おもひで

だいありーの過去ログです。

02/11/11

 唐突に雪が積もってしまったので、私もやや急ぎがちに昨日タイヤ交換。もう冬ですか。早い、
早いっすよ。

 「ぷちぷり・ユーシィ」6話。ユーシィ、教会でバイト中に王子様と会うの巻。いよいよ王子様登
場、ですがなんかイメージしていたのと随分性格違っていたり。こんな口が悪いキャラとは思っ
ていませんでした。で、ユーシィの声が山本麻里安嬢だけに、王子様の声が「メイ」の主人公と
同じ山口氏というのは狙ってますよね?や、ガイナックスだけに狙っていないとは言わせません
(笑)。・・・考えすぎだって。

 昨日の「どれみ」40話はいつもと作風が別物になっていてびっくり。思わず安濃高志監督が
コンテ切っているのかと思うほど、情景とキャラの心情をリンクさせた叙情的な演出が冴え渡っ
ていて、テレビアニメとしては近年稀にみる完成度の高い一作になっていた、というのは誉めす
ぎ?音楽が同じ奥慶一氏なだけに、マジカルエミの「蝉時雨」を見ている気分でした。さらにエン
ディングを見たらゲストキャラの声が原田知世さんで2度びっくり。
 そして今回の演出がこの数年演出家として評価が高く、ジブリ次回作の監督に指名されなが
らも宮崎氏と喧嘩別れして監督を降りてしまった細田守氏と知って納得。残念ながら細田氏の
演出作品は今まで見たことなかったのですが、なるほどここまでハイレベルな演出をする人だ
ったのですか。評価の高さも頷けます。ただ今回の話は本来のターゲットである子供達にはウ
ケが悪いだろうな〜とも思ったり。まぁこーいう話も作れる懐の深さが4年続けてきた作品の強
みなんでしょうね。

 月曜の夜は文化放送で10月から「トゥルーラブストーリー」のラジオを放送しているのですが、
これが「トゥルーラブ」とは名ばかりの、ゲームとは全く無関係の小倉優子とかいう頭の足りない
おバカな喋りをするアイドルがパーソナリティを務めるファン激怒モノな番組だったり(事実1回
目の放送では抗議が殺到し、プロデューサーがホームページで陳謝する一幕も)。が、しか〜
〜し、今日の放送はそのアイドルが急病とかで、いきなり初代「トゥルーラブストーリー」メインヒ
ロイン役の菊池志穂さんが代理で登場。最初菊池さんの声が流れてきた時は思わず我が耳を
疑ってしまいましたが、その後はもう一人立ち上がって狂喜乱舞。2ちゃんねる的に言うなら
「キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!」
ってやつです(や、番組内でこの2ちゃんねるネタを使っていたもので)。これですよこれ、ファン
が待っていたのはまさしくこーいう番組です。これこそ看板に偽りなしの「トゥルーラブストーリー」
のラジオです。番組コーナーのモノローグパートでは菊池さん演じる桂木綾音の喋りが数年ぶり
に聴けて、古参のファンとしてはただただ涙。小倉嬢、いっそのことあと半年ほど急病していてく
れませんか?(苦笑)

 「ダ・カーポ」のコンシューマ移植が早くも決定。プラットフォームはプレステ2、手がけるのは角
川書店だそうです。どーりで「コンプティーク」でやたらプッシュしたり「エース桃組」にマンガ載せ
たりファンブック作ってたりした訳だ。でも元のスタッフが殆どサーカスに残っていませんけど、追
加要素とかどーするんでしょう(おまけに小鳥の声優さんも使えなかったり。下手をすると夢音と
美春も!)。

 OVA化に続いて実写映画化の企画が進んでいる「キャプテン・ハーロック」。マジ?
 http://www.so-net.ne.jp/movie/news/021108/04.html


02/11/12

 「十二国記」25話。主人公達が三者三様に鬱な展開に。とゆーか、桑島さん演じる元お姫様
は何やら洒落にならない状況になっているような。NHKだけに直接な描写はさすがにないでしょ
うけど、あれじゃあの後男連中に輪○されましたと言っているようなものでは・・・(汗)。ここまで
暗い展開は第1部以来の気がしますが、やはりこれがこの作品の持ち味なんでしょうか。

