おもひで

だいありーの過去ログです。

02/08/11

 34度の暑い日が続いたかと思えば、今日は昼でも暗〜い空の大雨。なんでこう極端なんで
しょう。

 「ファーストKiss☆物語2」1周目は主人公のホームレス仲間(笑)菱村菜々美をクリア。久々
に長いギャルゲーでした。今回も前作同様2章構成で、ディスク1枚目の1章は移動マップと選
択肢混合形式、ヒロイン毎の個別シナリオに入ったディスク2枚目の2章は選択肢のみという
形式も前作と同じです。ですが前作はゲーム内期間1ヶ月、今回は約4ヶ月ということでかなり
ボリュームアップ感があります。1章だけで5、6時間以上はかかったかと。
 が、この菜々美シナリオは2章に入ったら何故かあっという間に終了。あれよあれよと問題が
解決してしまって、なんだかシナリオというより“あらすじ”を駆け足気味に読まされたという印象
がなきにしもあらず。何やらヒロインによって2章の長さがまちまちらしいです。で、普段は天然
ボケボケのホームレス娘な菜々美嬢、その正体は割と早い段階で予想がついてしまいました
が、おっとりタイプのキャラクター性が私好みだったこともあって最後までストーリーを楽しめま
した。や、けしてナイスバディな身体や大きくて魅力的な胸にくらくら〜と惑わされた訳では・・・
(爆)。あ、でも途中のお風呂覗きイベントや水着ぽろりイベントはお約束ながらも良かったかな、
と思ってしまったかも。以前から指摘されていますけど、水上氏の原画はやっぱりエロいです。
コンシューマにしとくのは勿体ないエロさです。けれども氏が描く18禁同人誌はあまりHっぽく
なかったり。絵だけではエロティシズムを表現するには不十分だという例かと・・・って、話が思
いきり脱線してますね(笑)。閑話休題。初代「トゥルー・ラブ ストーリー」以来久々に聴く吉田愛
理さんの声もフィットしていて、その点でも堪能できたキャラでした。
 このシリーズの売りの一つであるアニメパートも前作よりボリュームアップ。菜々美シナリオで
は5つありました。ドリキャスだけに映像は綺麗でしたが、肝心の作画がちょ〜っと出来の悪い
18禁アニメっぽいかも。動画が少な目だからそう見えるのかしらん。それとアニメ部分にだけ
主人公に声が付くので、それが人によっては違和感あるかもしれません。
 にしても前作のキャラが出てくる出てくる。前作の半数以上のキャラが出演しているかと。しか
も割とシナリオに絡んでくるので、気分はすっかり同窓会です。水橋かおりさん演じる織倉真奈
美の「ちこっと」(この子は「ちょこっと」をこう言うのが癖)も聴けましたし、高橋美紀さん演じる超
病弱キャラ・蒼月ひよりが元気に生活している様子も見れましたので、それだけで前作ファンの
私としては嬉しい限り。でも真奈美も含めて前作で中学生だったキャラがすっかり大きくなってし
まって、“妹キャラ”じゃなくなっているのはちこっと残念なような(苦笑)。
 ちなみに蒼月ひよりは数あるギャルゲー病弱キャラの中でも特に死の匂いがつきまとう子で
(最初は生きる気力そのものが無く、選択肢ミスるとあっさり逝ってしまいます)、シナリオもかな
り重いものでした。それだけに演じた高橋美紀さんの思い入れも強く、未だに自分の代表作を
訊かれると「ダンバイン」のシーラ様と並んで蒼月ひよりを挙げるほどだったりします。病弱キャ
ラ好きの私としてもこのキャラを抜きに病弱ヒロイン論は語れません(笑)。もっとも前作ファン
の間ではキャラデザの妙〜に広すぎるおでこから“おでこ”とか“デコ”の別称で呼ばれ、それし
か印象に残っていない人もいるキャラだったりしますが(涙)。某うぐぅ娘より先に元祖たい焼き
大好き娘なんだぞ〜、って何のフォローにもなってませんがな。

