おもひで

だいありーの過去ログです。

24/01/21

 終日土砂降りで、昼間でも暗い一日でした。

 PS4版「ファイナルファンタジー1」をクリア。16時間くらいかかりました。ラスボス戦で一度全滅し
てしまい、経験値を稼いでレベルを10くらい上げてから再戦したので恐らく平均よりも時間は多め
かと。「ドラクエ1」は特に手こずることもなく最後までクリアできたので、やはり「FF1」のほうが難易
度は高いと思います。国内RPGの両輪とも言える「ドラクエ」と「FF」ですが、「ドラクエ」はライト層
向け、「FF」はマニア向けと1作目から方向性が分かれていたと感じます。もっとも後にその2作を
制作していたゲーム会社が合併するのですから、未来は予測できないものです。
 国内RPG黎明期の2作は主人公が一切喋らないこともあり、シナリオはかなりあっさり目な印象
でした。ですが数年とたたずに主人公に明確なキャラクター性が与えられ、シナリオも大河ドラマ
的な厚みを帯びてゆくのですから、80年代はRPGが急速に進化した年代とも言えそうです。現代
に続くRPGの基本フォーマットは30年以上前すでに出来上がっていたのではないかと改めて感じ
ているところです。

 ハイエンドなプリアンプの比較試聴動画。同じメーカーでもかなり音が違うことにまず驚きまし
た。それと個人的にアンプの音はパワーアンプで大部分が決まると思っていたので、プリでここま
で差が出ることも新鮮でした。なるほどマニアがセパレートアンプにこだわるのも納得です。
 https://www.youtubecom/watch?v=3PvbD0cYAx0


24/01/24

 最強寒波到来で、日本海側中心に大雪となっている模様。岩手も大雪とまではいかなくても雪
の降る一日でした。

 「アリス・ギア・アイギス」が6周年を迎え、スペシャルムービーを公開。私がプレイしているソシャ
ゲは不思議と長続きするタイトルが多いのですが、この作品がここまで続いているのは正直意外
でした。ゲーム自体に加えてプラモデルの売り上げが好調なのも要因だと思うのですが、むしろプ
ラモの生産計画が先々まで決まっているので容易にサービス終了できない事情もあるのでは、と
深読みしてみたり(笑)。コラボを除くプレイアブルキャラだけで現在60名以上、私は最高レアキャ
ラの所有率はかなり低いですけど、お気に入りのキャラだけでもクリア可能な難易度を維持してい
るのも間口の広さに繋がっているように思います。
 ただ、以前も書いた気がしますがガチャの仕様だけは褒められないと常々感じています。無料
石をストックしておける上限が決まっているうえ使用期限まであるので、ガチャで引きたいキャラ
が出てくるまでずっと石を溜めておくことができないようになっています。しかもガチャは天井がな
いので、1キャラ引き当てるのに10万円近く課金したなんて話もたびたび目にします。私は無課金
でのんびりプレイしていますけど、ガチ勢がどれくらいつぎ込んでいるのか聞くのが怖いような(苦
笑)。ともかくこれからも長く続いてほしいものです。
 https://www.youtube.com/watch?v=GL9gxnRQ10Q

 海外ではセルフレジ失敗説が広がり始めているのだとか。地元のスーパーではお年寄りがセル
フレジで手こずって、結局店員が手伝って余計時間がかかっている場面を時々見かけます。店に
よってセルフレジのUIが違っていたり、会計画面の操作が煩雑だったりで混乱を招きやすいのも
原因ではないかと思うことがあります。都市部のスーパーでは逆に人件費がかさむためセルフレ
ジを減らす傾向にあるというニュースも先日目にしました。高齢化社会の日本、万引き云々の前
にそもそもお年寄り向きのシステムではないという気がしなくもありません。最低限UIの簡略化と
統一化から始めるべきだったのではないかと。
https://www.gizmodo.jp/2024/01/the-self-checkout-nightmare-may-finally-be-ending-jpn.html


