おもひで

だいありーの過去ログです。

25/04/23

 またも雨の一日でした。好天が続かない春です。

 先日放送された「ウマ娘シンデレラグレイ」でオグリキャップがカサマツ音頭を踊る場面があり、
何故か当日のトレンド1位を飾る結果に。レースに勝利したもののウイニングライブの練習をして
いなかったオグリが急遽カサマツ音頭を踊り、周囲がドン引きするという原作序盤のギャグシーン
で、アニメ化に際してどう演出するのかファンも注目していた場面でした。よもや昭和時代の原曲
をそのまま流して、しかも渾身の作画で動かしまくるという気合いの入りよう(原作ではデフォルメ
されたオグリが数カット踊るだけ)が話題を集めたみたいです。放送終了後には公式サイトが即座
に切り抜き動画を公開。笠松町が公開している公式動画よりも速攻で再生数が上回っていること
に笑ってしまいました。毎週話題に事欠かない作品です。
 https://www.youtube.com/watch?v=IfqQwUrcuWE
 https://www.youtube.com/watch?v=xo_fvRwac5A

 昭和世代には懐かしい「金曜ロードショー」初代オープニングがプラモデル化・・・って、40周年と
はいえ何故にこんな企画が通った?(笑)一定の需要はあるかもしれませんけど、あまりにニッチ
すぎやしませんか。というかこれを再現するならオープニング曲とセットにすべきではと思ったり。
あの曲あってこそのオープニングかなと。
 https://hobby.watch.impress.co.jp/docs/news/2008889.html
 https://www.youtube.com/watch?v=mLi7V9IUEf8

 先日私がツッコミどころだらけと書いた「ヤマトよ永遠に」についてのアニメ誌ライターの記事。
「日本の劇場アニメで一番つっこみどころの多い映画」とまで書いていて、そう感じたのは私だけ
ではないと納得。シナリオ会議の段階で誰か指摘する人はいなかったのやらと思ってしまいます
が、「ヤマト」に関しては西崎プロデューサーが強権を発動して作品をコントロールしていたそうな
ので、反対意見を言える状況ではなかったのでしょうね。
 もう一つ、80年代に「ヤマト」シリーズがアニメ誌やアニメファンからどういう評価を受けていたか
が分かる記事。「さらば」までは名作だけどそれ以降は・・・というのが、当時おおかたの印象だっ
たように思います(今の視点だと「さらば」も色々ツッコミどころが多い気がしますが)。「Zガンダム」
放送時もそうでしたが、アニメ誌が堂々と作品批判を載せていた時代で、今よりも雑誌毎のスタン
スがはっきり見えていた気もします(それが良いか悪いかはまた別問題ですけど)。
 http://www.style.fm/as/05_column/365/365_037.shtml
 http://www.style.fm/as/05_column/365/365_132.shtml


25/04/27

 晴れても降っても風の強い日々です。先月からずっと強風が続いている感覚があります。

 昭和時代に仙台市中心部を走っていた路面電車の映像がYouTubeに挙がっていたので、思わ
ず見入ってしまいました。私がまだ小学校に入る前、もうすぐ廃線になるからと父に連れられてこ
の路面電車に乗った記憶が、自分の幼少期でも特に古い思い出だったりします。もしかすると私
が仙台に思い入れがあるのはこの原体験によるものなのかも、と思えなくもなかったり?映像を
見ていると周囲の車が結構強引な運転をしていて、そんなところに時代性が垣間見える気がしま
した。
 https://www.youtube.com/watch?v=G5RX3O59Ocs