 今月号のニュータイプによると「シスプリRePure」は前半1話後半1話の二階建て構成で、前
半は1作目と同じスタッフによる連続ストーリー、後半は「フルーツバスケット」のスタッフによる
妹一人ずつのショートストーリーという変則方式になるそうです。しかも別の雑誌によればアニ
メ版前作の設定は引き継いでおらず、原作準拠(主人公と妹は別々に暮らしている)の話にな
るとか。もしかして前作の存在は抹消ですか?まぁ抹消したくなる気持ちも分からなくないです
が(笑)。
 その他秋の新番組をざっとチェックすると、さすがに萌え系アニメは食傷気味になりつつある
のか、硬派系アニメの数が増えてきたような気が・・・そうでもない?

 新谷良子さんと田村ゆかりさんがパーソナリティを務めるラジオ「ぴたぴたエンジェル」(要は
「ぴたテン」と「ギャラクシーエンジェル」が一緒になったラジオです)、先週の放送はゲストで井
上喜久子さんが出演。最初の第一声であっさりと番組の色を“井上喜久子空間”にしてしまうそ
のケタはずれの存在感は健在で、マジで番組の進行を忘れてボーゼンとしていた新谷・田村両
名の様がおかしくて夜中に一人大ウケしてました。しかもこの人はまだ「永遠の17歳」を主張し
ていたり。ホントはその倍以上の年・・・ごほんごほん・・・や、ずっと17歳でいいです(苦笑)。
 


02/08/12

 「犬夜叉」82話。現代を舞台にしたほのぼのまったり話。もともと原作にあった話ですが、水
増しする為に加えられたオリジナル部分で犬夜叉の性格がいつもと違う気も。でもまぁ、たまに
はこんな回があっても良いかも。

 「ファーストKiss☆物語2」2周目は小学生キャラ・ミキをクリア。今度は2章に入ってからもシ
ナリオが長く、選択肢も多めでやや悩みながらのプレイとなりました(選択肢を選んだ後のキャ
ラの反応がどれもあまり変わらないので、正しいのかどうか分からないのがこの作品の難点で
す)。巨乳の次はロリと節操のないプレイなのはともかく、「コンシューマだと堂々と小学生キャ
ラを攻略できるんだ〜」と思ってしまった私はすっかり18禁ゲーに毒されているような(爆)。
 ただ、キャラの印象とは裏腹にシナリオはかなり重い内容。本名が不明な時点で一筋縄では
いかない子だとは思っていたのですが、シナリオ終盤本名が明かされると共に前作の蒼月ひ
よりシナリオをプレイした人にとってタブーとも言える名前が出てきた時点で、私としては完全
降伏。やられました。このシナリオだけは前作プレイ済みが必須だと思います。よもや前作の
ひよりシナリオで主人公とひよりが良かれと思って取った行動がこんな悲劇を生んでいたとは
・・・ある意味ズルいですけど、続編ならではの上手い展開だと感じました。大学生である主人
公が小学生を喰ってしまう(笑)のはいささか問題ある気もしますが(とゆーか、シナリオ前半で
主人公と彼の友人の大学生二人が小学生巡って奪い合いしている時点で「おいおい、ホントに
い〜のか?」と思ってしまったり)、前作も主人公の同級生は一人だけ、大半は下級生なうえ中
学生が二人、更には喫茶店のマスターやら果ては未亡人(!)まで攻略できてしまうというコンシ
ューマにしてはヒロインの年齢層が偏ったゲームだったので、この辺はシリーズ伝統なのかも。
今回も見事なまでに年下キャラばっかりですし(年上は主人公の姉だけ)、そーいう作品なんだ
ということで納得するとしますか(笑)。
  ミキを演じているのは水上原画作品レギュラーキャストの柳瀬なつみさん。ここ数年はどち
らかと言うと18禁ゲーがメインになっている方なので、思いっっきりロリロリなその声を聴いて
いるとルーンの一連作品のロリキャラとイメージがダブってしまって、ついついイケない妄想が
ちらついてしまったり(笑)。や、コンシューマでその声は反則でせう。でじこのラジオ内のコーナ
ーで聴く素の声もかなりロリ入っている感じですし、この方も声だけなら年齢不詳な人かも。
 ところで今回は新機軸として「深層心理感応システム」なる要素があるのですが、要は心理テ
ストがゲーム中何度か出てきて、それの答え如何によってはたとえ正しいルートで攻略していて
も最終的にバッドエンドになりうるという、実に余計なお世話機能だったりします。私は幸いにも
まだバッドエンドを見ていませんが、2ちゃんねるのスレッドではこの要素のおかげで全然クリア
できないという怒りの声も挙がっている様子。心理テストの結果がゲームの中で明らかにされな
いので、バッドエンドになっても自分が何処でミスったか分からないというのも不満点のようです。
私も2周した印象としては随分と難易度の高いゲームになっていると感じました。歯ごたえのあ
りすぎる作品というのも考え物です。私は今のところ楽しめているので評価高めではあるので
すが。
 それにしてもさすがブロッコリー。前作でドーナツ屋があった場所がゲーマーズになっていた
り、アニメ版「でじこ」に出ていたヤロー3人組が若手アイドルグループとして出ていたり(ただ名
字は変更されていて、それが何故か「津上」「氷川」「葦原」と「アギト」風味。ライターの趣味?)
と、実に商魂たくましいです。思えば前作の関連グッズを販売していたのはまだ「でじこ」という
キャラが生まれる以前のゲーマーズでしたが、よもや版権そのものをブロッコリーに買収され続
編が出ることになろうとは・・・。


