おもひで
だいありーの過去ログです。
25/04/02
冬に逆戻りした寒さが続いています。関東では桜が満開なのに雪が降ったとか。相変わらず極
端な天気です。
ちなみに今月の写真は奥州市から見えた岩手山です。数年前にも似たような写真を撮りました
が、ネタが思いつかなかったもので(苦笑)。
前期のアニメ「メダリスト」が放送終了。原作はアフタヌーン連載のコミックで、スケートを始める
には年齢的に遅いと言われた小学5年生の女の子が、努力を重ねてメダリストを目指すスポーツ
アニメです。
今どき珍しい、まっとうすぎるほどまっとうな直球スポコンアニメでした。なろう系全盛の今こうい
う作風はウケないのではと思ったりもしたのですが、意外やネット上では高評価の模様。スポコン
らしく熱い演出が多いので、個人的にはやや懐かしく感じる部分もありつつ楽しめました。
特筆すべきは肝であるスケートのシーンでしょうか。実際に滑っている動画をモーションキャプ
チャーしてCG化しているそうですが、迫力や臨場感溢れる演出で非常に見応えのある仕上がり
になっています。テレビアニメでここまで表現できることに新しい可能性を覚えました。
それと放送前から話題になっていたのは、アニメ化までの(文字通り)シンデレラストーリーです。
原作者は「アイドルマスターシンデレラガールズ」の龍崎薫の熱烈なファンで、薫役の声優・春瀬
なつみさんが大のスケート好きと聞き、スケート漫画を描こうと思いついたそうな。そして主人公の
声を春瀬さんに演じてもらえたらと願いながら連載を続け、本当にその思いが叶ったというサクセ
ス譚が注目を集めました。「事実は小説よりも奇なり」を地で行く話だと思えます。
すでにアニメ版の2期が決定していて、続きが楽しみな作品でもあります。1期はまだまだスター
ト地点の状態だったので、これから本格的にスケート選手同士の戦いが始まることに期待したい
です。
https://medalist-pr.com/
昨日はエイプリルフールで様々な企業やサイトがお遊びネタを披露していましたが、アニメの放
送が迫った「ウマ娘 シンデレラグレイ」は実馬のオグリキャップが活躍していた1987年風のCMを
公開していて、その凝った映像に笑ってしまいました。確かに当時はこんな感じのCMを見かけた
ものです。放送前からすでに実馬オグリキャップのファンだった世代も注目している本作。いっそ
ブルーレイのCMもこの映像を流用すれば?と思ってみたり。
https://www.youtube.com/watch?v=VY2Mk6ZcTj0
https://news.yahoo.co.jp/articles/bff501ac0e0dd85c0b82d4103134c4c867cd3934
来週から放送が始まる「機動戦士Gundam GQuuuuuuX」の予約録画に注意という記事。私もレ
コーダーの番組表を使って予約しようとしたら見つからず、「来週スタートじゃなかったっけ」と混乱
してしまいました。何故前番組とセットの構成になっているのか意味不明ですけど、録画できな
かったとテレビ局にクレームが殺到するような気がしなくもありません。今からでも番組表を修正
したほうがいいのでは。
https://news.yahoo.co.jp/articles/48dc10625bde82c93790705be777fa2001f26fd9
25/04/06
地元では梅の花が見頃を迎えつつも、桜はまだ咲かず。先週の寒さで前線が足踏みしているよ
うです。
私もUSB-DACを使っているiFi audioがポータブルアンプのフラッグシップモデルを発表。お値段
もさることながら、バルキリーというネーミングセンスやどことなく中二病感漂うド派手デザインに
「iFiってイギリスのメーカーだったよね?」と失礼ながら笑ってしまいました。や、むしろ英国だから
こそのセンスとネーミング?ポータブルと銘打っていますけど、これを持ち歩く勇気のある人はそ
うそういないような気もしたり。
https://www.phileweb.com/news/d-av/202504/04/62408.html
戦隊シリーズが今年50周年を迎えたそうで、「ゴレンジャー」のキャストが50年ぶりに再集結。
願わくば初代キレンジャーを演じた畠山麦さんがいれば完璧だったのでしょうが(残念ながら若くし
