ウチにも「うたう絵本4」が到着。CD-DAで収録のボーカル曲4曲はゲーム本編のものとアレン
ジが違っており、一応CDシングルを買った意味はあったようです(笑)。驚いたのが収録されて
いるショートストーリーにちゃんと声が付いていたこと。「うたう絵本3」の時はCGも使い回し・声
は無しだったので、今回は新規CG(原画は七尾嬢ではありませんが)もあるし、その辺は進歩
したのかなと。
ショートストーリーは2本。1つはR指定程度のHシーンがあって、そんなの全く予想していなか
った私は自室のスピーカーで堂々と聴いていたら突然喘ぎ声が流れてきちゃって大慌て(爆)。
もう一つは謎の新キャラによる謎のストーリー・・・と思っていたらちゃんと「ダ・カーポ」本編に出
ていたキャラだったり。そんな子がいたなんて、すっかり忘れていました(苦笑)。2つ合わせて
30分位の長さでしょうか。
それとスタッフコメントのコーナーで、スタッフ名をクリックすると日向裕羅さんがその名前を読
み上げるという謎のおまけ要素もあったりします(コメントの中にゲーム本編のネタバレがあり
ますので、完全クリアしていない人はご注意を)。にしても日向嬢がまだ出演しているということ
は、いつ頃声の収録をしたのやら。スタッフコメントを読んでも酷暑がどうこう言ってますので、
「うたう絵本」自体の配布は遅れたものの、作ったのはかなり前?
もはや発売することはないだろうと誰もが思っていた18禁ゲー「SNOW」の発売日が来年の1
月31日に決まったそうです。え゛、「クラナド」より早いの?(笑)同じく今年発売されるとは誰も
信じていなかったオーバーフローの「妹でいこう」も12月発売とのことですし、これでお次の永
久発売日未定作品トップ3には「クラナド」が入りそうな気が(涙)。
以下「種」批判にかこつけた素人的演出論。「種」ファンはスルーしちゃって下さい。
私が「種」を見ていて違和感を覚えるのは、作品の視点が主人公に置かれていないからでは
ないかと。どちらかと言うとホワイトベースのミサト艦長とかシャアもどきの方が描写の比重が大
きいものだから相対的に主人公の描写不足が発生して、視聴者が誰の視点を頼りに作品を見
たら良いのか戸惑う結果になっている気がします。
例えば富野作品の場合、作品内における敵と味方の描写比率はほぼ同じであっても、作品と
しての視点は常にアムロなりカミーユなり主人公に固定されていた訳で、それゆえ(主人公に感
情移入できるかどうかは別としても)主人公を通して作品世界に視聴者が入り込みやすい作り
になっていました。「ターンA」の1〜3話なんかテレビアニメとしては異様な程の(それこそ一本
の映画並みの)情報量が詰め込まれた密度の濃い内容で、その中で独特の世界観をきっちり
描写しつつ各キャラの性格まで分かりやすく表現し、尚かついきなりの戦争突入というパニック
と悲劇を描ききった完成度の高さを誇っていますけど、それでも作品の視点がロランを中心に
しているので視聴者置いてけぼりということはなく、こちらが作品世界に浸れる心地よさをちゃん
とキープしています(や、見たけど全然話が分からんかったという人はすんまそん)。対してファ
ーストガンダムをなぞるように物語が進行している「種」は、ストーリーの類似性だけを模倣して
もこういった作品作りでのセオリーを忘れてしまっているのではないかと、そんな危なっかしさを
感じてしまいます。
も一つ比較例を出しちゃうと、主人公が寡黙でその心理が分かりづらかった「ボトムズ」や「レ
イズナー」であっても、キリコのモノローグとかアンナのナレーションできちんと視聴者に作品世
界への導入口は作ってあったし、黙して語らない主人公にもしっかり描写の比重を置いてある
ので作品の視点があやふやになることもなかったでしょ、と(これが「ガサラキ」になると、「種」と
同種の違和感を感じ取ってしまうのですが)。どうもそういう配慮が今のところ「種」には見えない
なぁと思ってしまいます。もっとも4クールと長丁場の作品だけに、その辺の違和感はこれから
解消されてゆくのかもしれませんが、ちこっと気になったのでつらつらと書いてみました。素人考
えなのでとんでもなく的はずれな意見かもしれませんけど、その時はゴメンしてちょ(笑)。
「ぷちぷり・ユーシィ」8話。ユーシィの親友・こころん・・・じゃなかったココルー、絵のモデルに
なるの巻。モデルはココルーじゃなきゃイヤだとこだわった今回の画家、単に眼鏡っ娘が好き
なだけちゃうんかと小一時間(以下略)。
新キャラの関西弁ユーレイの声は「ときメモ2」以来久々に声を聴く前田千亜紀さん。「マリオ
ネットカンパニー」のファンとしては嬉しいキャスティングです。そう言えば「マリカン」を作ったマ