02/08/13

 お盆突入、らしいです。何故か毎年お盆の入りが何日だったか忘れてしまいます。で、今日の
「G-onらいだーす」もお盆休み。世間もお盆休みなのでここに書くような情報もなくネタ不足気味
です(笑)。

 「ファーストKiss☆物語2」3周目は隠れキャラ(?)でメール友達の「アイコ」をクリア(なんか連
続して本名不明のキャラですね)。ネットで知り合った女の子が実は・・・というストーリーは
「Sense Off」の隠れキャラシナリオで反則技な展開(ネタバレ注意〜・・・・・・・・・実は相手の女
の子は超能力実験の犠牲者で脳味噌だけの存在になっており、肉
体がなくても相手を愛する
ことができるのかというシナリオだったり・
・・・・・・・・・・ネタバレ終了〜)にのけぞった記憶があり
ますが、この「アイコ」シナリオも割と意外な方向に進展します。というか、とても、かなり“痛い”
シナリオです。心に突き刺さるとかいうレベルではなく、身体中をメッタ刺しにされるような(謎)。
前作の蒼月ひよりシナリオを更に一歩押し進めて、「生と死」について真っ正面から“エグるよう
に打つべし!”と問いかけてくる内容で(意味不明)、こーいう読んでいて目の前が真っ暗になる
ような鬱シナリオは私の得意領域なので大歓迎です(笑)。これはこれでコンシューマギャルゲー
としては異色なシナリオかと。前作でも人の心の弱さとか憎悪とか嫉妬といった“心のマイナス面”
をきっちり描いていたことが個人的高評価になっていましたけど、今回もそれは健在のようです。
ただ今回の主人公は熱血漢だけど世間知らずというちょっと困ったちゃんな奴なので、その辺で
人によってはクライマックスでの説得力がやや弱いと感じるかも。私的には1章後半以降の展開
だけで合格点あげちゃいますが。
 「アイコ」を演じているのは前作で杉崎由希子を担当していた古山あゆみさん。クリア後のフリ
ートークによると、今回「アイコ」のセリフより再登場の由希子のほうがセリフが多くてなんだか物
足りなかったとか(笑)。確かにそれは役者としては寂しいものがあるかも。まぁ「アイコ」の場合
シナリオがシナリオだけに仕方ないんですけど、ブロッコリーのことですから恐らくはこれからドラ
マCDやら何やらで出番があるのではないかと。
 2周目のミキシナリオ、3周目の「アイコ」シナリオ共前作の蒼月ひよりシナリオと繋がりがある
内容だけに、ひよりの出番が多くて個人的には嬉しかったり。久々に高橋美紀さんの声をいっぱ
い聴けた〜というのはともかく(笑)、前作では生きることに対しとことん後ろ向きだったひよりが、
今では介護ボランティアを通して逆に生きることを放棄しようとしている人々を励ます側になって
いるのが感動モノです。ところで今回の「2」では前作の主人公は前作のメインヒロインだった織
倉香奈とラブラブモードになっていることが判明しましたが(その辺は前作のドラマCDとかOVA
でも公式設定になっていたのでしごく当然なのですけど)、ミキシナリオや「アイコ」シナリオによる
とひよりとも付き合っていた様子。げっ、もしかして前作の主人公って二股してたことになってる
の?(笑)ちなみに前作のドラマCDでは1回だけ主人公の声を井上和彦氏が演じていて、その時
だけは妙〜にカッコいい主人公になっていました。氏がギャルゲー関連作品に出演するというの
も珍しいような、と当時は思ったものです。


