。
 https://twitter.com/colopl_alice/status/1597108134870675456
 https://twitter.com/KANETAKE/status/1597501541581488128


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