て他界)、それでも5人そろったのは感涙ものです。昭和のウルトラシリーズや仮面ライダーもそう
ですけど、子供の頃に見たヒーローは今なおヒーローであり続けるものだと、5人のお姿を見て感
じた記事でした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/b0f9ad842396cf4232872740f328a195ef10717e
本業はアニソン歌手(と声優)なのに近年は競馬番組への出演が多い亜咲花さんが、岩手競馬
の情報番組をスタート。って、他の地方競馬の番組にもレギュラー出演していませんでしたっけ。
「馬券師が本業のアニソン歌手」とネタにされることも多い方ですけど、もはやネタではなく事実に
なりつつあるような。個人的にはこの動画で久しぶりにIBCラジオの加藤アナを拝見して、懐かし
い気持ちになりました。
ちなみに「ウマ娘」で亜咲花さんが演じているエスポワールシチーは南部杯で3回1着をとってい
るので、岩手に縁のある声優さんと言えるかもしれません。
https://www.youtube.com/watch?v=IbvDiRE0eII
25/04/09
私の地元でも桜が開花。いよいよ春本番です。
「黒歴史」という単語が独り歩きして久しく、もはや元ネタを知らないという人も多いのではないか
と思うこの頃。今でこそ「忘れたい恥ずかしい過去」みたいな使われ方をしていますけど、元々は
こういう意味だったということを解説した記事が挙がってきたので紹介。「黒歴史」に限らず、「宇
宙」と書いて「そら」と読んだりと、富野監督の生み出した言葉がすっかり定着していることに改め
て驚かされます。富野台詞は独特すぎて分かりにくいと言われる一方で、一般化したものもあると
いうことは良くも悪くも日本語のセンスに関しては卓越したものがあるのではないかと。
https://www.at-s.com/life/article/ats/1692751.html
50周年ということで現在「宇宙戦艦ヤマト」の映画・テレビシリーズがアマゾンプライムで見放題
になっています。そこで47年ぶりに映画2作目の「さらば宇宙戦艦ヤマト」を鑑賞。映画館で見た時
はまだ小学校低学年だったので、登場人物たちが次々と死んでいってヤマトも特攻して終わるラ
ストがとにかく悲しかった印象だけが残っています。あとラスボスである巨大戦艦がとても怖かっ
たイメージがありました。
で、50代になった今の目線で改めて映画を鑑賞すると色々と粗が見えてしまって、残念ながら
「こんなものだったっけ」という感想になってしまいました(ファンには申し訳ないですが)。第一印象
として、2時間半に事件の発端から結末までを詰め込んでいるので、展開がかなり駆け足に感じ
ました。それでいて悲劇的なシーンは余韻たっぷりに尺を使っているので、「さあ泣け」と強調して
いるように思えなくもなかったり。ある意味古風な昭和的演出と言えるかも?
あとどうしても目についてしまうのは、ツッコミどころの多いシナリオです。これに関してはファン
からも厳しい意見が多々あるようですが、ヤマトを母星まで呼びつけておいてあっさり姿を消すテ
レサとか、古代が特攻を決意するまでの流れとか、「それでみんな納得してしまうの?」と思った
り。他にも「出た。見た。死んだ」的な扱いのデスラーとか(苦笑)、序盤に顔見せだけして終盤で次
々死んでゆくヤマトのクルーとか、勿体ない要素が色々気になりました。
この映画は公開前から「ヤマトが特攻する」というラストを大々的に宣伝していたので、当時は感
動的に盛り上がる結末にばかり注目していて、その雰囲気に呑まれて涙していた向きがあったこ
とは否めません。そのあたりは西崎プロデューサーの戦略が上手かったと言えるでしょうか。
一方で、オタク的視点だと絵コンテとクライマックスの作画を安彦良和氏が、映画全体の作画監
督を湖川友謙氏が担当していて、他にも戦闘シーンでの金田アクション等見どころは多いです。と
言うか改めて見ると思ったより湖川氏の作画の癖が強くて、「ヤマト」シリーズのなかでも異色の
絵作りに感じられなくもなかったり。なのでマニアックな観点では楽しめました。せっかくの機会な
ので、気が向いたら他のシリーズも視聴してみようかと思っているところです。
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