02/08/15

 「王ドロボウJING」最終話。と言っても全然終わりらしくない終わりで、すぐにでも第2期シリー
ズが始められそうなラストでした(NHKだけに人気があれば続編はおおいにありえそうな気が)。
結局主人公が大事そうに持っていたペンダントは何だったの?とか謎は残りましたけど、そこ
そこ楽しめた作品だったと思います。ただシナリオの説明不足感は否めなかったかも。世界観
が独特だっただけに“分かりやすさ”といった視聴者に対する配慮が必要だった感じがしました。

 「ファーストKiss☆物語2」4周目は高校生アイドルの織田桐姫乃をクリア・・・し損ねて見事に
バッドエンド。その後2章から再開してもう2回挑戦し、なんとかクリアしました。が、クリアはしま
したけど結局どの選択肢がキモだったのかは分からずじまい。やはり難しいです、このゲーム。
選択肢が微妙な内容のものが多く、どれを選んでも相手の反応があまり変わらないというのが
難易度を上げている気がします。超ヌルゲーマーの私が投げ出しもせず自力で攻略しているの
が不思議なくらいです(笑)。
 姫乃シナリオはアイドルと一般人の隠れた恋ということで割とお約束的な展開でした。前作で
も森村恭子という女優のタマゴの子がいて、苦労して苦労して苦労して諦めかけた時やっとプロ
になることができたというサクセスストーリーのシナリオだったのですけど、今回ストーリー的に
かぶる部分がある分、どうしても前作と比較してしまいたくなりました。この姫乃シナリオにも恭
子が登場しますが、その成長ぶりが前作プレイ済みの身には感動的であるだけに姫乃の苦悩
が弱いものに感じられる面も。私は前作のドラマCD2作目で、主人公にフラれた恭子がその後
一人で女優を頑張りつつもふと昔を思い出して慟哭してしまうというシーンにウルウルしてしまっ
たので、贔屓している部分もあるんでしょうけど(この場面での恭子役の本井えみさんの演技が
実に素晴らしいです。その後一般作で声を聴いたのは「CCさくら」の柳沢奈緒子役くらいで、ど
ちらかというと18禁作品に良く出演している方ですが)。その辺を抜きにすれば恋愛モノとして
は充分楽しめました。ただシナリオ後半の主人公の行動は一歩間違えると単なるストーカー&
掲示板荒らしにしか見えなくもないような。それとラスト付近の主人公のセリフがものごっつ〜ク
サくて、30年前の青春映画かと思ってしまいました(苦笑)。や、私こーゆー歯の浮きまくるセリ
フはアカンのです。主人公はもともとそーゆー性格のキャラとして設定されているので仕方ない
んですけど。あと姫乃のアイドル時の衣装が露出過多な感じで(特に胸のあたり)、どうぞ襲って
下さいと言っているように見えたのは私だけ?(爆)
 姫乃を演じているのはブロッコリー作品にこの人が出てなきゃ嘘でしょという(笑)沢城みゆき
嬢。現実に現役高校生アイドル声優なだけに、もしかして姫乃のモデルって沢城嬢?とも思っ
てしまいますが、その辺どーなんですか、ブロッコリーさん?途中本人とイメージがかぶる描写
もちらほらありましたし、狙ってないとは言い難いような。