 「水夏」キャラを流用した「O-157予防ゲーム」は案の定埼玉県議で糾弾の標的となり、そのこ
とが新聞でも取り上げられ、あげくに今日のテレビ朝日のお昼のワイドショーでも放送されたと
か。こんなんでさやか先輩が全国放送のテレビに映っても全っっ然嬉しくないです(涙)。下記の
記事にある「AV女優」発言した県議は別の意味で差別発言しているのでさっさと辞任させるの
が吉として、やはりCG総取っ替えでもしないと学校配布は難しいのではないかという気がしま
す。
 http://www.zakzak.co.jp/top/t-2002_11/2t2002111202.html

 来年1月からテレビアニメ化が決まっている「魔法遣いに大切なこと」というマンガの単行本第
1巻が出ていたので購入。コミックが出る前からアニメ化が決まっていたり、巻末の予告で早く
も2巻で完結と書いてあったり、“マルC”にテレビ朝日が入っているところを見ると、最初からア
ニメ化前提の作品だったんでしょーか。私としては主人公が岩手県遠野出身の女の子というこ
とで以前から少し気になっていたのですが、お話は“萌え系”というよりややシリアス入った“ちょ
っといい話系”で、割と私好みの作品かもという印象。
 で、遠野出身の主人公はバリバリの東北弁を喋っているのですが(まぁ岩手といえども今時こ
こまで訛りの強い女の子はいないと思うのですけど)、アニメではちゃ〜んとこの“ズーズー弁”
を正しく発音するんでしょーね、ああーん?(って、何故に偉そう?)してなかったらそれだけで
個人的評価マイナス50点決定です(笑)。とゆー訳で、個人的に主人公の声は盛岡出身の岡
田純子さん推薦〜。桑島法子さんの声だとちょ〜っとイメージ違うかなという感じなので、ここは
岡田さんに「センチ」の安達妙子っぽい声で是非!(苦笑)


02/11/16

 「種」7話。コロニーを崩壊させた件で査問を受けるシャアもどきと主人公のおホモだち(苦笑)。
一方ホワイトベースは深刻な物資不足の解決策として、かつて血のバレンタインと呼ばれたコロ
ニー崩壊事件のあったスペースダスト空域の残骸からの補給を強行。その途中敵の偵察部隊
に発見され、やむなくザクを撃墜する主人公。けれどもそのザクの脱出ポッドを拾ってみたらあ
ら不思議、中から何故かハロとジオン軍のアイドル歌姫さんが出てきましたとさ、で次回へ続く。
固有名詞が相変わらずメチャクチャなのは私が名前を全然憶えていないからです、ハイ(笑)。
 今までオープニングでのみ姿を見せていたヒロインがようやく登場。なんか敵軍のアイドル歌
姫で、しかも主人公のおホモだち君の婚約者らしいです。オープニングの映像からすると、その
歌姫さんが主人公に惚れてしまい、それが元で主人公とおホモだち君の仲が決定的に決裂と、
そーいう展開でしょうか。
 でもこのヒロインさん、今回はまだセリフありませんでしたけど次回予告見ていると天然系キ
ャラのような気がしたり。だとすれば作品世界から浮きそうやな〜。主人公が密かにホれていた
少女はフタを開けてみれば単なる我が儘女だったし、とあるネット上の感想でもありましたけど、
この作品って視聴者が感情移入できそうな等身大の普通キャラがいないんですよね(個人的に
は伊佐未勇・・・じゃなかった白鳥哲氏が演じているキャラはまだまともそうかな〜と思いますが)。
主人公は主人公で心情描写不足でよう分からん奴だし。その辺、キャラ設計としてどーなんでし
ょ。
 そう言えば今週の歌番組を見ていたら、「種」のエンディング曲が8位、オープニング曲が2位
にランクインしていました。なんだかんだ言って私もエンディングのシングルは買っちゃいました
けど(「ノワール」の音楽を担当していた梶浦由記さんだったので)、作品の内容はともかく、プラ
モ共々関連商品の売れ行きは好調のようで。セブンイレブンと提携して今やコンビニでも「種」
のプラモがででーんとコーナー作られて売ってますし、バンダイさん今回はえらいリキ入れてま
すなぁ。