イクロキャビンは昔「プリメ」の移植だか販売元かなんかでガイナックスと関わりがあったような。
今日の「犬夜叉」、大和屋脚本ということですっかり「どれみ」や「ミュウミュウ」のギャグ暴走話
のノリに。や、「うる星」や「らんま」ならこーいうのもアリだと思うんですけどね〜・・・と言いつつ
見ながら結構笑っていた私。原作ファンとしてはちょい複雑な心境かも。
今夜のラジオ「トゥルーラブストーリー」はしっかり小倉優子嬢復帰。残ね・・・じゃなかった、お
めでたうございます。「トゥルー」ファン的には色々想うところもあったりしますが、なんにしても病
気が治ったのは良いことです。
メディアワークスからDMが届きました。曰く『ゲーム版「シスプリ2」が来年3月6日に出るから
とっとと予約しろ。今ならおまけでポストカード付けてやるぞ。ついでに「シスプリ」関連商品が鬼
のよーに出るからこれも買え』と(笑)。分かっとりますがな〜、言われなくてもゲームはデフォ買
い決定です、ハイ。
そう言えば先日阿漕な商法が発覚したアニメ版の「シスプリRePure」、Bパートの方はバラ売
りではなくDVD-BOXにしてサントラまでくっつけて発売するという未確認情報が。それはそれで
資金繰りが大変だったり。そもそもAパートBパート別売りにしないで、普通に30分1話形式で
発売すればいいと思うのですが、何か不都合でもあるんでしょうか。もしやBパートを作っている
元アニメ版「フルーツバスケット」スタッフが、「あんなヘタレアニメな前作スタッフが担当している
Aパートと一緒にされるのはイヤや〜」とゴネたとか?(笑)
昨日書いた「シスプリRePure」DVD情報、本当だったみたいです。で、計算した人がいるの
ですが、前作のDVDは全26話で計49350円、「RePure」は全13話で計41265円。・・・値
上がりしとるやんけ!(怒)完全に足下見られてますな〜。全26巻でなかっただけマシ?
http://www.animate-shopping.co.jp/cago/sister/video/video.htm
お昼のニュースで報道されてびっくりのスクウェアとエニックスの合併話。そう言えばネットゲ
ーと化した「FF」人気で忘れていましたが、スクウェアって「FF」の映画がコケてかなりヤバか
ったんでしたっけ。それでもライバルとも言えるエニックスと合併とはやはり驚き。これでRPG
市場は事実上独占でしょうか。
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20021126AT3KI026626112002.html
プレステ2で「第2次スーパーロボット大戦α」発売決定。来年春予定。新規参入作品は「ブレ
ンパワード」「機動戦士クロスボーン・ガンダム」「鋼鉄ジーグ」。またマニアックなチョイスですね。
つーか「Gジェネレーション」に続きゲームに登場しているんだし、サンライズもそろそろ「クロス
ボーン」をガンダム正史に入れてやってもいいんではないかと(あと「閃光のハサウェイ」も。確
かどちらも公式なガンダム年表には入っていないはず。「ガイア・ギア」まで加えろとは言いませ
んが)。それと「ブレン」ってスーパーロボット系・リアルロボット系どちらに分類されるのやら。
そのうちされるだろうと思っていましたが、やはり「成恵の世界」アニメ化決定。あれだけCD
ドラマ連発していれば、次なるメディアミックス展開としては自然かと。
http://www.bestack.co.jp/narue/
2ちゃんねるのアニメ板では「シスプリ」スレッドがとうとう100個目を突破(現在101個目)。今
週の「RePure」ではAパートで前作オリジナルキャラの山田と眞深が登場、Bパートの春歌のエピ
ソードではガイナックスの平松氏がハイレベルな萌え作画を披露とあって、お祭り騒ぎに一層拍
車がかかっているようです。で、山田と眞深が登場したということは、もしや「RePure」の世界は
前作と繋がりあり?“お兄ちゃん”の声が違うのは前作の海神航は既に死亡していて、最終回で
は今回のお兄ちゃんも死亡、ラストに新たなクローン兄が登場して「わたしは多分、3人目だから」
とかなんとか言って(笑)、妹達はそうとも知らずに同じお兄ちゃんだと信じて偽りの家族ごっこを
続ける、なんていうシュールなオチだったら私はこの作品を“神”に認定しますけど、絶対なさそう
ですね。と言うかめっさ私好みの展開だわ、それ(爆)。単にスタッフのお遊びだったという可能性
が大きいかと。
で、「RePure」をベースにしたゲームボーイアドバンスの「シスプリ」ゲームの発売が決まったそ
うです。う〜む、ゲームボーイ本体も持っていませんし、こちらは見送り気分濃厚かも。