 やっと正式発表された「THEピックオー 2」。でも放送は地上波?BS?
 http://cgi.cinematopics.com/sunrise/diary/200208.htm (8月12日参照)


02/08/16

 気が付くと岩手の8月は晴れのほうが少ないような。無茶苦茶暑かったのって上旬まで?

 「ファーストKiss☆物語2」えーと、何周目だっけ?ともかく、ミキシナリオにはバッドエンドにも
CGとムービーがあるということなのでセーブデータを利用してそれらを回収。と言ってもエンデ
ィングの歌はきちんと流れるので、これはこれでちゃんとしたトゥルーエンド扱いなのかも。それ
でもやはり印象としてはバッドエンドっぽいです。
 で、その後主人公の姉である本郷路美紗をクリア。1周目にはクリアできない制御がかかっ
ていること、プロローグ部分や主人公が家出した動機がシナリオに絡んでくる点、取説のキャ
ラ紹介やCGモードでの表示順から言って恐らくはメインヒロインだと思われるキャラですが、そ
の割にはシナリオのボリュームは今ひとつ。2章に入ってから結構あっさり終わってしまって、
せっかく美味しいネタを用意してはあっても料理が雑だったかな〜という印象を受けました。勿
体ないです。最近少ない“姉萌えゲー”要素はあるんですけどね〜(笑)。
 この作品、試しにディスクをCDプレーヤーに入れてみたら4枚共警告メッセージ代わりのシ
ョートドラマが入っていました。しかも1作目のほうなんかディスクの1枚目と2枚目で連続ストー
リーになってるし、妙なところで凝ってます。そう言えば最近コンシューマでこういうお遊びのある
作品って減ったかも。

 来年の新番組の公式ページがオープン。原作モノらしいですが、私は知らないタイトルでした。
主人公は遠野から上京した女の子だそうですが、さすがに東北弁で喋る訳はないですよね。も
しそうだったらセリフ全部に字幕つけなきゃならなくなりますし(笑)。そう言えば「センチメンタル
グラフティ」1作目は当初ヒロイン達が出身地の方言で喋るという設定だったそうですけど、仙
台弁を話すえみりゅんは想像できないりゅん(苦笑)。
 『魔法遣いに大切なこと』 http://www.yume-mahou.com/top.html

 目的と手段が入れ替わってしまったというか、途中から当初の目的を忘れている記事。何やっ
てるのやら、朝○新聞(笑)。
 http://www.asahi.com/tech/apc/K2002081000453.html


02/08/18

 「ファーストKiss☆物語2」6人目は正体が○○というマンガちっくな設定の石川夕美をクリア。
キャラ設定が荒唐無稽な割にはストーリーがドシリアスだったものだから違和感が・・・。言いた
いことは分かるけどもう少しリアリティある設定のほうが良かったのでは、という感じがなきにし
もあらずでした。“偽善と自己欺瞞ゆえの苦悩”というギャルゲーらしからぬシナリオは面白か
ったですが。それとこの作品唯一のメガネっ娘だと思っていたら、実は伊達メガネだったという
時点で眼鏡スキーとしては大いに減点です(笑)。