 サーカスの「O-157予防ゲーム」その後の顛末。結局埼玉の県教委はゲームの学校への配
布を中止。でもサーカスは一般販売のみ続行するとのこと。世間一般の18禁ゲーに対する認
識と、秋葉原を中心としたお祭り騒ぎをアングラではなく表舞台と勘違いしたメーカーとの齟齬
が明確になることで終息した今回の件ですが、私としてはほぼ予想していた通りの結末かなと。
ま、これを機に18禁ゲーへの締め付けが厳しくならないことを願うのみです。ただでさえ児童ポ
ルノなんたら法の改悪問題で微妙な時期ですし。
 で、今や主立ったスタッフの抜けてしまったサーカスに最後のご奉公とばかりに(や、まだご奉
公が幾つか続きそうですけど)、「ダ・カーポ コラボレーションストーリーズ」という本が出たので
購入。地元の電話帳よりぶ厚い本ですが(笑)値段が3200円と書籍としては割高感あり。先日
出た公式ビジュアルファンブックとどう違うのかと言えば、こちらは半分以上アンソロジー集にな
っていて、色んなマンガ家やイラストレーターが書いたCGやマンガがメインの本となっています。
2次創作にさほど興味のない私としてはスルーしちゃっても良かったのですが、付録CD-ROM
に「ダ・カーポ」オリジナルスタッフと声優陣による「ダ・カーポ」本編の後日談ショートノベルが収
録されていて、こちらがちょっと素通りできなかったもので(苦笑)。各キャラの後日談ショートノ
ベルはどれも10分程度の短いものですが、御影氏の書いた夢音・さくらシナリオは「ダ・カーポ」
本編より弾けている感じで、本編もこの位のノリが欲しかったかなと思ったりも。今となっては貴
重となりつつある18禁ゲー声優御三家(鳥居花音さん、日向裕羅さん、春野日和さん)の声が
聴けるのもファン的には嬉しいのではないかと。ただやっぱり内容からすると値段が高いっス。

 先日行われた富野監督の講演会の内容。長いので私もまだ読んでいません(笑)。
 http://www.geocities.co.jp/AnimeComic-White/1371/


02/11/18

 「ぷちぷり・ユーシィ」7話。ユーシィ魔界へ行くの巻。ガイナックス初の“完全小さな子供向け
アニメ”という触れ込みの本作品ですが、「・・・嘘つき」(by名雪)。今日の話のどこが完全子供
向けと?色気ありすぎなグレンダの変身シーンに始まり、ダイコンフィルムを彷彿させる板野サ
ーカス一歩手前なミサイルとアクションシーン、もちろん定番の乳揺れありと、思いっっっっっき
りいつものガイナックスだったんですけど(笑)。つーか今回作画枚数何枚使ってますか。終始
めちゃくちゃ動きまくりで、久々に“アニメの動き”を堪能できた25分でした。今日の話はネタ的
に「長靴をはいた猫」のオマージュっぽいという話も聞こえてきますが、私がその作品を東映ま
んが祭りで見たのはハルカ昔、小学校に入る前だったのでもうどんな作品だったか全然憶えて
いません。はて、どんな話だったかしらん。

 もはや一般ユーザーからは存在を忘れられつつある、けれどもギャルゲーマーにはバリバリ
現役機種(苦笑)のドリームキャストが今更のように「18推」(18歳以上推奨)解禁決定。さっそ
く18禁ゲーの「白詰草話」「魔女のお茶会」の「18推」移植が発表されました。と言ってもサター
ンと同じ規制基準だとすればHシーンは喘ぎ声OKビーチクNGというライトH程度になりそうで
すが。ともかくこれでますますドリキャスはギャルゲーマー専用機になりそうです。セガファンに
は内心複雑なところでしょうが、勿論私は大歓迎です(笑)。

 そろそろこのネタも最後っぽいですが、「O-157予防ゲーム」についての産経新聞の記事。割
と中立的な記事かと。にしても、この記事に出てくる「インターネットの匿名掲示板」ってどう考え
ても2ちゃんねるだよな〜。ニュース板でお祭り騒ぎになっていましたし(とゆーか未だ騒ぎが続
いているような)。
 http://www.sankei.co.jp/edit/kenban/saitama/021117/kiji01.html

 先週に引き続き、今日の「トゥルーラブストーリー」のラジオは小倉優子嬢過労による入院に
つき代理で川上とも子さんがパーソナリティを担当。前回の菊池志穂さん共々この2人は歴代
「トゥルーラブストーリー」ラジオのパーソナリティだった訳で、すると来週は「3」のパーソナリテ
ィだった豊口めぐみさんが登場?と「トゥルーラブ」ファンとしてはつい期待してしまったり。や、
小倉嬢ファンには悪いですが、やっぱりラジオのモノローグパートで数年ぶりに七瀬かすみ(川
上さんが演じていたキャラで、「トゥルー2」の裏ヒロイン(笑)。本当のメインヒロインは永野愛さ
ん演じる森下茜だったのですが、シナリオ的にはどう見てもかすみの方がメインヒロインだった
ので一部でそう呼ばれていました)の声が流れてくれば、シリーズのファンとしては嬉しくなって
しまいます。と言うかまた一人で小躍りしてました(笑)。いっそ両方のファンを取り込むという意
味で番組構成を前半は「トゥルー」シリーズの声優さんが担当、後半は小倉嬢が担当くらいに
すれば看板に偽りなしと言えそうなんですが、どーですか、文化放送&エンターブレインさん?

