おもひで

だいありーの過去ログです。

24/05/12

 太陽フレアが連続発生した影響で、昨夜は日本でもオーロラが観測されました(岩手でも観測し
た人がいたそうな)。事前に原因を知らなければ天変地異の前触れと思ってしまいそうです(笑)。

 アマゾンプライムで配信が始まった「ゴジラ-1.0」を鑑賞。アメリカでも大ヒットし、先日アカデミー
賞のなんとか賞を受賞したというので興味が沸いたのですが、確かに納得の内容でした。
 受賞理由は低予算ながら特撮が凄いということのようですが、映画全体の中でゴジラが暴れる
シーンは割と短めで、そこに技術を全力で注いだ印象があります。恐らくは殆どがCGなのでしょう
けど、それを活かして着ぐるみでは難しいようなアングルや合成をしていて迫力がありました。一
方で戦艦や飛行機といった金属物が出てくると途端にゲーム画面っぽくなるのは、日本のCG技
術の限界のようにも見えました。そこはアメリカ映画と予算の差が出ていたように思います。や、
単に自室のテレビの性能が低いだけかもしれませんけど(苦笑)。
 で、特撮が少ないぶん映画全体としては人間ドラマに重きを置いているのですが、個人的には
むしろゴジラという題材を使いつつも主眼はヒューマンドラマのほうではないかと感じました。アメリ
カで大ヒットした要因はまさにそこだったようで、今作は主人公のゴジラへの復讐劇という明確なド
ラマがあったので、海外の人たちにも分かりやすかったみたいです。ただ「戦後」というワードが特
別な意味を持つ昭和世代はともかく、「戦後を迎えても戦争を終わらせられなかった男たちの戦
い」という話が平成世代や海外の人たちにも刺さったのが多少不思議でもあったり?東宝は当初
から海外展開を見据えていて、作中でも意図的にアメリカ軍を出さなかったみたいですが、そう
いった配慮が万人向けになっていたのかもしれません。
 ゴジラの出番が少なめではあるにせよ、エンタメに極振りした内容なのでよほど斜に構えなけれ
ば誰でも楽しめる映画だと思います。個人的には細かい点で不満がない訳ではありませんけど、
予想以上に堪能できました。
 https://godzilla-movie2023.toho.co.jp/

 かつて実馬のシリウスシンボリに騎乗していた加藤和宏調教師が出演した動画で、「ウマ娘」の
シリウスシンボリについて沢山触れていて思わずほっこり。今年に入ってからゲーム版「ウマ娘」
のプレイを始めて、数ヶ月のあいだにみるみる育成が上達し今では並みのプレイヤーでは太刀
打ちできないほどの猛者にまでなった方でもあります。さすが現役調教師といったところでしょう
か。ひたすらにシリウスシンボリだけを育成し、実馬では叶わなかった凱旋門賞制覇に大喜びし
ているツイッターが話題になったこともありました。実際に競走馬に携わっている方々にも影響を
与えているあたり、稀有なゲームだと改めて感じます。
 https://www.youtube.com/watch?v=v_Gz1fZB5ls


24/05/15

 地元のJR駅構内で昨日クマが目撃され、今日は自宅の近くを歩いていたとのことで、警戒が続
いています(罠を設置するそうな)。とにかくニアミスだけはしたくないものです。

 シャープが国内でのテレビ用液晶パネルの生産を終了すると発表。台湾企業傘下に入った時
点でこういう日が来るような気はしていましたが、「世界の亀山」と言われたシャープの液晶パネ
ルが消えるのは寂しい限りです。ソニーやパナソニックもテレビの国内生産を既に終了していま
すし、もはや国内メーカーと言っても名ばかりになりつつある印象です。
 https://www.phileweb.com/news/d-av/202405/14/60348.html

 今月下旬から公開される映画「ウマ娘」のテイエムオペラオーにスポットを当てたPVが公開され
ました。「プリティー要素どこ?」と言いたくなるほどの荒々しい作画で、思わずリピート再生。オベ
ラオーが「ウマ娘」に実装された時から多くのファンが見たいと切望していた世紀末覇王としての
オベラオー、そして伝説の有馬記念が見られそうで俄然期待が高まります。
 恐らく映画で再現されるであろう2000年の有馬記念は過去にJRAがどちゃくそカッコいいCMを
作っていて、オペラオーと言えばこのCMを思い出す人も多い模様。アニメではどのように描かれ
るのか注目したいです。
 https://www.4gamer.net/games/414/G041434/20240514008/
 https://www.youtube.com/watch?v=lldQbxSY00s


24/05/19

 自宅近くに設置された罠にクマがかかる様子もなく、それどころか近隣を含めてクマの目撃がさ
らに増えています(計3頭)。夜中に屋外で物音や動物の鳴き声がするとドキッとするので、一日も
早く平穏な日々が戻ってほしいものです。

 ネタが見つからなかったので、とーとつにファーストガンダムの音楽の話をします(笑)。様々な点
でエポックメーキングだったファーストガンダムですが、音楽に関しても史上初の試みがありまし
た。
 アニメや特撮の劇伴をレコードとして販売することがまだ定着していなかった時代、ファーストガ
ンダムは最初からレコード発売を前提としてテレビアニメ初のステレオ録音が行われました。曲の
構成にもこだわり、いまだにアルバムとしての完成度は評価が高いです(なので本編での使用順
に並べなおした「総音楽集」の曲順に違和感を覚える人も)。反面、ジャケットのイラストはセル画
調のいかにも子供向けといった装丁で、それに不満だった制作陣はサントラ2枚目に安彦氏の描
き下ろしイラストを使用。それが異例の大ヒットへと繋がり、レコード会社もアニメのサントラは売
れると認識したそうな。
 ですが1年間放送するアニメとして曲数が多いとは言い難く、サントラ2枚目のシリーズ後半に向
けて新録した曲がアニメで殆ど使われなかったこともあり(何故そうなったのかは不明)、全43話を
通して同じ曲が繰り返し使われることに。今なら2クール作品でさえサントラが2、3枚リリースされ
ますけど、ファーストガンダムは実質サントラ1枚を使い続けていたので、それだけに音楽が耳に
残っている人も多いのではないかと思います。
 ただ当時のアニメはフリー音源を流用することが珍しくなく、ファーストガンダムも「印象に残って
いる曲なのに実は流用曲」というのがあったりします。とりわけ7話をはじめとして緊迫した戦闘
シーンでたびたび流れていた曲が実際は流用曲で、2000年代に入ってから原曲が判明したという
ことがありました(下記YouTubeの曲)。
 それと何故か流用曲を多用しまくりだったのが37話「テキサスの攻防」で、サスペンス風の音楽
が流れる中でのギャンとの戦闘は別作品のような異様な雰囲気がありました。新録したシリーズ
後半用の曲を使わず、流用曲頼みになったのはなんとなく勿体ない気がしなくもありません。
 あとファーストガンダム以上に流用曲が多かったのがイデオンで、特に1クール目は印象的な曲
がほぼ流用曲という状況でした(音楽の録音が間に合わなかったからだとか)。アニメの音楽ひと
つとっても、今とは状況がずいぶん違うと感じます。
 ちなみにガンダムやダグラム、ザブングル等80年代サンライズ作品の音楽は現在Spotify等の
サブスクで無料配信されているので、興味のある方は一聴するのも手かと。便利な時代です。
 http://animestyle.jp/2014/06/17/7413/
 https://www.youtube.com/watch?v=YyzUt4dqRv8


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