 あまりにもネタがないので(苦笑)最近衝動買いして個人的ヒットだった漫画の話でも。まず一
つ目はアフタヌーンシーズン増刊で連載中の「もっけ」(熊倉隆敏著)第1巻。一言で言うと妖怪
モノです。と言っても妖怪退治をするとかそういった展開ではなく、日常生活の中で現れる妖怪
と主人公達との様々な関わり合いを淡々と描いている作品で、怖いとかそういった雰囲気はあ
まりありません(むしろほのぼの系?)。どちらかと言うと民話的といった方が良いでしょうか。
作中でも遠野物語を引用していたり、表紙の折り返しに衣川村で撮影したというイヅナの写真
があったりと、岩手と縁のありそうな作品でもあります。ネットでの評判につられて買いましたが、
私的には面白かったです。
 2つ目は月刊ガンガンで連載中の「プラネットガーディアン」(高坂りと著)第1巻。変身少女モ
ノ、なのですが既存の変身少女モノに対するアンチテーゼというかその設定自体を完全にギャ
グにしているというか、かなりブラックな内容です。主人公の女の子は小学4年生の時に悪の宇
宙人と戦う力を授かって魔法少女になるのですが、実際に宇宙人が攻めてきたのはそれから5
年後で、その頃にはもう受験で本人はそれどころではなく完全にやる気なし状態(更にはもう変
身して戦うのが恥ずかしいお年頃)、それでも変身少女ヲタクの兄貴に毎回無理矢理変身させ
られて戦うハメになるという、そういうお話です。とにかくこれまでの変身少女モノのイメージを
壊しまくる展開が個人的にスマッシュヒット。ガンガン系は他にもガンガンWINGで連載中の「ま
ほらば」(小島あきら著)とか「天正やおよろず」(稀捺かのと著)とか割と私的ヒット作品がある
ので侮れません。この辺のガンガン系作品は店頭での表紙買いだったのですが、個人的ハズ
レが少ないあたりまだまだ自分の勘も捨てたものではないかな、と思ったり。買った以上意地
でも楽しもうとしているだけという話もありますが。
 なんかあまり紹介になってませんが、興味を持たれた方は是非どうぞ。


02/08/20

 「犬夜叉」83話。原作の話にオリジナルキャラを加えた半オリジナルエピソード。鋼牙の許嫁
という原作にない設定のキャラを出して、アニメ版はますます原作とは別物になっている感じが
するような。で、そのオリジナルキャラのあやめという子、何故か2ちゃんねるの犬夜叉スレッド
ではキャラ萌えする人が多かったり。まぁ戦国時代にはありえない露出度の高い服とか、春歌
・・・じゃなかった、かかずゆみ嬢の声とかがツボにハマったのではないかと。私的には・・・これ
はこれでアリかも(結局キャラが可愛ければそれでいーんかい!)。

 「G-onらいだーす」7話。先週は放送がお休みでしたが、それでもオープニングは未完成のま
ま(若干絵は差し替えられましたけど)。もはや最終話まで完成しないのではないかという気がし
てきました。
 で、今回はお約束の海水浴ネタ。前回からようやく作画もマトモになり、そこそこサービスシー
ンやら萌えカットやらあってまあまあ良かったと思いますけど、演出的には今一つテンポが悪い
感じも。ま〜だギャグが滑っている部分があるという気がしますが、私が高望みしているだけ?
 ・・・とか言っていると来週はシリアスモードに入りそうな雰囲気。シリーズももう後半ですし、こ
こらで物語が大きく動き出してもおかしくはなさそうです。
 