 先月買ったタンノイのスピーカーですが、音の調節で結構悪戦苦闘していたり。やはりバスレ
フのダクトが後ろについている関係で、背面の壁との距離が近い為どうしても低音が上手くコン
トロールできず、聴いている曲によっては音がノイズっぽくなったりとなかなかに手強いです。ス
ピーカーを乗せている板がちゃんとしたスピーカースタンドではないので、振動がスピーカーに
伝わってしまっている可能性も高いんでしょうけど、スピーカーを前後左右にずらしてみたり、ダ
クトに入れる付属のスポンジを市販のものに変えてみたり、おまけでRCAケーブルも変えてみ
たりと色々試して、現在はスピーカー背面のカーテンの裏にホームセンターで買ってきたグラス
ウールを貼り付けて試聴中。防音効果のあるグラスウールが過剰な低音をそこそこ吸収してく
れている感じはするのですが、それでも音のボワボワ感は完全に解消されず。まぁ部屋の内装
を根本的に変えれば解決する問題なのですが、モノに溢れかえった自室を模様替えするのは
想像するだけで目眩がしてくるので(苦笑)、ちょっと二の足を踏んでしまいます。
 つーか、オーディオマニアの泥沼にハマってますか、私?・・・ハマってますよねぇ、やっぱり。


02/11/19

 「十二国記」26話。前回より更に悲惨な展開に。桑島さん演じる元お姫様はリンチの果てに
両足を牛に縛り付けられてあわや股裂きの刑に、というとてもNHKとは思えない残虐なシーン
が出てきてマジでびっくり。桑島さんの絶叫だけ聴いているとレイ○されてるとしか思えないです
し、よくこんなのを夕方の6時に放送したなぁと別の意味で感心してしまいました。つーか見てい
た子供達確実に泣いてるって(苦笑)。
 今回話のラストでロリ王女様登場。なんでも原作ではダントツの萌えキャラで、アニメ版での
出番を待望されていた子らしいです。ここらで少しは明るい展開に持っていかないと視聴者か
ら見放されそうな雰囲気だっただけに、切り札投入時期としてはなかなかよろしいタイミングで
はないかと。

 昨日書いたドリキャス18推導入の記事。にしても、今回移植が発表された「魔女のお茶会」
って先々月あたり出たばかりの作品で、しかも殆ど話題にならずに忘れ去られた気がしたので
すけど、何故にこんなに早く移植が決定したのやら。それと「Piaキャロットへようこそ!! 3」の移
植をのんびりとやっていたのは、これを機に一般作から18推への引き上げを狙っていたから
ですか?(笑)
 http://www.zdnet.co.jp/gamespot/gsnews/0211/19/news01.html

 サーカスへ最後のご奉公第2弾、通販で注文していた「うたう絵本1・2・3 ハイ!!」が届きまし
た。以前にもここで触れましたが、これは以前サーカス作品を買ってユーザーハガキを送った
人に期間限定で無料配布していた「うたう絵本」1〜3をセットにして再生産したもので、過去の
体験版やデモを収録したCD-ROMと謎の絵師によるテレカが付いて3800円という微妙な価
格設定の代物です。私の場合「1」と「2」は元のゲームを未プレイで、「うたう絵本3」は「水夏」
プレイ時に貰っているので、正直“とりあえず買っただけ”な感があったり。コレクター魂の悲し
いサガってやつです(笑)。12月に出るダ・カーポファンディスク「D.C. White Season」は
元々のスタッフが殆ど関わっていないうえ6800円(DVD-ROM版のみの初回限定版はフォト
スタンドが付いて7800円)と普通のゲーム並みに高かったりするので、ホントにこれで最後
のご奉公になる可能性もあるのですが。
 で、配布が遅れていた「うたう絵本4」はぼちぼちユーザーの元へ届いたという報告があがっ
ているので近日中には私のところへも届くのではないかと。何やら「ダ・カーポ」のボーカル曲
4曲が全てフルコーラスCD-DAで収録されているとか。ぐあっ、発売日にCDシングル買った
私の立場は?(んなモノ無いって)


