おもひで
だいありーの過去ログです。
25/06/01
夏の終わり頃のような土砂降りと強風の週末でした。今年も不安定な天気が続きそうな予感
が。ちなみに今月の写真は地元で撮った水田に映る逆さの栗駒山です(小さくて分かりにくい?)
スピーカーをセッティングする際どの向きにするかは諸説あり、オーディオマニアにとって永遠の
命題のようなものですが、多くのオーディオ評論家やショップが内振りを推奨するなか珍しく真正
面に向けるのを勧める動画があったので紹介。
私も以前は分度器とメジャー(あとレーザー墨出し器)を使って一度ずつ確認しながら内振りセッ
ティングを試していましたが、ある時期からすっぱり諦めて(笑)、以来ずっと真正面にスピーカーを
向けています。そもそもオーディオメーカーでもDALIは真正面に向けるのを推奨していますし、私
が愛用しているウィーンアコースティクスもサランネットがディフューザーの役割を兼ねているので
(ネットの内側にそういう骨組みがあります)、真正面に向けるのが良いと何かの記事で目にした
ので、それがベターだと思っていたり。
ただこれは本当にケースバイケースで、ニアフィールドで聴いている私の環境だと真正面がちょ
うど良い感じですけど、やはり内振りが良いと感じる人も多いかと。このようにオーディオ環境は
千差万別なので、画一的にアンプやスピーカーの良し悪しは断言できないと最近考えているとこ
ろです。
https://www.youtube.com/watch?v=-dQx9d-g3Nc
アマゾンプライムで配信が始まった「ウマ娘プリティーダービー 新時代の扉」を鑑賞。去年公開
された映画で、2001年を中心に活躍したジャングルポケットが主役です。
「ウマ娘」初の劇場版ということで注目された本作。個人的な印象としては「話を詰め込みすぎて
散漫になった」感じがしなくもありませんでした。ネット配信された「ROAD TO THE TOP」(全4話)の
実質的な続編ですが、「新時代」は1時間48分と「ROAD TO〜」より短かいこともあってか、かなり
矢継ぎ早にレースを消化している感覚がなきにしもあらず。初見だとレースシーンを沢山見ている
うちに終わってしまった気がします。史実をベースにしている以上フィクションのように上手いこと
山あり谷ありな展開にするのは難しいのでしょうけど(テレビ版3期はそれで不評だった面も)、全
体の構成が今一つだったように思えました。
ストーリーとしては山場が二つあり、ジャングルポケットの代名詞とも言えるレース・2001年の日
本ダービーが映画の三分の二あたりで終わってしまうので、見ていて「残り時間どうするの?」と
いう不安がありました(笑)。そこから何故かどんどんユーウツな展開に落ち込んでいって、最後の
レースでカタルシス・・・という構成ではあるのですが、ラスボスであるテイエムオペラオーは映画
の序盤にちょこっと登場しただけでジャングルポケットとの絡みも全くないため、最終決戦の相手
としては物足りなさがあったり。オペラオーとその同期については「ROAD TO THE TOP」を見てね
ということなのかもしれませんが、映画単体としては不親切な感じが否めなかったです。
そして表向きの主人公はジャングルポケットですが、真の意味での主役はアグネスタキオンだっ
たのでは、という気も。「その馬は、僅か4度の戦いで神話になった」というJRAの名コピーを完璧
なまでに映像化していて、ライバルたちを絶望へと突き落とすその存在感はジャングルポケットよ
りも大きく感じられました。声優デビューでいきなり映画の主役に抜擢されたジャングルポケット役
藤本侑里さんの熱演も素晴らしかったですけど、今作はタキオン役の上坂すみれさんの演技があ
まりに鬼気迫るものがあって、この怪演を見るだけでもこの映画を鑑賞する意味はある、と思えま
した。これまでの上坂嬢のイメージを大きく変える名演技ではないかと。
映像のクオリティは高いですし充分に楽しめる内容でしたが、「あと一歩、なんか惜しい」と感じら
れる映画でした。それでもお勧め度はかなり高いです。
https://movie-umamusume.jp/
https://www.youtube.com/watch?v=oYKAOuSZ5B0 (アグネスタキオンのCM)
25/06/04
今週は土砂降りと晴れを繰り返しつつ、全般的に蒸し暑いです。梅雨入り前からこの暑さだと梅
雨明け後が心配になります。
大井競馬場がAIを使って制作したアニメ風のCMがあまりにシュールすぎて笑ってしまいました。
AIにウマ娘はまだ早かったかぁ。