24/01/28

 一度は本格的な積雪となったものの、すぐ溶けてまた雪の少ない冬に戻りました。

 今期のアニメ「勇気爆発バーンブレイバーン」が放送前は硬派なリアルロボットものを装ってい
ながら、1話後半からは勇者シリーズを彷彿させるスーパーロボットに激変したのを見て、ここまで
極端ではないにせよ事前の情報隠しは割と古くからやっていたなぁと思い出しました。
 たとえば初代「マクロス」のテレビシリーズは戦闘機がロボットに変形することが伏せられてい
て、1話放送時のオープニングもバルキリーの変形カットは別の映像に差し替えられていました。
それだけに作中でF-14に似た機体がシームレスにロボットへ変形したのはかなりの衝撃でした。
同シリーズは「マクロス7」でも熱気バサラが主人公であることは放送前伏せられていて(バルキ
リーの顔に口があることも)、アニメ誌等ではミレーヌがさも主役のように扱われていました。河森
監督はこういうサプライズを仕込むのがお好きのようで?
 他にも、今では絶大な人気を誇る「逆襲のシャア」のνガンダムは映画公開前フィンファンネル
の設定が伏せられていました。公開前に発売されたプラモデルにもフィンファンネルは付属してお
らず、映画公開後あらためてフィンファンネル装備のキットを発売。なのでファンは泣く泣くνガン
ダムのプラモを二つ買う羽目に。おにょれバンダイ汚い(苦笑)。
 ロボットアニメではありませんが、近年だと「喰霊0」が事前に公表された主人公達が1話で全滅
し、本当の主人公は2話から登場というサプライズをやっていましたっけ。あと「ハイスクール・フ
リート」が放送前は「はいふり」というタイトルでいかにも日常系アニメに見せかけながら、実は海
洋系バトルものでタイトルも「ハイスクール・フリート」だったというサプライズをやりましたけど、こ
ちらはタイトル変更でレコーダーの予約録画が追従せず、2話の録画に失敗したという苦情が殺
到。さすがにやりすぎだと感たものです。
 制作陣もあっと驚かそうとあれこれ知恵を絞るのでしょうけど、匙加減が難しいのではないかと
振り返ってみて改めて思った次第です。


24/01/31

 まだ1月ですが、今日は4月並みの暖かさに。心なしか花粉症のような感覚まで?

 27年前の今日は「ファイナルファンタジーVII」が発売された日とのこと。私は発売日の朝に出勤
途中のコンビニで売っているのを見かけて衝動買い。オープニングムービーからシームレスに本
編へと繋がるプロローグにまず驚かされ、以降毎週「ファミ通」を買って掲載されている攻略情報
を頼りにやりこんだものです。それだけに中盤のあのイベントはトラウマ級に衝撃でした。多くのプ
レイヤー同様、生存ルートがあると信じていましたよ。ともかく「FF」人気を決定づけた一本である
ことは間違いないかと。
 https://game.watch.impress.co.jp/docs/kikaku/1564573.html

 で、それから27年後の私はPS4版「ファイナルファンタジー V」をクリア。この前まで初代をプレイ
していたのに、いきなり「5」に飛びました。初期「FF」シリーズの中でも人気作で、エンターテインメ
ント性の高い内容だという評価を目にしたのでチョイスしてみました。
 クリアまでは35時間弱。「FF1」は16時間くらいだったので、元のハードがファミコンからスーファミ
になったことでゲームのボリュームが一気に増えたと実感。ゲーム自体の難易度も一気に跳ね上
がった印象で、とにかく初見殺しの敵とパズル要素のあるダンジョンが多くてなかなか先に進めな
かった感覚があります。脳筋プレイでもクリアできた「FF1」と違って序盤から全滅させられることが
何度もあり、敵ごとに攻略方法を覚える必要がありました。つーかエンカウント即全滅のパターン
は勘弁してほしいです。
 ストーリーは超ド直球の王道ファンタジーで、「FF」らしくないという人もいる模様。作風が明るくて
適度にギャグもある一方、人間に限らず様々な「死」を丁寧に描いていて、それらのシーンは結構
涙腺に来るものがありました。家族同然の動物達との別れは反則ですってば。飼い猫と死別して
以来、こーいうシーンは泣けてしまって困ります。
 あとこの年になると、主役の若者達よりも老人達が命をとして戦う場面に弱くなってしまいました
(苦笑)。いにしえの戦士達が次世代へ繋ぐため身を投げ出す展開が何度かあり、作中随一の名
場面と言われるイベントにはただただ涙。トドメとばかりにラスボス戦直前でさらに畳みかけてきて
「アカン、その展開はアカン」とさらに落涙。確かに名作と言われるのも納得です。作風が明るい
からこそ、こういったシーンがいっそう引き立っていると思えました。
 そして一番感心したのは演出の良さ。2Dのドット絵なのにキャラクターの表情や演技が多彩で、
ときには映画的な演出まであって驚きました。パーティメンバーが最初から最後までほぼ固定
だったこともあり、気がつくとキャラへ感情移入していた作品でもありました。それだけにエピロー
グの感動は大きかったです。
 あとは音楽が素晴らしかったです。PS4版はBGMが生楽器やオーケストラ主体にアレンジされて
いて、それが非常に心地よく耳に残りました。なので久しぶりにゲームのサントラを購入。オリジナ
ル版をやりこんだかつてのファンはこのアレンジ版がお気に召さないようですけど、私はこっちが
耳に馴染んだので気に入っています。
 物語の語り口は薄味ですが、そのぶん想像の余地がある内容で楽しめる一作だと思います。
私はとても好きな一本になりました。
 https://www.jp.square-enix.com/ff_pixelremaster/ff5/


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