02/11/20

 先月はリリースがお休みだった「東京ミュウミュウ」のDVD3巻が発売されたので購入。13
話〜18話収録。1巻に続いて収納BOX付きでしたが、今回はBOXイラストが下着姿じゃあり
ませんでした(笑)。と言うか、1巻の初回BOXイラストも厳密には下着じゃなくパジャマだった
ようで。けどビキニ状態に近かったので殆ど下着にしか見えなかったり。少女マンガ作品の
DVDにしてはやけに大胆なイラストだとは思ったのですが。
 さて、今回は主人公に「君は僕の猫なんだから、勝手にいなくなっちゃダメだよ」と意味不明
なセリフをのたまっていきなり首輪プレイをかます偽雪兎と、それを喜んで受け入れるマゾっ
気全開の主人公のバカップルぶりに始まって、相も変わらず電波出しまくりで小さなお友達置
いてけぼりのストーリーに一人ウケまくり。や、睨んだ通りやはりこの作品はポスト「セーラー
ムーン」なんかではなく、アニメ版「シスプリ」同様おバカなノリ(注・誉め言葉です)で毒電波ゆ
んゆんなC級作品です。たぶんこのバカバカしさを面白いと感じるか否かで作品に対する評
価がガラリと変わるのではないかと。C級作品にはC級作品の楽しみ方があると思っている私
としては、勿論全然OKです。最初から敵に正体バレバレなので敵の目の前でも平気で変身し
たり、変身後の姿はたとえ顔が一緒でも他の人には正体が分からないというヒーロー物のお
約束をあっさり壊したりと、パターン破りな部分もあってそれはそれで面白いと思ったり。でも
それ以外の電波が強すぎて、変身ヒロイン物としての印象は薄い気もするような(笑)。
 で、この作品における作監の神・石野聡氏は17話で主人公のへそ出しパジャマ寝姿を描い
てまたもエロさ爆発。つーか、この作品ってなんかエロいと思っていたのですが、質感を出す
為に作画で一段影に加えて肌に白いテカりを入れているんですよね。それが18禁アニメと同
じような影の付け方になっているので、余計そう感じるのではないかと。あれ、そーいえば確
かこのスタッフって実際「ミュウミュウ」の前は18禁アニメに関わっていたような。
 それと13話から登場した敵幹部の一人でちびっ子キャラの声が「君が望む永遠」で大空寺
あゆ役を演じていた人なので(確かそうだったはず。違っていたらすんまそん)、つい「あんで
すとー」とか「お前なんか猫のう○こ踏めー」とか言い出すのを期待してしまったり。あと野田
順子さんが一人二役演じているマスコットキャラのマシャが活躍する15話では、エンディング
テロップで「藤原ざくろ 野田順子」の他に「マシャ のだじゅん」となっていて思わず苦笑(“の
だじゅん”は野田さんの愛称)。スタッフ、細かいところで遊んでいます。
 とまぁしっかりちゃっかり楽しんでいる私は、無論4巻以降も購入確定です。

 今日の「ミルモでポン」はやや久しぶりにラブコメ絡みの話で、シナリオの暴走ぶりと演出の
テンポの良さもあって素直に楽しめました。前回の野沢雅子さんをゲスト出演させての「いなか
っぺ大将」「ドラゴンボール」「うる星やつら」ネタもマニアックで面白かったですけど、もともとラ
ブコメで始まった作品だけに今日のような話のほうが“らしい”と思うのも確か。加えて感心した
のが演出の細かさ。画面に映っているキャラが脇でもちゃんと芝居しているところが芸細でgood
でした。あとせっかく日高様という美味しいヒール役キャラがいるのに妖精学校編に入ってから
それを活かしていないのは実に勿体ないと思っていましたけど、今回は日高様の出番も多くて
そのあたりの不満も払底。や、18禁ゲー声優ファン的には「もっと北都南さんの出番を増やせ」
と、それだけのことなんですが(苦笑)。
 にしても、今回の「やった、明日はホームランだ」とか、この作品って30代以上じゃないと分か
らないネタがよく入っているんですけど、これって私のよーな世代をターゲットにしてのこと?
 そうそう、この「ミルモでポン」が今年の「現代用語の基礎知識」に載っているそうです。なんで
も小学生の女の子に人気の作品という紹介をされているとか。良質な作品だけに、ちゃんと本
来のターゲット層にも人気があると知ってちょっと安心してみたり。



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