 「ファーストKiss☆物語2」最後の一人、小早川蘭をクリア・・・クリア・・・できずに手こずってな
んとかホントにクリア。一度バットエンドを喰らった後セーブデータを利用して途中から何度もや
り直したのですが、どう選択肢を変えてもやはりバッドエンドに。どうやら例の深層心理なんたら
のせいでダメみたいなので、仕方なくかなり最初のあたりまで戻って再プレイ。2ちゃんねるの
情報を少し参照しながら心理テストの選択肢を変えたら、他は以前と同じ選択肢を選んでいる
のにあっさりクリアできました。そーか、そーいうことかリリン(古っ)。これまでは特に問題なか
ったですけど、心理テストでミスるとドツボにハマるという話は本当だったようです。なまじ2章の
ラストまで進むことができるだけに、これは確かに意地が悪いと言えます。
 陸上娘の小早川蘭シナリオは、他のシナリオと比べると一番普通っぽい印象でした。他のキ
ャラの設定が色物すぎるという話もありますが(笑)。割と正統派な熱血スポコン話でしたけど、
ラスト付近が少し捻った展開になっていたのが個人的に面白かったです。蘭の親友ということ
で高校生アイドルの姫乃も深くシナリオに関わってきますが、こちらではあくまでイチ高校生とし
て出てくるので姫乃も等身大の女の子になっていて、これはこれで“萌え〜”な感じだったので
はないかと。他にも前作で裏ヒロイン(笑)だった杉崎由希子(前作では唯一主人公と同学年キ
ャラで、ずっと主人公のことが好きだったのに他のキャラのシナリオだと身を引いてその女の子
を応援してしまう、健気すぎるところが可哀想なキャラでした)が登場。水着まで拝めてしまいま
す。その由希子の水着姿がまた随分成長したなぁという感じで(ナニが?)、なかなかにヤバげ
でよろしいです(爆)。蘭も普段からノーブラタンクトップという犯罪気味な立ちCGですし、この作
品は“胸”にこだわった“胸フェチゲー”だという説もありますけど、なんか同意してしまいたくなり
ます。
 蘭を演じているは日本で数少ない「1/fゆらぎの声」(だったかしらん。よーするにモノホンの癒
し系ボイス)を持つと言われる大本眞基子さん。「コレクター・ユイ」や「ゾイド」くらいでしか声を知
らない方ですが、今回は気が強くて熱血タイプの女の子を熱演しています。クリア後のフリートー
クで、こーいう役をやるのは初めてでかなり体力を消耗したと言っていましたが、割と合っている
声だと思いました。
 これにて全キャラクリア。クリア後おまけモードでカラオケが出現しましたが、他にもプレイ時間
の累積によってミニゲームが出来るようになるとのことなので、現在電源入れっぱなしで放置プ
レイ中(笑)。でも累積何時間で出現するのか分からないので、いつになったら完全クリアと言え
るようになるのやら。
 この作品について、個人的印象としてはやはり前作の壁は厚かったかな、と。もちろん続編だ
からと言って無理に前作と比較する必要なんてないのですが、今回は初回限定版に前作が同
梱のうえ「2」自体にも前作キャラが出てきたりシナリオ上大きく絡んできたりするので、どうして
も比較してしまいたくなります。CG自体のレベルとかプレイ時のテンポ感なんかは確かに随分
進歩していますが、ネックは例の深層心理感応システムがゲームの難易度を理不尽に上げて
いることと、シナリオのボリュームアップに伴う中だるみが否めないこと、あとはキャラによって
シナリオの出来にややバラつきあるということでしょうか。相変わらず他のギャルゲーとは少し
趣の異なる一風変わったストーリーや、心の弱さ・醜さといったマイナス面までしっかり描くキャ
ラ描写などの前作ゆずりな部分は健在で、個人的には充分面白かったですけど上記の点で総
合的な評価ではやや下がらざるをえないかなと思います。「最近のギャルゲーはヌルくて歯ごた
えがないぜ!」という人にはお勧めかも。それと前作プレイ済みの人なら問題なく楽しめますの
で、前作ファンの方は是非、といったところでしょうか。
 にしても最近ウチではギャルゲー専用機と化したドリキャスが大活躍。全く活用しなくなったプ
レステ2が埃かぶっちゃってます。恐らくはギャルゲーマー特有の現象かと(笑)。

 最近テミス(雌ネコ)の毛並みが極端に悪くなったので、念のため昨日動物病院に連れていっ
たら安物のキャットフードがアカンとのこと。こやつは太り気味なのでずっとダイエットタイプのキ
ャットフードを食べさせていたのですが、このタイプの安いやつは栄養不足になってしまうことが
多いとか。さっそく動物病院の先生お勧めのキャットフードを買ってきたのですけど、本人(人?)
はややお気に召さない様子。これまでより少しだけリッチな食事(笑)になったというのに、我が
儘なお嬢様です。



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