https://www.itmedia.co.jp/aiplus/articles/2506/02/news109.html
現在YouTubeのサンライズチャンネルでは「巨神ゴーグ」を配信中。本放送時はかなり期待して
見ていましたしプラモデルも買っていたのですが、終盤の展開がどうにも納得できなくて、以来個
人的な評価は微妙止まりになっています。
今回改めて視聴してみるとやはり「安彦アニメとしては傑作。ただしロボットアニメとしては微妙」
という印象は変わらずでした。リアルロボット全盛期にジュブナイルものに挑んだ意欲は素晴らし
いと思いますが、いかんせん「ボトムズ」の後番組だったので子供が期待していたロボットアニメと
乖離感があったのは否めないかと。主人公とゴーグが出会うのが4話(今週配信分)、それ以降も
ゴーグが戦う相手はヘリや戦車で、基本殴ったり蹴ったり持ち上げたりといった地味な戦闘なの
で「見たかったのとなんか違う」という感覚がありました。加えてシリーズ後半になるほどカタルシ
スの乏しい展開になっていって、終盤もあまり盛り上がらないまま終わったので「ロボットアニメと
しては微妙」という評価に落ち着いてしまいました。ロボットを抜きに冒険活劇として見れば割と面
白い・・・か?(苦笑)主人公以外のキャラがそろいもそろってトラブルメーカーだらけで足を引っ張
りまくる展開が個人的には苦手でしたが、そこは好みの問題もあるかもしれません。
一方で安彦氏がほぼ全話にわたって作画監督とレイアウトを手掛けているので、テレビアニメと
してはクオリティがとんでもなく高く、今回改めて視聴しても「この間鑑賞したヤマト復活篇よりもよ
ほどキャラが動いている」と思ったり。放送開始前に最終話まで殆ど完成していたという制作状況
だったからこそのクオリティで、安彦作画を堪能するのなら「ゴーグ」が一番、と個人的には感じて
いたり。なのでどこにポイントを置いて視聴するかで評価の変わる作品という気がします。
https://www.youtube.com/watch?v=4BTBFuEXjPg
昭和を代表するスター・長嶋茂雄氏がお亡くなりになりました。私が物心ついた頃にはもう現役
を引退していて、「永久に不滅です」の場面だけテレビで繰り返し目にするような感じでしたが、監
督就任後の独特なトークの数々も含めて存在感の大きい方だったことは確かです。お悔やみ申し
上げます。
25/06/08
真夏日の暑さになった週末でした。予報では週明けから全国的に梅雨入りするそうですけど、じ
めっと暑いのは勘弁願いたいです。
以前にもAIを使って番組企画や作曲に挑んでいた中村悠一氏とマフィア梶田氏のYouTubeチャ
ンネルで、二人の代わりにAIに会話をさせる試みに挑戦。ですがデータの蓄積が不足していたの
か、あらゆる意味でツッコミどころしかない会話になっていて大笑い。というか現時点でのAIは平
気で嘘やデタラメを吐き出すので信用できないと思えたり。昨今は読書感想文に利用されたりも
するそうですけど、こうなると人間のほうも検閲のため正しい知識が必要な訳で、それならAIに嘘
の感想文を書かせるより自分で書いたほうが早くね?という気がします。確かにAIは便利なのか
もしれませんけど、まだまだ使いどころを選びそうな感じでしょうか。
https://www.youtube.com/watch?v=bBYF3ogmBME
https://www.youtube.com/watch?v=5lSM0P4gjS4
長嶋茂雄氏の訃報で昭和がまた遠のいたと感慨にふけっていたら、YouTubeのお勧めに何故
か「実は倒産していた宮城県発の有名企業」なんて動画が挙がってきていて、「こんな映像を見た
らますます昭和が過去になってゆく」と思いながらもつい見てしまいました(苦笑)。私が子供の頃
からCMを目にしていた企業や、岩手県南に出店していた企業もあって(電撃倉庫とかダルマ薬局
とか)、改めて列挙されるとバブル崩壊後の不景気を嫌でも実感させられます。
にしても、動画の公開からわずか1日で10万近い再生数になっているのは、それだけ日本全体
が「昔はよかった症候群」に罹ってしまったということなのやら(笑)。もっとも動画内のネタが分か
るのは私よりも上の年代でしょうから、さすがに若い世代はそこまで後ろ向きではないと思いたい
です。
https://www.youtube.com/watch?v=QUYEvnBTaI4
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