 一度は興味が途切れて中断したものの、アマゾンプライムで配信している「宇宙戦艦ヤマト2」(リ
メイク版ではなく旧作)を最後まで視聴。ですが残念ながら個人的評価が上向くことはありません
でした。
 2時間半の映画だった「さらば」を2クールに引き延ばし、結末を変えた「ヤマト2」。そのためシ
リーズ前半は間延び感が否めず、もどかしさがありました。2クール目序盤には早々とテレザート
星へ到着するものの、そこからまたグダグダな展開が続いて、ようやく話が盛り上がってきたのは
18話あたりからでしょうか。「さらば」では良いところがなかった地球艦隊が敵に一矢報いる展開
や、終盤で降伏寸前にヤマトが反撃に出るあたりは面白いと思いましたが、最終回後半は「さら
ば」以上のトンデモ展開で無理矢理ハッピーエンドにしたようにしか見えず、納得感はありません
でした。
 あと「さらば」では最後だけ美味しいところを持って行った印象の新キャラ・斉藤始が「2」では完
全にトラブルメーカーな役回りで、毎度問題を起こすたび「またか」とうんざりしてしまったり。昭和
40年代50年代の漫画やアニメでは半ばお約束なキャラ設定ですけど、今の時代だとウザい印象
しかないかもしれません。
 一番気になってしまったのは作画のひどさ。シリーズ前半は「さらば」と同時進行でスケジュール
が厳しかったそうですが、後半になっても復調せず。作画だけでなく撮影ミスも多くて(口パクが
合っていなかったり、関係ないカットが一瞬混ざっていたり)、どんだけ制作時間が足りなかったの
やらと思ってしまいました。「ヤマト2」が放送されていた頃(1978年)は第一次アニメブームの真っ
最中で、アニメの本数が増えたため慢性的なアニメーター不足だったそうですけど、「ヤマト」が生
み出したアニメブームが「ヤマト2」の首を絞める結果になるとは皮肉な話です。
 当時は「さらば」で「ヤマト」は終わったと思っていたのに、結局「2」が正史の扱いとなりシリーズ
が続くことに。これ以降どんどん評価が下がりまくるのは分かっているのですが、「新たなる旅立
ち」や「永遠に」を先に見てしまったので、残りも視聴しようと考えているところです。こんな機会で
もなければ恐らく再見することはなかったと思うので、チャンスは活かしたいかなと。


25/04/30

 ゴールデンウィークに入ったとたん肌寒い日に逆戻り(明日は霜の予報も)。強風は変わらずで、
在来線が運休になったりと旅行の予定がある人は大変そうです。

 東京では現在「士郎正宗」展をしていて、なんと会場内撮影自由という太っ腹だそうな。下記動
画内でも撮影した写真を多数紹介していて、コメントにもありますけど原画の美しさは印刷物とは
別の感動があるとのこと。
 私は石ノ森章太郎氏の原画展を何度か見に行って、印刷された書籍と印象がかなり違うことに
驚いた記憶があります。単行本で見る石ノ森氏の絵は線がおおざっぱで、晩年になるほど絵が荒
れているイメージがありますけど、生の原稿を見るとそこまでラフな印象はなかったり。ホワイトを
使った修正も少なく、綺麗な原稿だと感じました。印刷時にはどうしても縮小するので、余計に線
が荒れて見えてしまうのかなという気がしなくもありません。同人誌を作った経験のある人なら、原
稿と印刷のギャップにショックを受けることが少なからずあるのではないかと。
 それと、動画内でスクリーントーンについて1から説明しているのを見て「そっか。今はデジタル
制作だからトーンを知らないのか」とジェネレーションギャップを受けてしまいました(苦笑)。トーン
貼りひとつでも大変だった時代は遠い過去になったようです。
 https://www.youtube.com/watch?v=nYrj-PCneBs

 先日香港で行われたクイーンエリザベスU世カップに出走した日本の三冠牝馬リバティアイラン
ドが、ゴール手前で競争中止。予後不良と判断され安楽死の処置がとられる悲しい結果となりま
した。騎乗していた川田騎手は以前からリバティアイランドを「お嬢さん」と呼んでいて、三冠をとっ
た時はとても話題になりましたが、その川田騎手が下馬直後からリバティアイランドに寄り添う姿
が痛々しく涙を禁じえません。競馬の世界ではこういった悲劇が時折ありますけど(ウマ娘化され
た競走馬ではサイレンススズカやライスシャワーも)、馬のような巨体の四足歩行動物が立てなく
なることは死に直結するため、現在の獣医学では安楽死が最善の方法なのだそうです。医学が
進歩して誰も悲しまない方法が見いだされることを願うばかりです。合掌。
 https://news.yahoo.co.jp/articles/14aba0ae69f20bad730198ce3f7eb1cf758226f3
 https://news.yahoo.co.jp/articles/b1e1753b8fe12fb018415220753604f913dece7a


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