同じく2ちゃんねるのピュアオーディオ板で声優関係のスレッドを読んでいたら、井上喜久子さ
んのアルバムの音質が良いという話が出ていたので、そう言えばしばらく聴いていなかったなぁ
と私も手持ちのCDをさくっと視聴(しっかりアルバム6枚持っていたり)。・・・ぐあ、なんですか、
これは。良いなんてレベルじゃありません。音のクリアさにおいて、他のCDとは別物と言って良
いほど音質が段違いです。段違いすぎます。雑誌「オーディオアクセサリー」付録の高音質録音
CDと比べても充分に遜色ないかと。特に2ndアルバムラストの「うしろ向きのスキップ」という曲
のイントロ部分のピアノは、恥ずかしながら私はこれほど綺麗な音色のピアノの音を今までCD
で聴いたことがないという位綺麗で、それだけで感動してしまったり。なんと言いますか、この半
年あーでもないこーでもないと自室のオーディオ環境をちまちまいじっていた苦悩はなんだった
んだろう、と。音質の良いCD一枚あればそんな悩みなんて必要ないんじゃないかと思えてしまう
気分になってしまいました(無論無意味とは思っていませんが)。
以前坂本真綾さんのベストアルバム「ハチポチ」も同じく音質が良いとここで書いたことがあり
ましたが、正直井上喜久子さんのアルバムは更に上という感じがしました(なんでも井上喜久子
さんのアルバムは音質の良さからステレオ専門誌でも評価されたことがあるそうで)。思えば発
売元のポニーキャニオンは社運賭けているんじゃないかという程デビュー当時から井上喜久子
さん関連にはリキ入れまくりでしたけど(ファーストアルバムは布張り上製本仕様、その後すぐに
海外ロケによる水着イメージビデオ発売、更には月イチ発売の月刊CDを一年間出したり謎の
バスツアーを敢行してみたり、井上喜久子さん作曲の歌をオーケストラで演奏してCDにしてしま
ったり初回特典にタンバリン付けてみたり、そりゃもう色々)、CD制作そのものにもリキ入れてた
んですね。
ただ、だからと言ってこのCDが試聴用にもってこいかと言うと、全曲川井憲次氏作曲によるフ
ァーストアルバムは別として(このアルバムは川井音楽としてもお勧めの逸品)、2ndアルバム以
降の井上喜久子さん本人による作詞作曲の歌は曲の内容そのものが童謡レベルだったりする
ので(「チョコレートのうた」とか「チョキの神様」とか「どうしよう仮面の歌」とか、実に“みんなのう
た”や“おかあさんといっしょ”にぴったりな曲が勢揃い)、これを大音量で聴くのは羞恥プレイに
等しかったりします(笑)。でも音は良いので大音量で聴いてみたいジレンマが・・・はぅぅっ、恐ろ
しい、恐ろしすぎる罠です。
今日はWOWOWが1日無料放送だったので、普段はスクランブルで見られない「キングゲイ
ナー」を視聴することができました。先行放送の1話からいきなり飛んで今日は12話。伝説と化
しつつあるあのオープニングもようやく綺麗な画像で見ることができて満足。話のほうは・・・なん
かロボットアニメというより怪獣アニメになっていました(笑)。謎の遺跡を調査していたら伝説の
巨大オーバーマンが復活。重力を操るというその能力にみんな苦戦、といった展開。って、ここ
まで書いたら「イデオン」そのものな気がしてきたり。ヒロインの一人がその伝説のオーバーマン
に乗り込んでなだめすかす下りはまんま「ブレンパワード」でしたけど。
今回は富野御大自らコンテ担当だった為か、いつもの富野アニメやな〜という印象で、2ちゃ
んねるで大評判の悪ノリ暴走はあまり感じられませんでした。何やらちょうどターニングポイント
となるエピソードの前半だったようで、来週の話を見ないことにはストーリーの全体像が掴めない
感じでした。でも来週からまたスクランブル放送なので見られない罠。こーやってWOWOW加入
者を増やそうという作戦ですか。ズルイ(笑)。
原作版「ちょびっツ」最終巻が発売。初回限定版は全巻収納BOXとマウスパッド付き。これが
更に段ボール箱に入っているものですから、店頭で見た時はとても本には見えなかったり。つー
か肝心の単行本がオマケになっているような。人、これを本末転倒と言う。最近はDVDでも多い
ですよね、こーいうの。
なんかこの作品以降、各出版社が続けとばかりに人気作品に初回限定版を作るようになりま
したが、個人的にはあまり歓迎しない傾向だなぁという感じです。だってこう次々と限定版を出さ
れたら買う方が追いつかないじゃないですか(爆)。や、買わなきゃいいじゃんというツッコミはあ
えて却下ということで。
そう言えば今週の「かってに改蔵」の「いつの間にか限定版を買うこと自体が目的の終着駅に
なっている」というネタは、個人的には耳に痛すぎるネタでした(笑)。ほら、18禁ゲーマーなんて
身に覚えのあるゲームが幾つもあるのではないかと・・・。